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2020年5月 6日 (水)

新店を通して学ぶこと

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


自社の新店が開店して1ヶ月が経過した。

  新店開店からの1ヶ月。

新店としては一番のヤマ場であろうか。
それは、本部応援や店舗応援も引き揚げ、自店の人材だけで売場の運営をしている段階であるからだ。

  自店の人材とは言っても能力は低い。

それは、既存店で長年働いているパートさん達の能力と比較するとまだまだその経験と売場運営能力があるべき姿に達していないからである。
そしてその負担は現場の社員達にのし掛かっているのである。

  特に部門チーフは今が一番の堪えドキだろうか。

本部スタッフからは他の既存店や自らの目指すあるべき姿からのギャップが大きく、その指摘事項を現場のチーフが必死に維持しようとするのであるが、パートさん達の能力がその期待に応えられない現場が続くのである。

  それを部門チーフや担当者が必死に維持しているのである。

パートさん達の能力とあるべき売場のギャップが一番大きいのが開店から1ヶ月あたりであろうか。

  それは現場の疲労度とも比例しているとも言える。

そこから先は、如何に部下のパートさん達教育によって軌道に乗せられるかに掛かっているのだ。
そして新店のチーフや担当者は想うのである。

  部下教育だけがこの状況打開の最大のポイントであることを。

よって、新店に関わって初めて部下教育やパートさん教育の大切さに気付くのである。
なんと言っても、ゼロから教育をして地域の食品スーパーとしてお客様に評価されていく過程で、パート教育は最大の要因であることを思い知らされるのであり、それは結果的に既存店にも同様のことが言えると言うことを、新店に関わることによって学んでいくのである。

  店舗のあるべき姿にはパート教育が必須項目。

そして一年後にようやく効果としての昨年比と言う数値評価によって、その努力が報われると言うことになろう。

  よって開店後の一年間は無我無調でパート教育にその大半を費やすことになる。

そして、部下教育の重要性を知り、その後の自分の仕事のスタンスを大きく変えていくことになる。

  あるべき売場作りにはパート教育が必須であり最大の効果をもたらすもの。

そのことを知った担当者は、人事異動により他店舗へ異動してもコツコツとパート教育をしながら自分のあるべき売場がパートさん達の力で実現していくことを信じて教育を実行し、そのことによってあるべき売場の精度を高め、業績を高めていくと言う過程を踏んでいくことになる。

  もしかすると新店を経験することの最大のポイントはそこにあろうか。

ましてやこの状況での新店の開店であるから、本来の自分の力がどの程度のものであるかも見えてこないだろうし、パート教育に全力を傾ける環境にないと言う現実にも直面しているのではないだろうか。

以前に新店開店に際しての、3・3・3・3の原則を記した。

  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2017/12/333-f74b.html

新店開店で注意すべき数値。

  3日後
  3週間後
  3ヶ月後
  3年後。

その3週間後を迎えていることになる。
ここをどう乗り越えるかで、新店が軌道に乗るかドタバタが続くかの堪えどきとなろうか。






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コメント

第01肉屋さん、コメントありがとうございます。
新任のチーフとしての仕事の領域。
単に肉を切るだけではなく、精肉部門の全てのマネジメントが自分の役割の領域になってくるということの実感をいろいろな場面から知ることになるでしょう。
しかしそれもチーフとしての階段ではないでしょうか。特に精肉部門は製造部門であり、今や生鮮の売上・荒利の稼ぎ頭。
是非、矛盾する壁を乗り越えていってください。

投稿: てっちゃん | 2020年5月 9日 (土) 06時13分

あとの祭りですが、残業がヤバイです。
三六協定違反にかかりそうです。
理由は休憩時間を取っていなかったため
現在残業時間が17時間 残り12時間しか残業ができず、5月8日で 31日まで 23日もまだあるのに
休日出勤や早朝出勤や休憩無しで 17時間
サビ残は含んでいませんが+17時間相当はあると思います
今後は休憩時間を取るようにして、残業に反映しないようにし、早朝出勤を出来るだけ短くして早く帰れる土曜とか1時間早く上がるようにします。
明日店長とこの事で話し合いをしないといけないので不安だ。

投稿: 第01肉屋 | 2020年5月 8日 (金) 23時17分

第01肉屋さん、コメントありがとうございます。
まずは順調なスタートですね。
もっとも数値面に関しては当面上記のような数値が継続されると思いますが、もっと大切なのは如何に自分の目指すあるべき売場を維持するための部門内の仕組み作りでしょうか。
主任という使命はそこに尽きると思います。
そしてこのブログからも見守っております。

投稿: てっちゃん | 2020年5月 7日 (木) 06時49分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
新店の初年度は何が起きてもそれが普通と捉えてしまいますので、逆にどんな異常値でも素直に受け止められる柔軟性があるのではないかと思います。
但し正社員の心労は今が最大ではないでしょうか。
半年程度経過すればようやく内状的にも落ち着いてくるかと。それまでは我慢の連続でしょうか。

投稿: てっちゃん | 2020年5月 7日 (木) 06時34分

精肉主任6日目。
ようやく5月6日のゴールデンウィークが終わり
6戦5勝1負の売上を精肉は上げました。
ゴールデンウィーク中は全勝でしたので5月1日だけが予算いかず、昨年の1,4~5倍は数字を上げたつので来年を考えず闘ってしまって
「これで大丈夫だろうか」と頭に過るときがあります。
パートさんの売場作成は教えても、教えても、
教えていく先から忘れられるので、デカデカと大きなMAP(デカレイアウト)を作成して指導しています。
 言葉足らずで言うよりも直感で理解して自分のいい様に売場を作るのが自分のやり方なので、センスを必要とするカラコンなどの難しいことをやってくれは年配の数か月しか経験してないパートさんには難しい。
なので売場の手直しがどうしても必須になってしまう。

休憩取れない、サーザン覚悟、休み取れない、早朝出勤、エクセルワード、各出退勤管理、事務仕事。
 それでも夜はちゃんと寝れるから全然店長よりはましだな感。

投稿: 第01肉屋 | 2020年5月 6日 (水) 19時18分

新店も御多分に漏れずコロナウイルスの影響を受けてしまったでしょう。イレギュラーばかりで従業員の心労は相当なものであるとお察し致します。ピンチのあとのチャンス、新店が日常を取り戻した時に大きな飛躍となる試練の時期である事を願っております。

投稿: dadama | 2020年5月 6日 (水) 18時31分

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