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2020年7月 1日 (水)

ブランディングを進める2

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日はブランディングを進める、を記した。

  自店のポジショニングを知るという情報収集。

自店は基礎商圏の中でどのような位置づけにあるのか。
それをパートさんの買物体験から収集しようとし、そこから見えてくる情報から競合対策へ繋げようという施策。

  今日は店舗の横串について。

ブランディングとは企業イメージの確立。
そして店舗を主体に見ていくと、ブランディングとは店舗イメージの確立となる。

  基礎商圏の中で自店をどのようにイメージしてもらうか。

その為には、本部主導の部門別縦割りの施策のみでは、商圏内のお客様へのイメージ作りに対して、店舗という一個の商品化という意味ではインパクトに欠けるのである。

  店舗という一個の商品としてのインパクトを如何に強めるか。

そこに店舗としての横串が重要となってくるのである。
ブランディングを意識した「安さ感」「鮮度感」「豊富感」「作りたて感」「賑わい感」等を如何に店舗一丸となって作り上げていけるか。

  食品スーパーの店舗には青果や鮮魚といった部門が存在する。

それらの部門は本部商品部のマーチャンダイジングによる統一された品揃えと商品が展開されている。
よって部門運営は本部商品部が主体となった運営となる。

  そこに店舗の店長の存在は大きくは反映されない。

しかし、企業のブランディングではなく、店舗のブランディングを進めていくにはそこに店長のリーダーシップが必要となる。
それは、店舗を一つの有機体として基礎商圏内のお客様に強烈にインパクトを与えなくてはならないからである。

本部商品部主導のバイヤーが思い描くバラバラなブランディングではなく、店舗の店長が商圏内の情報から自店を強烈にイメージしてもらうブランディングを全部門へ意思統一を図り、各部門が各々の役割に応じて徹底して実践しなければならないのである。

  そしてそれを継続的にやり続けて初めて商圏内で認知されるのである。

あくまでも、あそこのお店の◯◯部門は、△△だわ、という部門限定のイメージではなく、あそこのお店はいつ行っても△△だわ、と言わせる物でなくてはならない

  その為には店長のリーダーシップによって部門の横串を刺さなければならない。

その結果として、店舗が一丸となったときに初めて、お客様は店舗を一つの有機体と見てくれるのである。
そのようなイメージを植え付けられたなら、その情報は口コミとして徐々に地域内に浸透し、気がつけばいつの間にかそのイメージ通りのワンストップショッピング性が確立されているのである。

  それだけ横串の刺さった店舗は強い。

そして、ブレない。

  ブレないからワンストップショッピング性が高いのである。

新鮮、お買い得、豊富、見やすい、歩きやすい、清潔、笑顔、等々のイメージがどの売場でもその店員でも一様になされている。

  そこに横串の刺さったリアルな店舗の強みがあるのである。







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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
「作」と「演」そして「調」。
まずは作と演が切磋琢磨して同等にレベルを上げていく必要があるのではないでしょうか。
どうしても商品を持つと情報が増え優位に立つ傾向がありますが、逆に言うと現場のリアルなお客様を誰よりも知るのがそのお店のメンバーであり店長でもある。
その事実と日頃の販売力の磨き込みによって、作と演が同等の高いレベルでレベルの高い商品をレベルの高い販売力で売場展開することが出来れば、それは絶対的な競合対策にもなると思います。
じゃ〜、レベルの高い販売力とはどのようなものなのかという議論はあるでしょうが(笑)。

投稿: てっちゃん | 2020年7月 2日 (木) 00時07分

素晴らしいシステムや仕組みを備えていても動かすのは人ですから。リアル店舗である以上人のモチベーション最大化は1番の武器になりますよ。
標準化や仕組み化も指標としては大切ですが標準以上に志の高いメンバーは多くいるのですから人を機械的、ロボット的指標に縛るのは如何かとおもいますね。企業としての考え方もあるとは思いますが。人の力を信用し最大限に発揮させ、ひいては個店力を高め、個店の総合力が企業力になる・・・7.8年前に前社長と議論した話題ですが、
作、演、調のバランスを考えながらも先ず演技力を上げてより良い作品や舞台を作っていきたいですね。

投稿: dadama | 2020年7月 1日 (水) 14時43分

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