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2020年6月 7日 (日)

まゆゆの引退

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


渡辺麻友。

  通称「まゆゆ」。

元AKB48のエース。

  2006年に三期生としてAKB48に入団。

以来「まゆゆ」の愛称として人気を博し、神7(セブン)として長らくAKBを支えてきたが、2017年の活動を持って AKB48を卒業する。
AKB48在籍時からアイドルの中のアイドルとして、一時はサイボーグとも呼ばれたりもしたが、その完璧なまでのアイドルの道をまっすぐに邁進するその姿は潔ささえも感じるものがあった。

  その後は女優やミュージカルにも積極的に登場していた。

 NHKの朝ドラ「なつぞら」では広瀬すずの同僚役としても活躍し、その演技力も高く評価されていたが、今年の年始のSNSでの挨拶を最後にその音信が途絶えていたという。

  そして今年の6月1日に芸能プロダクションからの芸能界引退宣言。

このブログでも何度も登場した渡辺麻友。

  応援したくなるアイドルである。

彼女に対しては個人的に好き嫌いがはっきり出るタイプのアイドルではないだろうか。

  意外に女性ファンも多いのである。

彼女を応援する女性ファン。

  毎週日曜日の芸能ネタ係のkazuさんの娘さんもまゆゆ命の一人である。

 AKBを卒業してからもずっとファンを維持しているという。

  なぜ、彼女はそんなコアなファンが多いのであろうか。

もちろんその容姿が可愛らしいというのは絶大であろう。
しかしそれ以上に、彼女が持つブレないアイドル道への追求心ではないだろうか。

  彼女は誰が見ても完璧なアイドルだったという。

彼女を追いかけた芸能レポーターでさえも、その完璧な行動故にスキャンダルの一つも拾えなかったという。
そんなアイドルとしての道を、脇目の振らずに突っ走るその姿勢に多くのファンが応援をしたくなるのではないだろうか。

  特に自らも妥協しない性格の女性達にとって「まゆゆ」はシンボル的な存在。

自らの生き方は肯定するシンボルとして、彼女の芸能界での生き方、歩み方に自らの生き方を投影して自信を持って今を生きれる神のような存在ではないのだろうか。

  よってその進退に関しても妥協のない道を選択したのであろう。

芸能界の中のアイドルという分野に関して、目指す自らの姿を追い続けてきたからこそ今までの自分の生き方が可能であったのだが、アイドルを卒業し女優他の分野に進出はしてみたものの、今までの完璧なアイドルという生き方からも脱却し世の中が必要とする芸能人に転身できるかという葛藤はあったであろう。

完璧なアイドルを演じてきただけにそこからの転身への精神的な切り替えは相当たるものがあったのだろうと思われる。  

  思えば渡辺麻友という完璧主義者は芸能界を泳いで渡るようなタイプではない。

もしかするとそれは山口百恵と同じタイプなのかもしれない。

  芸能界にあっても自らの生き方を貫くという人間性。

ネットのWikipediaで渡辺麻友を検索すると、

  「現在、削除の方針に従って、この項目の一部の版または全体を削除することが審議されています」

との但書が記載されている。

  全ての情報から「渡辺麻友」という記憶が削除されていくのであろうか。

そしてそれも、この時代を生きた人間のみが自分の記憶に大切に保存しておけばいいのかもしれない。

  我々にとっての「渡辺麻友」は永遠なのであるから。






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コメント

kazuさん、コメントありがとうございます。
まさかまゆゆが引退とは。
歌手、ミュージカル、女優と活躍の場が楽しみな存在だっただけに本当に残念ですね。
そして彼女の潔さは一つの生き方として学んでいきたいものですね。

投稿: てっちゃん | 2020年6月 7日 (日) 19時50分

kazuです。

今回の報道は娘にとってもショッキングな出来事だったと思います。
学生時代に様々な事で悩んでいた時も「まゆゆ」と言う存在に大きく助けられて来たと思います。
まゆゆさんの「ブレない」というストイックな姿に娘も背中を押されてきたのだと思います。

娘のラインの写真?(丸い切り抜きの所)は、まゆゆ本人に書いてもらった似顔絵です。今でも大切に宝物として持っています。AKBを卒業しても芸能界にいてもらえればTV・舞台などでも見られるのに今後は応援も見る事すら出来ないのは本当に寂しく思います。
娘に元気を送ってくれたまゆゆさんには今後も幸せな人生を送っていただきたいと思っております。

投稿: kazu | 2020年6月 7日 (日) 08時28分

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