お盆商戦を占う
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
これほど環境が激変した後でのお盆商戦。
誰もが初めての経験であろう。
よって、今年のお盆商戦は昨年実績など全くアテにならない中で売上予測を立て、単品計画を立てなくてはならない。
最後は「エイッ、ヤッ‼️」と決めて(あきらめて?)いくしかないか(笑)。
今年に限っては、その手法も一理ありだとは思うが、やはり年間で二番目に盛り上がるであろう食品スーパーのお盆商戦。
そして更に言うと利益高も稼げるはずのお盆商戦である。
人材を有効に活用して、8月商戦と12月商戦で年間の粗利高をしっかりと稼がなければならない8月のお盆商戦である。
企業としては将来の為にもこの8月をしっかりと利益確保も含めて精度の高い計画と結果を残したいものである。
とは言ってもコロナショックの後遺症は大きい。
さて、どこまでお盆の帰省を従来の帰省客が受け止め実際に行動するかに掛かっているであろう。
それともう一つは、帰省を受け入れる田舎側の態度にも違いが出てくるであろうか。
個別個別の地域や家での認識の違いもあろうか。
しかし、ここ最近になってからは、より田舎の方がコロナに対する認識が寛大になってきているようにも思えるのだ。
そう言う意味では、首都圏側の遠慮の方が意外に神経質になる恐れもある。
まぁ、いろいろな憶測、推測、そして仮説が成り立つのではないだろうか。
結局は、先日のリモートミーティングの話題にもなったのだが、企業毎、エリア毎、そして極端な言い方にはなあるが、個店毎に今年のお盆商戦の仮説立案が重要になるのではないだろうか。
自店のお盆商戦の特性。
GWでの買物行動把握。
直近での週末買物把握。
上記のような情報から、あくまでも自店での仮説を立案しなければ、今回ばかりは一律昨年と比較してどうこうと言える状況では無い。
個店毎のお盆商戦は本当に状況はバラバラになるであろう。
概ねの予想で言えば、田舎ほど厳しく、都会ほど好調な売上推移になると言うことは予想はつくが、とは言え自店は田舎と見るべきか都会と見るべきははまた個店によって変わってくるのである。
田舎では大は好調、小は厳しい。
都会では大は厳しく、小は好調。
店舗規模によってのメリットデメリットが生じる可能性はあろう。
そう考えると、益々同じ企業でも個店によってその結果はまちまちであろうし、更にお盆商戦といえども普段の食材や冷凍商品等の買いだめ出来る商材は継続して好調を維持していくのではないだろうか。
そして今年は7月後半の4連休をどう見るか。
本来であれば東京オリンピックの開会式の為に予定されていた「海の日」「スポーツの日」が7月の23日(木)24日(金)と重なり、更に週末の土日と連動して4連休となる。
この4連級がすっぽりと空いてしまうのである。
ここで遅ればせながらのゴールデンウィークの再来となるか、相変わらずの巣篭もり継続となるかで、その後のお盆商戦の動向の変わってくるかもしれない。
今からのお盆商戦への仮説。
その為にも今からの対応が急務であろうか。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
おっしゃる通り、まだまだ心理面でのリスク回避から帰省を控える行動は続くでしょうね。まして首都圏を経由したり首都圏からの帰省は相当数減少するのではないでしょうか。
その前提において自分のお店はどのようなお盆商戦の流れになるのかは個店によって大きな差が発生すると思われます。首都圏のお店、地方都市、そして地方の田舎のお店と従来のお盆のお客様の流れを予測した中での計画が必須でしょうか。逆にギフトに関しては早め早めの動きとなり帰省できない分の気持ちがギフトに乗せられて届けられるというスタイルが今年の特徴かと。
投稿: てっちゃん | 2020年7月 3日 (金) 09時17分
今日は東京で100人越えといよいよ第二波が現実味を帯びて来ましたね。お盆商戦も現場の殺気から隔離されているので(笑)大した事は言えませんが、コロナ禍の心理的金銭的影響で帰省はまだ控えるか7月の連休に分散化されるような気がします。中元ギフトの動きにもヒントが有るかも知れませんね。こちらは土用丑も昨年の悪天候がプラス要因になってます。今年は7月、8月の長いスパンで昨対合わせをする必要があるでしょうか。
投稿: dadama | 2020年7月 2日 (木) 17時51分