今年のゴールデンウィーク
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
あと一週間足らずでゴールデンウィークを迎える。
今年のゴールデンウィーク。
今年は5月2日(土)から5月6日(水)の5連休が長期連休となり、従来であれば帰省や海外旅行等での大きな人の移動が発生し、高速道路やJRの混雑が毎年恒例となる時期となる。
さて、今年のゴールデンウィークは?。
もはや政府からの緊急事態宣言や海外への移動制限、更には自分がウィルス保菌者として田舎への帰省への自主自粛等の思惑から、人の移動自体が大きく制限されることになるであろう。
更には営業している施設も大きく制限されている現状。
よって人々のゴールデンウィークでの行動が過去のゴールデンウィークとは大きく異なることになるのは必至。
よって、昨年までの情報は全く参考にならない状況となるであろう。
まずは都心や首都圏ほど買い物行動は異なるに違いない。
従来であれば規制や旅行により首都圏の小売業ほどゴールデンウィークは閑散となるのが通常であろう。
そこに普段の暮らしをする住民の方がほとんどとなる為、従来であればゴールデンウィーク後半や翌週に重点的な売場でのUターン対応をするのがゴールデンウィークへの対応であったであろうが、今年はその真逆の状況になるのは間違いない。
要は期間中のコンスタントなお客様の来店。
決して集中するということではなく、開店から日中のアイドルタイムから夕方にかけてのコンスタントなお客様の来店が予想されるであろう。
逆に夕方以降のお客様の客引き早めにとなり、各小売店とも閉店時間を早める施策が功を奏する結果となると思われる。
逆に言うと帰省の多い地区ほどその逆になろうか。
その辺は地域によって大きな違いが発生するであろう。
しかし、全地域とも外食や旅行の自粛による内食化は一律に進行するであろうから、ゴールデンウィークの始まりとか中日とか終盤とかの特徴はなく、期間中一律に同様の時間帯に同様のお客様が同様の買い方をする日々が続くのではないだろうか。
従来のゴールデンウィークといえば普段の平日と同等の商品の動き。
しかし今年のゴールデンウィークは自宅で過ごす休日の連続というテーマとなる。
緊急事態宣言以来週末ほど人の暮らしが変わった。
その週末の連続がゴールデンウィークであり、日々が週末の連続となるであろう。
と同時に買い物回数を少なくしたいというお客様の願望が買いだめを加速させる。
よって従来以上に日持ちのする商材の買いだめ需要の高まりが生まれる。
冷凍品や冷凍食品の需要や大きな高まりとなるであろうし、スーパー各社の強い曜日に集中するという傾向も強まるであろう。
人材不足の中でのレジ人員の対応が最大の課題となろうか。
レジで並ばせないことが各企業、各店舗の最大の課題であり、売場の充実とかメニュー提案に注ぐ労力を品出しとレジ対応に全力を注ぐことになるであろう。
売上を更に追求すること以上に上記対応を優先させること。
今年のゴールデンウィークの最大の課題であり、そこへ向けて早々に準備が必要であろうか。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
先ほどもビデオチャットで話した通り、地方の700坪スタイルの店舗は3密どころか都内の店舗から比べればまだまだ閑散たるもの。同様に比較されるのは心外ですね。
投稿: てっちゃん | 2020年4月25日 (土) 23時50分
先日も買物がてら昼食をと思ったのですが個人経営の外食店は全店閉店。チェーン店も時間短縮3密の影響でお客様はまばら・・・
更にはモール等大型店舗の営業自粛。
今のキーワードはSTAY HOME。
その食を求めてゴールデンウィークは過去にない事態が起こるのではないでしょうか。
スーパーがライフラインになる事は目に見えてますね。医療従事者同様、スーパー従業員にも過酷な日々が続きそうです。
投稿: dadama | 2020年4月25日 (土) 18時28分