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2020年6月10日 (水)

職場環境

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


職場環境。

  従業員はこの環境次第で如何様にも変化する。

前向きな環境であれば、従業員が前向きに売場作りや発注に連動し、その結果として知らず知らずにそれが売り場に連動して、その売り場にお客様が反応して来店客数が増加していく。

後向きな環境であれば、従業員も後向きに売場作りや発注に連動し、その結果として知らず知らずにそれが売り場に連動して、その売り場にお客様が反応して来店客数が減少していく。

  職場環境。

それは「職場環境」が人を変えるのか、「人」が職場環境を変えるのか?。

  当然、「人」が職場環境を変えるのである(笑)。

それでは「人」が変われば職場環境が変わるのか?。

  一度確立した職場環境は早々変わらない。

前述として「前向きな環境」と「後向きな環境」と言い表したが、職場環境が前向きか後向きかという空気は非常に重要である。

  この空気が従業員感染していくのである。

まるで新型コロナウイルスのように(笑)職場内を空気感染させてしまうのが、職場環境とでも言い表せようか。

  それではどうしたら「前向きな職場環境」に変えられるのだろうか?。

それは、その職場内での評価制度に依るのである。

  前向きに行動したら褒められる。
  前向きに行動したら給与が上がる。
  前向きに行動したら全社の事例として取り上げられる。

等々に、企業として店舗として、個々人の前向きな姿勢を評価する制度が整っていることは非常に需要なファクターとなろう。

  店舗内で全社1位を取ったら全体朝礼で表彰された。
  販売コンクールで全社1位を取ったら社長から表彰状を頂いた。

特にパートさん一人一人が店舗内や全社で評価されるという制度が積極的に活用されている企業や店舗では、前向きな環境は創造しやすいと言えるのではないだろか。

  これはまた「逆も真なり」であろうか。

積極的に全社1位を狙ったが逆にロスが発生して利益が大幅に減少した。
その一時だけの事例から、前向きな姿勢を二度ととらなくなったという事例もまた数多い。

  要は確率の問題である。

「前向きに挑戦する姿勢」を持つ従業員がどれだけの割合で組織内に存在しているか。
これによって、職場内の空気は「前向き」であるか「後向き」であるかが決まるのである。

  それを推進出来るのはやはり組織のリーダー。

そして、組織も個人も成功と失敗を繰り返しながら成長していくものであるし、それに連動して来店客数も増減していくものである。

  更に組織や個人には、挑戦し続ける資質と挑戦しないことを続ける資質がある。

是非、挑戦し続ける資質になるまで、失敗から多くを学び次への成功のステップにしていく資質を組織全体に植えつけていきたいものである。





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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
現役復帰。
楽しみですね(笑)。

投稿: てっちゃん | 2020年6月11日 (木) 09時46分

確率とかゼロサムとか難しい言葉は苦手なのと最近やらされ感満載の仕事に追われてるので今日も手短かに・・・「スーパーは楽しくなきゃ」
お客様もお取引様も従業員も楽しくなきゃですよ。現役復帰までもう暫くお待ち下さい(笑)

投稿: dadama | 2020年6月10日 (水) 20時48分

ただのバイトさん、コメントありがとうございます。
核心を突いてますね(笑)。
確かにこの業界はゼロサム市場。
よって業界全体でも企業内でも、更には店舗内でも競争が蔓延っているのも事実。
しかし振り返ってみれば人間だけではなくこの地球の下の全ての動物は競争と共生の歴史の繰り返しではなかったでしょうか。
そして私はこの業界の競争環境が好きです。そしてその競争を勝ち抜く為に必要な人間的な要素、組織的な要素を人間の暮らしの変化に対応しながら必要なものを得たり失ってきたのだと思います。
そして未経験の者たちを中心に新たな効率化が図られ、ベテラン達が持つ競争に必要な内面的な強さを失ってきたのも事実。
いつの時代でも若者はベテラン社員の硬直化を憂い、ベテランは若手社員の優柔不断さを嘆く。
それを組織的に共生させられるかが、組織の競争力を保てる最大の課題かと私は思っています。
共存とは単にお互いに干渉し合うことなく独立して生きることであり、共生はお互いの能力を認め合い、その異なる能力をお互いに補完し合ってタッグを組んで組織力を高めていくこと。
そのためのリーダーの考え方と組織運営能力が、組織の、そして個店の競争力の現れだとも思っています。

投稿: てっちゃん | 2020年6月10日 (水) 07時29分

はっきり言ってこの業界、性格が悪い人が上から下まで多すぎですよ。年齢関係なく「老害」が多すぎです。

そもそも不都合な事実として認めなければいけないのは、残念ながら国内の食品スーパーは成長産業ではないのです。今後日本の人口は減り、日本人の食事の回数が1日3度から増えるということも考えにくいので、1億2000万人×3食で、1日3億6000万食という限られたパイを、内食、中食、外食に携わるすべての飲食ビジネスで奪い合うという構図(ゼロサム市場)。
パイが増え続ける成長産業では競合店ができても、自店も競合店も伸びていくという構図(プラスサム市場)ですから。
ゼロサム市場では競合に対して、あるいは自らの仲間に対してであっても、人の成功は自分の失敗であるという構図になりやすいものです。出る杭を潰したり、自分をいかに守るかという点に頭が行って行ってしまう。

確かに技術はある人なのかもしれませんが、不快な思いをさせる人、やたら初心者に厳しくて、委縮しつつも初心者が質問したことに対して、冷たく突き放す人も多い。せっかく最初の一歩を踏み出したのに高圧的に思い切りへし折りに来るベテランと言う名の老害。
特にどこの部門とは言いませんが、専門職的な部署、その専門技術しかアイデンティティがなくて、そこを誇るしか自らの存在価値を証明できないので、他人に攻撃的になる。

他にも
・なまじ結果を出して自分の仕事の在り方が絶対的になってしまい、「こうあるべきだ」と別の価値観を否定する
・「~年やらないとダメだ」とか経験年数が長いことをやたら強調したり、そこに変なプライドがあって変な価値観を押し付ける
・時代の求めるニーズは常に変わっているにも関わらず、そこに対応できないばかりか、業界の変化の方を憂い出す
・作業の効率化、合理化を否定して根性や気合が大好き、「自分が若い頃に経験した苦労を同じように経験させたい」とか、自分が過去に散々頑張って今のレベルに辿り着いたのに、若い人が効率的(なツール)に(よって)経験値を蓄積していくことが許せないとか(=ただの意地悪)
・後輩に挑戦機会を与えない、自分にしかできない仕事だとか、自分が一度座って役職を意地でも守り抜く

これらの悪い空気は、リーダー的なポジションの方々が良い空気、行動規範をしっかり浸透させていれば軽減されますが、ほとんど風通しが悪いまま放置ですね。

投稿: ただのバイト | 2020年6月10日 (水) 01時44分

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