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2020年7月 7日 (火)

階段を造る

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今までも同じ言葉でいろいろな記事を書いてきた。

  その中の一つに「階段を登る」がある。

目標は同じ「業績」というワード。

  自らの業績を達成するために「どの階段を登るのか」。

そして、その階段とは企業によって用意されているのが一般的だ。

  A社は価格という階段を用意。
  B社は品質という階段を用意。
  C社は品揃という階段を用意。

商品の選択基準だけでも上記のような企業毎の優先順位を用意して、自社としての基準を持っているもの。
更には、業績を改善達成していくためのステップとしても、企業毎にどのような階段を登って業績改善のステップアップをしていくかの指標が用意されているのが一般的だと思っていた。

  A社は徹底して点数を高め売上を上げていく階段。
  B社は徹底してロスを抑え利益を上げていく階段。
  C社は徹底して関連販売から相乗効果を出す階段。

上記のように、企業毎に業績達成の為に、企業のトップや創業者が築いてきた商売の本質を現場で伝授しながら規模を拡大させ、その伝授によって育ってきた部下や親族達がその創業者の意思を引き継いで、その商売の原点をある程度の企業としてのマニュアルのような手引書にしてまとめられてきたものが存在するのである。

  それがその企業の業績へ向けての階段であると考える。

先日のリモートミーティングの際に「階段の登り方」が話題になった。

  ある企業の店長が言った。

「当社は最近企業同士の連合により、大手企業の経営手法や店舗運営手法が当社にも波及されつつあり、現場で従来の階段を登ってきた店長以下の店舗従業員が戸惑っているのです。」

  そんな声があった。

それは今まで、企業として全員がその階段を登ることによって一様に業績改善が為され、企業の方針として出されたその階段の有効性を発揮し、更にはその階段を登ることを奨励し評価されてきた現場の人間達が、ある日突然その階段が否定され新たな階段を示されても、そう簡単にはその階段に乗り換えられない現実はあろう。

  従来の階段を登るために構築された全てのシステム。

そのシステムすら足かせになっていくのであるから、簡単に階段を乗り換えることはできないのである。

  しかし企業連合によって生産性を高めるのが連合の本来の意味。

よって、そのことを理解し、早々に新たな階段を理解することから始めなければならない。
逆に言うと、従来の階段から新たな階段に移行した現場が最優先で評価されると言うパラダイムになったのである。

  またこんな声もあった。

「当社には階段が無いのです。」

  それ相応に規模のある企業の店長の言葉である。

「階段を皆で構築していこうと言うトップの意向なのです。」

  要は今の企業スタッフで一つ一つ自社流の階段を構築していこうと言うもの。

それはそれで、それに関わった人間達は、自分で創造した階段であるから愛着もあるだろうし、その後の定着化においてもそれに関わった人間達が率先してその階段を奨励し、現場に浸透させていくことは容易に想像できる。

  しかしその階段も長い年月をかけて企業に定着していくもの。

それ相応に規模のある企業が、今後地域内で不動の存在価値を得ていくかどうかの瀬戸際でもある、企業理念でありコンセプトの立案。

  その企業の登る階段には必ず理念が存在する。

その理念が、働く従業員達の魂を奮い立たせる求心力を持つかどうかが大きなポイントであろうか。






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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
企業の階段を登ってきた我々世代にとっては、その階段は自分人生そのものですから企業連合によって従来からの人生を否定せざるを得ない階段の乗り換えは
相当な苦痛を伴うのでしょうね。
同じ階段で定年を迎えられたことはむしろ幸せなのかもしれませんね。

投稿: てっちゃん | 2020年7月 8日 (水) 07時49分

今の時代だからこそトップの思いは大切でしょうし極論を言えばファンや信者にならねばと思うのです。宗教じみてますが(笑)。私達の仕事はロボットでは出来ないのですから、人間臭く居られる職場だからこそ、企業規模に拘らずトップの思いが一気通貫で伝わる体質、更には現場の意見もストレートに伝得られる職場環境は物事が目まぐるしく時代には大切だと感じます。

投稿: dadama | 2020年7月 7日 (火) 10時49分

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