結果を急ぐには
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
効果測定。
要は結果はどうなのか?。
と言う検証が常に求められるのが、仕事人として当然のことである。
結果を求められない営利企業は無いであろう。
そしてそれはその組織に属する人間が負うべき当然の責務であろう。
それでは、数値結果とはどのようなことなのであろうか。
最終的には店舗の営業利益が店長としての総合評価であろうか。
しかし、その総合評価の前段階として、売上であったり利益であったり生産性であったりの数値結果が問われることになる。
そしてそれらの数値を出すためにいろいろな施策を打つのである。
売上を上げるために単品を売ったりチラシを撒いたり。
利益を上げるために荒利調整をしたりロス対策したり。
生産性改善の為に工程を見直したり速度を計測したり。
そしてそれらの取り組みから基準が高められたり、売れる仕組みが整えられたりしてその成功した施策が取り入れられて継続していくことになる。
そこで大切のなってくるのは如何に結果を効果的に測定するかということだ。
それには、その結果を出すための施策を変えないで継続していくことに尽きる。
これを試してダメだから数日でまた別の施策に変えていく。
これでは中々その施策に対しての結果が正確に評価出来ないであろう。
その施策の結果をどう評価するかという問題は、同じ施策で継続してやり続けていくからその施策がどれほどの時間を要して定着し、それが結果として表出してくるのかという部分を検討する必要があるのである。
結果を出すのにどれほどの時間を要してどれほどの効果があるのか。
この部分が測定されるなければ、それがその企業や店舗、又は個人の能力として加わらないであろう。
結果はそう簡単には現れないものである。
簡単に結果が現れるのであれば、他企業や他人が簡単に真似出来るであろうし、おそらくその結果自体も早々に効力を失っていくものである。
それだけ、有効に機能する結果に結びつけるには、それ相応の時間を要するものである。
しかしそれは変化への対応とは又別の問題でもある。
コロナ 禍によって売れる商品が変わってきた。
これは有無を言わさずに変化に対応するべきである。
又、コロナ感染予防としてレジの透明シートを設置した。
これもこの状況においては即実行し対応しなければならない施策である。
変化に即対応する部分と時間をかけて検証する部分。
しかし我々は変化への対応はすれど、時間をかけての検証は苦手である。
しかし最終的には時間をかけて検証した者が勝ち残る。
要はいろいろ手を出すことによって瞬間的な結果は得られが長くは続かない。
結果として、いろいろ手を出すがどれも長続きせずに短命で終わってしまう。
結果何も残らないという現実。
それが、結果を急ぐということなのである。
そして、やり続けることが一番の早道なのでもある
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