復帰
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、ある女性から電話があった。
「以前バイトしていた〇〇ですけど。」
電話があることは事前にある人から聞いてはいた。
「おおっ!、久しぶりだな(笑)。」
同様の電話がその後にも鳴った。
二人の元バイトからの電話。
二人とも友人同士であり、大学は別でもこのコロナ禍によって大学の授業が後期(10月)から開始というスケジュールらしい。
大学での授業は二人ともリモート学習がメインであり、午後からの時間帯と週末は共に時間が空くという。
どうせそんな日々が続くのなら。
という訳で、高校時代にアルバイトをしていた当店で、再び10月までの期間にアルバイトでしっかり稼ぎたいという気持ちになったという。
嬉しいことである。
二人とも高校時代は部活や勉学に精を出しながらも、当店でのアルバイトもしっかりとこなしていた。
よって、二人の復帰に対しては、当時に部門にチーフやパートさんたちが一番喜んでのである。
「またあの子が戻ってくるの!。」
頑張ってくれた子の思い出は多い。
だからバイトたちもすんなり溶け込めるのであろう。
そんな子たちのバイトの選定理由は、時給の高さでもなければ職種でもない。
一人の人間として評価してくれる仕事先の社員の有無。
おそらくこの事に尽きるのではないだろうか。
やれる期間も、6月後半からせいぜい9月いっぱい。
それでも、この時期からは夕方以降にお客様はシフトしてくるだろうし、お盆商戦にいてくれるのは助かるものである。
彼女らにとっても、当店の存在は大きなウエイトを占めているのではないだろうか。
高校生活の一部をこのお店でアルバイトをしていた経験。
そこで知り得たパートさん達は、大方がこのお店で働き続けるもの。
いずれ戻ってきた彼女達を、同じ職場で働いた経験を持つパートさん達が、笑顔で迎えてくれる。
それはそれでこのお店の地域貢献と言えるであろう。
そういうことを繰り返しながら、お店はその地域に溶け込んでいくのである。
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コメント
第01肉屋さん、コメントありがとうございます。
魅力ある主任とは?。
目指す方向性が明確であり、その方向性に皆を向かわせ、そして皆が同じ方向を向いて成功したら皆でそのことを喜び、再び新たな方向性を示す。
是非、そんな存在になって欲しいものですし、そこに向かっているのではないでしょうか。
投稿: てっちゃん | 2020年6月20日 (土) 23時00分
dadamaさん、コメントありがとうござます。
本部マニュアルに従いながらも、そこに人間的な繋がりを大切にする組織風土が後々に強力な助っ人になってくれることは経験者であれば自明の理と言えるのではないでしょうか。
投稿: てっちゃん | 2020年6月20日 (土) 22時56分
魅力ある主任にならバイトはついてくるだろうけど、まだ魅力どころか常識に欠けてる自分には、限りなく不足なモノに感じます。
息抜きが出来ない職場で働いてもらえるには、自分が変わるのが一番だと感じますが、日々肩の疲れが日に日に増して、あー、service残業のし過ぎのせいだろうなぁと感じるけども、魅力ある売場のために自己犠牲精神で何かに向かって日々黙々と売場構築、売場演出、現場指揮しています。
投稿: 第01肉屋 | 2020年6月20日 (土) 20時07分
スーパーは血の通った人間により成り立っている現実。将来はロボットに独り言を言う時代になろうと今の業績の積み重ねが将来を築き上げるのですから。お客様も従業員も人の集う場所を築き上げるのが店長の最大の使命かつ働き甲斐ですよね。
投稿: dadama | 2020年6月20日 (土) 18時19分