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2020年6月 3日 (水)

リアルな魅力

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


コロナショックにより新生活様式という新たなワードが生まれた。

  新型コロナウイルスに感染しない新たな暮らし方。

要は、このウイルスと共存していくための生活指針である。
そしてそのひとつにリモートワークという新たな働き方の提案がある。

  実践した6割の方が今後もその方式を支持したいという。

ということは、今回の新生活様式にしても、そこから定着していくものも多いのではないだろうか。
特に上記の様にリモートを駆使した教育面に関しては、教育される世代を考えても、リモート教育に違和感を感じない世代はリアルに集まらないで自宅や企業内でお互いの移動を避けながらの教育形態は今後さらに進化していくかもしれない。

昨日のリモートミーティングにおいては、教育関係の仕事をしている方とのミーティングを持ったが、今現場でもリモート研修会も立ち上げてはいるが、やはり店舗での実践的な研修会や講習会においてはリアルという要素は外せない部分があるのであろう。

  一方通行でのセミナーはリモート。
  相互交通でのセミナーはリアルに。

そんな整理が為されつつある様だ。

  とは言いながらリアルな我々業界はどうなっていくのだろうか。

先日、あるアルバイトから言われた。

「今までいろいろなバイトをやってきましたが、当初は予想外のレジで働くことになり不安でしたが、お客様との会話から勇気をもらったり元気をもらったりしているうちに、レジでの仕事が好きになり、どのバイトよりも学ぶ事が多いことに気が付きました。」

  というような嬉しい言葉を聞いた。

当初は男性でもあり、品出し等に配属して力仕事を徹底してやってもらおうと思っていたのだが、コロナショックにより客数増により3密回避の目的もあってレジに入れ込んだのだが、そろそろ品出しをさせようかと思い本人にその旨伝えた後の彼の言葉であった。

  “そこまで言うのならレジからは外せないな”

私にそう思い止ませるだけの言葉であったのだ。

  リアルな仕事。

それは、人間同士がリアルに面と向かってコミュニケーションをしなければ成り立たない仕事である。

  リアルな人間。
  リアルな商品。
  リアルな売場。

それら全てのリアルな現場にリアルにお客様が来店しリアルな商品を自分のリアルな目で確認して納得して購入していくリアル店舗。

  そこには何よりもリアルな人間の心が宿る場所となるのである。

人間の本来の強みは、リアルな人間同士が連帯を組んで、新たな価値を創造する場を共有できるところにある。

  だからこそ人間はリアルな場所に自らの存在価値を見出すのである。

今回は、そんなリアルな場所が3密の可能性はあるものの政府から営業を許される場所ともなった。

  我々にとっては、商品を売る楽しさを享受できる場所。

それがリアルな売場であるが、お客様にとっても買い物の楽しさを享受できる場所が売場なのである。
そこに集い、リアルに自分の目で商品を選択し、馴染みの従業員や顧客と会話を楽しみ、人間としての強みに触れて生きる喜びを享受できる場所を求めるのであろう。

  リアルな魅力。

もっと我々自身がそのことを楽しめるようになりたいものである。






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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
これを機に自社の強みを再度振り返ることも重要ですね。

投稿: てっちゃん | 2020年6月 4日 (木) 09時14分

おっしゃる通りですね。
ネットに負けるような商品力ではリアル店舗は生き残れませんから。リアル店舗が何を極めるべきかの指針を与えてくれたと思うのです。

投稿: dadama | 2020年6月 3日 (水) 21時06分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
ネット販売の支持の高まりもこれを機に大きく前進しているのかもしれませんが、逆に言うとリアルな生鮮食品小売も支持を高めているのではないでしょうか。家中で食事をするという新生活様式もこれを機に定着していくでしょうし、それに連動して自分の目利きで生鮮食材を選んで食事を作るというスタイルも若年層を中心に進化したのではないかと思うのです。その自社の実力を再度競合店との関係で見直すのが今回の提唱ではないのかと思うのです。

投稿: てっちゃん | 2020年6月 3日 (水) 17時02分

以前より当社はリアルでしか出来ない販売手法で支持を得てきました。それはネット販売に対抗出来る最大の武器となるからです。ウィルス禍により更にネット販売が支持される中、リアルさにより磨きをかける事は避けて通れないでしょう。
わざわざお店に足を運んで頂く為には何が必要で大切なのかを今一度見つめ直す時ですね。

投稿: dadama | 2020年6月 3日 (水) 14時49分

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