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2020年4月10日 (金)

丸投げの功罪

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーて店長をしている「てっちゃん」です。


今回の緊急事態宣言でそのタイミングが話題となっていた。

  安倍首相の緊急事態宣言は遅すぎたのでは?。

それに対してもいろいろな視点があるから、その是非は結果的にこのコロナが収束した暁に改めて評価されるであろう。
そして今日はそれに対する是非ではなく、安倍首相が緊急事態宣言を出すタイミング遅れた要因として、新型コロナ対策専門家委員会からの提言で、緊急事態宣言は時期尚早との意見を受けての判断であったとの見解が多い。

  要は専門家委員会に判断を丸投げ。

仕事を丸投げ、判断を丸投げ。

  丸投げという言葉はインパクトが強烈である。

役割として分担しているに過ぎないのに、全てが「丸投げ」という表現になってしまうのがいかがなものかとは思うが、それが要因での宣言の遅れが問題(話題)となっているのも事実。

  「丸投げ」。

私もよく丸投げをしている方だし(笑)、逆に言うと丸投げされた方が楽だと思っている。

  丸投げせずに部分的に役割分担を要請される。

これほど厄介な事な無いと、私は内心思っている。

仕事を任せるのであれば、ある程度の概要とその趣旨を説明された後は、店舗の状況や環境を踏まえて店長が丸投げされた課題に対して自分なりに解決策を試行していく。

  それが私が望む上司への姿だと思っている。

よって、上司から仕事の役割を与えられたり分担されたりしたら、そこから先はその仕事の手順や解決策、そして実行から結果検証まで含めて丸投げされた形で自分なりに思考スタイル、行動スタイルを選択させて欲しいという願望が強いため、中途半端に与えられたり関わられたりすると自分のペースが乱されて、結果に結びつける過程が分断されてしまうような気がするのだ。

  そこにも是非があろう。

“部下としてそれに関してはわがまま言えないのではないか”
“それが嫌なら早く上司になればいいんだよてっちゃん(笑)”

  店長という職位はある意味店舗の経営者。

よって、個店の経営判断によって、店舗の経営を総合的に任され、総合的な視点と対策から複雑な課題に総合的な見地から取り組まなければならない。

  よってその立場からすれば丸投げしてほしいと思うのである。

それによって、何ものにも縛られずに心身両面でフリーな思考を持ってフリーに行動できるのであるし、その総合的な施策ではどれもが本人にとっては重要なファクターであり、その微妙な組み合わせから結果が導かれるのである。

  丸投げは以前にもこのブログで記した。

http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2019/01/post-0059.html

この時の話題は経営方針、店舗方針がテーマだったが、今回は緊急事態宣言。

  よって、その重要度は全く異なるのもわかる。

そして今回は丸投げした方が、そこへの関わりが全くなく、その意見だけをそのまま宣言のタイミングに引用したという報道。

  専門家委員会にもいろいろな意見があったであろう。

しかし、結果的には今回の緊急事態宣言後のスーパー業界の混乱はほとんど無いと言っていいだろう。

  それは、社会がこの宣言で踊らされることは無かったということだ。

緊急事態宣言によって大きな混乱が無かった。

  その是非はともかくスーパーにお客様が殺到することは皆無であった。

それが緊急事態宣言という緊急性と国民のワンチーム化への宣言としてふさわしいかどうかは別物だが、それもある程度のトイレットペーパーの買いだめの騒動から学んだ発表の仕方であり段階を追っての宣言であったことは効果があったとは小売側の感想である。

  そしてこの騒動からも我々はいろいろと学ばされるのである。






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コメント

k,kさん、コメントありがとうございます。
小売り業界で幸いにも営業を許された業界。
よって相対的に感染リスクも高まってしまったと言う現実。
そんな中で最大の課題は店内の混雑の解消と従業員の安全な職場環境の整備。
そこへ向けて企業自体が率先垂範して働く従業員の安全を如何に保証しながら営業を継続していくかの具体的な手法とその行動が問われているだろうと思います。
そしていろいろな視点からのアプローチをスピードを持って実践していきたいと思います。

投稿: てっちゃん | 2020年4月11日 (土) 00時05分

イタリアではスーパーのレジ担当者が死亡したらしいです。見下された英雄との見出しでネット記事になってました。我々は地域にとって開け続けなけらばならないライフラインです。 最近は罵倒されたり勝手に想像してデマを流されたり、お客様用消毒用アルコールをそのまま盗まれたりしています。 特にレジ担当者は命がけになってきました。 今だけでも特別手当出してもらいたい。神経使うし大変だと思います。 魚屋はしょっちゅう手を洗わざるをえないので、まだよいですがレジ担当者は、対面ですし不特定多数の触ったお金を触りますから余計不安だと思います。 会社がきずかないなら店の代表者(店長)が何らかの方針、リーダーシップを出すべき時ではないでしょうか。 私も部門を守るために次の対策考えます。

投稿: k,k | 2020年4月10日 (金) 13時58分

第01肉屋さん、コメントありがとうございます。
幸いにも食品スーパーのレジ担当者の感染の情報はあまり耳にしてはいませんが、やはり先手を打っての対応は必須ですね。
そしていよいよ我々業界がコロナ感染の最前線に立ってしまったと言う事実も受け入れざるを得ないのでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2020年4月10日 (金) 06時49分

コロナ対策として、バラ売りの禁止。パンの個包装など、実施さぜる得ないことは実施し、
ついにコンビニや、ディスカウントではレジ前に透明な板やカーテンを設置してお客様との距離を取るように実施するほどになりました。
 さらに、ここできて島根工業の学生のコロナ感染。
ついに来たかという感じです。

投稿: 第01肉屋 | 2020年4月10日 (金) 06時12分

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