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2020年5月26日 (火)

地域差

皆さん、こんにちは。
  食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


コロナ禍による需要の拡大。

  緊急事態宣言の解除によってその傾向も和らいできたか。

以前のようなお客様の集中やアイドルタイムの消えた来店時間の特性が無くなり、コロナ禍前の買い物動向に戻りつつはある。

  が、やはりまだまだ内食と外食の比率が以前のようにはなっていない。

宣言の解除により外食に流れる方もいようし、学校の再開により朝食や昼食需要が多少緩和されたということもあろう。

  しかしそれも地域差があるようだ。

やはり宣言解除が遅れ、人々の感染リスクの感度の高い首都圏や周辺都市では依然として内食需要は衰えていないし、一方地方の過疎化地域では元々が内食化の高い地域であり、今回のコロナ禍とは言え大きな暮らしの変化になっていない地域もあろうか。

  いずれにしてもここに来て内食需要に格差が現れてきたことは確かである。

そして徐々に以前の競争の時代に入っていくのであろう。

  チラシの廃止。
  3密の防止策。
  従業員の予防。
  個包装の徹底。
  
等々、3月に入ってパンデミック宣言が為された以降は、この業界の使命の理解と実践において、他企業との競争という概念は全て吹っ飛び、自社内や自店内での上記対策の徹底に没頭し、競合店の視察はもっぱらコロナ対策における情報収集がメインであった。

それは今も継続されているが、競合店の売価調査などはっきり言えばどうでもよかった(笑)。

  それより重要なのは競合店ではどんな対策をいち早く始めているか

そんな情報を本部に上げ、本部では逐一変わる状況にどう店舗運営や企業運営を変えていくかが大きな課題となっていた。

  そしてある程度は上記の対応が収まりつつある。

このままのコロナ対策で当面は継続して行こうかという施策面での終点を迎えたように思える。

  そして緊急事態宣言も解除され学校も始まった。

少しずつ少しずつではあるが、内食集中からも解除が始まったように思える。

  従来はとにかく密にならない近くの食品スーパーで早々に買い物。

そんな客様の買い物心理からも、少しずつではあるが、チラシ等の情報からもどの店舗で食材を求めるかの選択が始まるつつあるのであろう。

  お客様の選択。

これがまさに我々から見れば競争の世界なのである。

  コロナ禍の時代にはその選択の余地は無かった。

とにかく近くの食品スーパーで買い物をするという言わば強制的な動機でしかなかったのが、いよいよお客様の方から情報を基にした選択の時代に再び入っていくのであろう。

  当然我々の意識にも競合対策という文字が見えつつある。

しかしそれも地域差

  地域差を伴いながら普段に近づいていくのであろう。








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商売」カテゴリの記事

コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
平常時は「あって当たり前」
緊急時は「あってありがたや」
そしてまた平常時に戻りつつある今。
「スーパーは楽しい」という認識にどれほど近づけられるか。
衛生面での規制や強化が続く中、如何に楽しさを演出(商品でも陳列でも)も徐々に取り入れていかねばと思うこの頃です。

投稿: てっちゃん | 2020年5月28日 (木) 08時08分

コロナ騒動の非日常から日常に戻る過程。
省みれば今までの常識がリセットされたのですらから初心に戻りお客様のあるべき店舗構築にチャレンジ出来るチャンスとも取れますね。
時の悪戯か、雇用延長に入った途端のコロナ騒動。柵に捕らわれる事なくリセットされた店舗をてっちゃん色に染めるのもまた楽しではないでしょうか(笑)。ちょっと茶化しすぎかもしれませんが「スーパーは楽しくなきゃ」は普遍と信じています。

投稿: dadama | 2020年5月27日 (水) 19時37分

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