品格にこだわる
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
仕事を身に付けていく過程で習得していくマニュアルや技術。
我々は経験に応じていろいろなことを学んでいく。
それはなにも販売技術や接客技術だけではなく、商売の原理原則も同時に学んでいくものである。
その過程の中で仕事への取り組み方や仕事観、人生観も同時に学んでいく。
その仕事観や人生観は企業毎に異なってくるものだということが経験を通してわかってくることになる。
それは転職をしたりM&Aによって異文化と接する機会がそうさせるのである。
仕事観や人生観。
それは仕事への取り組み方であり階段の登り方であろうか。
どんな取り組み方をして結果を出すのか、どの階段を登って目標とする姿を目指すのかである。
Aという企業は右の階段を登ることを文化としてきた。
Bという企業は左の階段を登ることを文化としてきた。
このAとBが合併したら、その調整には並大抵では済まないであろう。
更にAがBを吸収合併したら。
Bを歩んできた企業人は大きな戸惑いを覚えるであろう。
そこで挫折をして退職する人材も出てくるであろうか。
最終的には目指す姿は同じではあるが。
ただし、右の階段と左の階段には大きな違いがあった。
それは品格の差。
同じ姿を目指すとはいえ、手段を選ばない右の階段と商売人としての通りに準じた左の階段とでは異質の登り方となるのである。
右の階段を登ってきた人間は左の階段を周りくどいと嘆き
左の階段を登ってきた人間は右の階段を品格がないと嘆く
それは仕事観の違いからくるものであろうか。
素直に言って結果を求める企業はあまり接客に関心が無い。
そして先輩後輩の礼儀という日本人の特性にも無関心であり、とにかく結果によって職位も給与も応じている。
結果として、企業業績も結果を出している。
しかし内部の従業員の入れ替えも激しい。
方や左の階段を登ってきた企業は接客にも力を入れ、結果としてお客様からの感謝の言葉を受けることが多い。
更には企業人としての先輩や後輩との繋がりも強く、そのような関係を入社時から構築してきた為、人材の入れ替えが少なく一生の仕事として捉えている社員も多い。
どちらが「働き甲斐」があるかということだろうか。
働き甲斐という階段から従業員のモチベーションを高めて、一生働ける企業としての階段を登りながら企業が目指すあるべき姿を求めていく左の階段と、とにかく結果を求めてその評価に徹する右の階段。
よって右の階段で当たり前のことが左の階段ではタブーとなる。
それをB社では品格と言い、A社では無駄と言う。
さて皆さんは「品格」どう評価しますか?(笑)。
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コメント
第01肉屋さん、コメントありがとうございます。
ゲームをやらない私にとっては非常に難しい比喩でしょうか(笑)。
但し見えてくるのは「勝ち方」でしょうか。
ただ単に「勝つ」と言う結果ではなく、勝ちを共有できる相手と自分の存在感を認識しながら勝つと言う目的を目指し、その結果としての勝ち負けよりも参加した充実感を得るのか。
それは結果として「やり甲斐」につながり、そこに一生の仕事としての安定感を見出すことができるのではないかと思うのです。
投稿: てっちゃん | 2020年5月 6日 (水) 08時17分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
出世街道とのんきとコメダ。
この3つの場を用意したのは正解でしたでしょうか(笑)。
但し参加時間がそれぞれに異なる今回の設定では、それ以前の話の流れが見えず、新たな参加者が登場する度にまだ話題が変わると言うジレンマもあり、反省は尽きないでしょうか。
やはり毎週実践しながら詰めてく必要があるでしょうか。
投稿: てっちゃん | 2020年5月 6日 (水) 08時01分
どうゲームするか。
1回のゲームで勝ち負けなら勝ちのパターンを経験するために自分より出来る人のやり方を真似て、改良を加えて、ゲームをするときに所々、自分なりに、名場面のコンテンツ加えながら、奮い立たせたり、逆に言わなくてもいい事を言ってしまって敗戦に導いてしまったりしますが。
次のゲームに勝つまでは諦めません。の1回勝つまでに敗戦を数十回繰り返している間に、
「また、あの〇〇が来たよ・・」と落胆の声で全体の士気を下げさせる行為すらあるゲームでいかにそのメンツで勝たせるか、いや、もはや勝率が悪いなら、その時間帯を避けるべきだと習慣になり、勝てるタイミングでしかプレイしないようなゲームの仕方を繰り返せば確かに勝率は上がっても結果は、全プレイヤーごちゃまぜの真剣勝負では必ず勝率が高いから勝てるプレイヤーとは決して言いきれない。
結論は、勝てるメンツでいかに、相手と同じ器量の戦力差で作戦1つで相手を徹底的に叩きのめすことが出来、心臓バクバク感を味わえるかが重要なのだと思います。(ガンオン)
投稿: 第01肉屋 | 2020年5月 5日 (火) 23時10分
この話題は本日の出世街道で(笑)
投稿: dadama | 2020年5月 5日 (火) 18時26分