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2020年7月14日 (火)

在宅ワークに想う

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前のブログで「在宅ワークから見えてくるもの」を記した。

  https://app.cocolog-nifty.com/cms/blogs/600797/entries/92012987

完全に在宅ワークに切り替えると、以前のようにリアルに出社して事務所で顔突き合わせての仕事の評価と違い、明らかに作業をする人間なのか創造的な仕事ができる人材なのかの差がはっきりと現れるという記事であった。

リアルに事務所に一同が集まって顔突き合わせて仕事をしていたときには仕事量が多くて周囲からの評価の高い人間が、いざ一人で誰にも邪魔されずに自宅で在宅ワークという環境になると意外に何も創造的な仕事量が生まれてこないという問題。

  確かにこの事実に対しては理解できる部分はある。

リアルに事業所の事務所で一同に顔を付き合わせていると、いろいろなしがらみがあり、無駄?なコミュニケーションや忖度?があるものだ。
そのような無駄な労力と配慮というものは結構な時間を費やしてしまうものであり、単純に仕事量という面で見ると勤務時間のそのほとんどをそのことに費やしていることもしばしばあろう。

  無駄な忖度に費やす時間を本業に集中できる。

このことによってどれほどの効率が上がるのか。
そのことを知る、という意味では在宅ワーク(テレワーク)が如何に効率的かという事実を知るにはいい機会だったのかもしれない。

  しかし逆にその事によって存在価値を失う人たちも出て来た。

それが、コミュニケーション能力に優れた人達やある意味忖度に秀でた人達であろうか(笑)。

  チームプレーに必要なコミュニケーション能力や他者への配慮。

むしろリアルなチームプレーにおいてはそのような役割を演じる人材も必要なのである。

  彼らの存在がある意味チームの潤滑油として機能していたのである。

その潤滑油の存在がテレワークによって不必要となったのである。
彼らの潤滑油としての存在に助けられていた人たちもいたであろうし、その事でチームや組織内での自分の存在感を高められたという自己有能性を得ていた人も多かったのではないだろうか。

  組織から得られた個人の有能性。

思えば、自己有能性とは組織に属しているから得られる存在感なのである。

  その存在感を得られる組織の存在が今問われているのである。

そんな自己有能感を得られたリアルな組織が崩壊しようとしている今、彼らは何を拠り所に自己有能感を得ようとしているのであろうか。

  この自己有能感は今後どこに寄り何処を求めていくのであろうか。

リモートワークという職場環境の変化により、働き方の環境変化は働く人間のモチベーションの保ち方にも大きな変化をもたらすのではないかと危惧するのである。

  組織というチームプレーの中の世界。

そこはリアルな人間の集まりであり、そこから生まれるチームプレーという場が存在するから、そこから個人個人が自らの存在価値を認識し、その価値が自らの働く意欲を掻き立てる源でもあったという事実。

  その事実から目を背けてはいけない。

それを認識した上で、敢えてリモートワークという仮想空間を見ていきたいものである。





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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
今回の騒動によりリモートという人間同士の接触の仕方を経験してみて、やはりリアルな人間同士の交流する場の存在が本来の姿であり、そこから人間は成長発展、そして文明を開発してきたのであることをもう一度認識すべきなのだろうと思うのです。
最近はリアルの本質が徐々に廃れてきているという懸念がありましたが、今回を機に再びリアルに人間が移動し接触することの大切さを再認識するときなのかなと思っております。

投稿: てっちゃん | 2020年7月15日 (水) 17時04分

リモートワークのメリットは多々あれど私達の職場はやはり現場有りきだと思うのです。
この業界も大なり小なりコロナ禍からの働き方の変化は生じると思いますが見失ってはならないのはリアルなお客様が居るからこそ成り立つ仕事。
顧客満足と従業員満足の共振点をどのように高めていくのか?再度私も現場に立ち返りトライしていきたいですね。

投稿: dadama | 2020年7月15日 (水) 11時15分

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