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2020年7月11日 (土)

7月の動きから

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


7月も早いもので10日が過ぎてしまった。

  今月の動向は?。

この業界はやはりコロナ感染者数との関連が強いようである。

  今月に入り東京都の感染者数が再び急増。
  全国の感染者数もそれに比例して上昇中。

都知事は再び県を跨ぐ移動の自粛要請を出した。
しかし、以前の強烈な横文字の標語は影を潜め、地味な漢字の羅列の標語に表現が変わり、出来るだけ地味に地味にという印象だろうか。

  そうやって経済への影響を極力低減して行こうという趣旨か。

いずれにしても、今月から再び全国的にも都内でも感染者数が再び増加に転じて、その勢いは衰えていない。

  そうなると再び人々の意識が巣篭もりというムードに一転。

その結果として、一時は外出、外食という以前の生活パターンに戻られた方が多かったのであろうが、再びの自粛ムードが我々スーパー業界への素材購入、家中調理と飲食という以前の徹底されたパターンに戻られた方もいたのであろう。

  その結果としての今月の業績。

要は徐々に5月から6月、6月から7月とトーンダウンしながら少しずつ普段に戻る流れになっていくのかと予想していたが、5月後半から6月上旬のお客様の流れに戻ったような感じである。

  そこに営業時間もチラシも元に戻る流れが一致したことも大きいであろうか。

しかしだからと言って夜のお客様が増加しているわけでは無い。

  相変わらず日中のお客様の単価増による売上げ拡大がメイン。

やはり巣篭もりに戻る傾向のお客様が増えているのであろう。
こちらのエリアも、ここ一週間程度の間に一気に20人程度の新たな感染者が見つかった。

  そんな事実が外出や外食のムードを一気に解消させてしまうものである。

そんな空気が再び広がれば、月後半の夏休みやその後のお盆商戦へも大きな影響を与えていくであろう。
やはりお盆商戦は当初見込み通りの流れになっていくのではないだろうか。

  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2020/07/post-e79af0.html

そして店舗としては「自分のお店はどのような流れになるのであろうか?」という仮説を個店毎に立案しかなければならないのが今年の大きな特徴であろうか。

更に、7月といえば「土用丑の日」。

  今年は火曜日が丑の日となる。

平日の丑の日は全般に食品スーパーにとっては好都合となる。
特に火曜日となれば、前々日の日曜日との差が二日間となる為、19日の日曜日からお客様は遠出や外食を控え、鰻に関しても自宅で食べる行動パターンが多くなるであろう。

  日曜日〜当日火曜日までは大きなチャンスとなろう。

そしてその流れがギフト商戦にも連動し、今年のギフトの動きは都市部ほど高まるであろう。

  田舎には帰れずとも気持ちだけは。

そんなリモート帰省が今年の特徴となろうか。
そしてお盆商戦は都市部ほと普段の食材をメインに通常であれば田舎でご馳走を頂く暮らしが、今年は自宅でご馳走を頂く暮らしへと変化する。

  帰省コストを食材へ費やす今年のお盆の暮らし。

今年のお盆商戦は自信を持って臨みたいものである。










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コメント

第01肉屋さん、コメントありがとうございます。
矛盾だらけの要求に振り回されている様子が手に取るようにわかります(笑)。
しかし焼肉に20フェースはすごいなぁ〜。
見てみたいものです👍。

投稿: てっちゃん | 2020年7月11日 (土) 23時38分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
そして買い上げ点数拡大における時間帯別MDと部門別MDの重要性。
勉強になりました👍。

投稿: てっちゃん | 2020年7月11日 (土) 23時36分

客数の減少が目立ちます。
コロナ過で利益は良くても税金対策でガンガン投資に消えるので、回転率をあげろ、無駄を省け、無駄な残業をするな、生産性をあげろ、service残業をするな(私に対して)

人が減るからいままで楽出来た部分を自分で全部補わないと売場も回らず、時間があっても映える売場にするのにお昼12時回って売場に物が出来てからようやく売場を形成、構築して自慢できる売場に変形することが出来るのが唯一の自己満足(オ〇ニー)。

焼肉を売り込もうと20Fくらい使って今日気合入れました。

投稿: 第01肉屋 | 2020年7月11日 (土) 18時17分

酔っ払いの戯言をあちらで拡散されてしまい、これからは盗聴にも気をつけねば(笑)。
引篭期間ですので直近の話題には絡めませんが、コロナ禍の売上を見ると客数ダウン、買上点数アップで客数ダウン以上に買上点数アップの貢献度が高く業績に結びついているのでしょうか。
コロナ禍がいつまで続くかは未定ですが平常時に戻った時に買上点数を如何に維持するかが課題であると思うのです。今のうちに買上点数に拘った運営をする事が平常時になっても売上と利益を安定させる。それが先日の酔っ払いの戯言の肝でしょうか(笑)。

投稿: dadama | 2020年7月11日 (土) 17時21分

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