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2020年6月17日 (水)

店内を縫う

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


よく「縫うように歩く」と言われる。

  縫い物をする時の針の動きに似た歩行。

我々小売業の従業員は、店内での歩行においては、この「縫うように歩く」を実践しているのである(笑)。

  店内を闊歩するお客様。

そのお客様は自分の購入したい商品を探しながら、時に不意に気を取られて立ち止まり、不意に左に曲がって中通路に入ったり、時に中通路から主通路から飛び出してきたりと、我々が商品陳列の為にカット台(商品を運ぶカート)を押しながら歩いているのと同時に店内を自由気まま?に闊歩しているのである。

  ごく稀にではあるがお客様と接触してしまう時もある。

以前(店長になりたての頃)は結構お客様に接触したものだった。

  15分で1台の品出し。

そんな目標を持って品出しをしていた為、それが優先して目の前のお客様の突然の動きに対応できずに思わず接触してしまうというものだった。
  
  “なんで急に曲がるかな!”

そう思いながらお客様に謝罪して体の痛み等を確認して、頭を下げることを繰り返していたように思う。

  まだその時は店内を縫うように歩くという芸当は身につけていなかった。

それがどのタイミングからであろうか、店内を(というよりお客様の間を)縫うように歩けるようになってきたのである。

  別に体にモーターを取り付けた訳ではない(笑)。

お客様の動きが察知できるようになってきたのである。

  何故か?。

それは、後ろからお客様の後を追いかけならがカット台を押して歩行するのであるが、目の前のお客様の目を見て行動するようになったからである。

  前を歩くお客様の目を見る?

“そんなことできる訳ないでしょ!”

  確かに直接は前を歩くお客様の目を見ることは出来ない。

でも、前を歩く人の目を見ようとするつ、その一挙手一投足が見えるのである。

  “あっ!、左に曲がるな”
  “あっ!、立ち止まるな”
  “あっ!、振り返るかな”

それが、ある程度の精度で読めるようになったのである。
それは、お客様の目先の風景と合わせて、頭の動きから目の前を歩くお客様の行動が見えるようになってきたのである。

  “またまたてっちゃんそれは言い過ぎだろう”

いやいや、本当に読めるのです(笑)。

  そして結果的に当方はお客様の間を縫うように歩行するのである。

かと言って、お客様の歩行速度よりも早く追い抜いていく訳ではなく、立ち止まったお客様の間を徐行しながら抜いていくという店内歩行。
この技術を身につけてからの品出しスピードは画期的に速くなったかどうかは分からない(笑)。









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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
売場であり商品でありはいろいろな角度から語られてきましたが、いざお客様目線で我々の売場がどう映っているのかという視点で販売側がとらえる場面はほとんど無いですね。
特に普段から来店されているお客様目線。
その代行を務めるのがお店のパートさんでしょうか。もっともっと彼女たちから見た売り場を改善につなげていきたいものですね。

投稿: てっちゃん | 2020年6月18日 (木) 09時43分

貴重な時間を割いて来店されたお客様なのですから存分にお買物を楽しんで頂きたいですね!
抽象論ですが気持ひとつで場面が変わるのも人間らしさかと。
現場に戻れるなら商品を語る以前にお客様を迎える心構えをメンバーと極めてみたいですね(笑)。

投稿: dadama | 2020年6月17日 (水) 19時59分

k,kさん、コメントありがとうございます。
効果的な方法?。
やはりそこは殺気立った面持ちで足早にカートを押し、売場では威圧感を十二分に漂わせて黙々と品出しをし、完了してからようやくニコッと笑顔で「お待たせしましタァ〜、とやれば完璧でしょうか(笑)。

投稿: てっちゃん | 2020年6月17日 (水) 12時25分

そんな技術があるとは! 今度意識しながら品出ししたいと思います、ついでにご相談です。鮮魚の10段カート等を持っていくとお客様が集まってその場で品定めが始まります。遅くなってごめんなさいねーと言うと[気にしないで、おばちゃん達の楽しみなんだから]とは言ってくれるものの品出しが止まってしまいます。長引いている時は強引に大きな声でよろしいでしょうか?動きま〜すと引いてしまいますが何か効果的な方法あれば教えてくださいm(_ _)m

投稿: k,k | 2020年6月17日 (水) 12時20分

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