人事異動と成長機会
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
好むと好まざるとに襲ってくる「人事異動」。
大方の人事異動はある日突然襲ってくるのがほとんどであろうか。
店長や人事部長から突然呼び出される。
「実は内示が・・・」。
そこで思うのは、
“なんで俺が⁉️”
逆に、その内示を受けて、
“やっぱり俺か”
そう思うのは極々稀であろうか。
それだけ、大方の人事異動は自分にとっては不都合な場合が多いということだ。
しかしやっぱり人事異動は好むと好まざるとに襲ってくるもの。
よって、人事異動を如何に自分にとって「チャンス」に変えられるかが、本人にとっても大きな節目となるのである。
“今回の人事異動で新たな自分を創造しよう”
そう思えれば、これを機に新たな自分の側面を生み出すことができるというものである。
売上の高いお店への異動では販売量でチャレンジができる。
売上の低いお店への移動では販売技術を習得できる。
都会のお店では、夕方以降の作り立てでの販売力が身に付く。
田舎のお店では、イベント時の際物商材の展開力が身に付く。
よって、今現在の環境から大きく変化するような人事異動はチャンスと見るべきであろうか。
それは売場と数値の因果関係を広い視野で経験できることにある。
その為には、いろいろな環境において52週の売場作りと結果との因果関係を身につけることによって、販売力の懐の深さを身につけることができるのである。
また人事異動が数年無かった場合。
この時にも、同じお店、同じ売場、同じお客様との関係においても、前年、前々年と比較して今の売場の流れや自分が仕掛けた行動から、どのような結果になったのかの検証が時系列的に見ることが出来るのである。
この因果関係を時系列的に見えることも重要な能力である。
それは同じお店で3年以上在籍しなければ見えてこない経験値である。
それだけ人事異動とは好むと好まざるとに関わらず自分にいろいろな可能性を与えてくれるものである。
大切なのはそれを自分にとってのチャンスと捉える習慣であろうか。
また、店舗や売場、商品やお客様との関係だけでなく、店舗の従業員との関係も人事異動によって変わっていくということである。
特に職場の従業員との関係は変なしがらみが生まれてくるものである。
そんなしがらみを白紙に戻して、リセットしてゼロからリスタートさせてくれるのも人事異動の醍醐味であろか。
そこでの新たな出会いがあり発見があり学びが生まれるのである。
それを掴み取るかどうかは自分次第である。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
部下の運命を握る。
マネジメント層が一番肝に命じなければならない前提でしょうか。
自分の過去の部下だった人間がどのようなキャリアを歩んで今に至っているのか。
もしかするとそれがその人間の通知表なのかもしれませんね。
そのプレッシャーを十二分に感じながら組織運営をすることが組織強化の最大のポイントかと思われますね。
投稿: てっちゃん | 2020年6月24日 (水) 08時56分
人事異動も通知表的要素もありますね。通知表をつけるのは上司ですから上司の資質が部下の運命を握っているとも言えますね。
評価を受ける部下以上に評価を下す上司の方がプレッシャーを感じねばならないと思います。
投稿: dadama | 2020年6月23日 (火) 21時07分