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2020年4月30日 (木)

経験のとき

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


情報にはインプットとアウトプットがある。

  今はインプットの時期である。

情報とは、新たな環境に直面したときにその状況の詳細を知る上でのあらゆる情報である。
そして、その状況を情報によって把握し、その状況把握が出来た段階では次にアウトプットの時が来る。

  新たな状況の把握の次に来るのはそれへの対応である。

十分にインプットした後の段階では、そのインプットから新たな環境への解決策を以ってアウトプットの連続により結果を出していく時期であろう。

  新規競合店の出店に際しての対応策。

小売業にとっての競合店の出店とは過去からの経験の連続によって十分に情報収集が出来てきた為、その十分な経験からのアウトプットとい引き出しも豊富であり、どの引き出しからアウトプットするかを経験を積んだ企業や人材が対応するから、結果を出せる環境にあった。

  しかし今回のコロナ禍。

人類は過去に経験の無い災の時を迎えている。
そして我々小売業界も新たな経験を余儀なくされている。

  コロナリスクをいかに最小限に留められるか。

更にはこのような外出自粛を受けながらも、社会的使命を担う食品小売業としてこの環境下での営業は全てが初めての経験であり、この経験はしっかりと受け止めて習得していかなければならない。

  今は徹底して経験を積む時なのである。

このようなウィルスによる被害を最小限に留める為の対策であったり、我々小売業からすれば、このような環境下においての営業の仕方やその後の対応の仕方によって、如何にこの手のウィルスから我個人や企業の命を守っていけるかを経験によって積み上げていく時が今なのである。

そしてこのようなウィルスによって経験を積んだ中国、台湾、韓国等の国の対策はスピーディで徹底していた。

  それは前回のSARSやMERSといったウィルス禍の経験が大きいだろう。

ウィルスへの対応。

  以前のウィルス禍は日本を襲う事は無かった。

しかし中国、香港、台湾、シンガポール等では大きな被害を出した。
その経験は今回の新型コロナウィルスの発生に於いて適切で迅速な対応を生み、結果としてそこからの回復のスピードも早かったと思われる。

  今回の新型コロナウィルスがどのような経緯を経ていくのか。

これは日本にとっては初めての経験であり、現在は試行錯誤の連続であり、周辺各国の情報を得ながら日本としての最適な道を歩もうとしているとも思える。

  そして色々な意味でこの経験を積む時なのだと思われる。

それは日本という国家もそうであろうし、企業としても同様であり、それはまた個人としても同じである。

  人間としてこの経験を積むことが今は重要なのである。

そしてその経験の積み上げから、次へのアウトプットが図られるのである。

  そのアウトプットの精度が新たな世界に生かされる。

この経験を積んだ国や企業、そして個人のみが次の全く新しい景色の世界で一気にトップに立っている予感がするのである。





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コメント

第01肉屋さん、コメントありがとうございます。
新任チーフとして奮闘中ですね(笑)。
その一途な仕事への取り組みのモチベーションを落とすことなく突き進んでくださいね。

投稿: てっちゃん | 2020年5月 3日 (日) 22時21分

いやー、休み無しで精肉チーフ頑張り中、5月3日(主任経験3日目)
和牛を切り出して2日目。成形に手間取ってますが、大体要領は掴めましたので、明日からは和牛モモ、カタ、肩ロース、交雑のバラともっと早く成形できるそうかも。
ゴールデンウィークで価格をいくらで売ろうと考えたけど、前の主任のやり方をマネてなんとか土曜日はUS牛カルビを120パック売切ることが出来ました。土曜なのに80万は初。
 豚の動きが悪い分、牛がよく動いて鶏もチラシで動く感じ。全然悪くはない。
 悪いのは手切りが不得意な自分。切り落としはできるようになっても焼肉がまだ全然ダメだ。

投稿: 第01肉屋 | 2020年5月 3日 (日) 19時05分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
流石に今は生鮮食品を有する店舗が優位性を発揮しているようですね。
やはり食を内食で賄おうとした時には、生鮮の比率が高くなるのでしょうか。地域でも食品スーパーの業績が良いようです。
それを一時のイレギュラーとせずに、この時期の特性を情報化して安定した売場と商品化、そしてレイアウト上に落として定番化していきたいものですね。

投稿: てっちゃん | 2020年4月30日 (木) 22時50分

かおるさん、コメントありがとうございます。
→事態が収束に向かった
それは全ての事象がコロナ禍以前の2019年台に戻ると言う事であって、もしそれが実現するとしても相当な時間を要するのではないでしょうか。
そしてその過程においての変化への対応が全ての業界の新たなステージであり景色であるのだと思います。
それは変化し続けならが、景色を変えながら時代は流れていくのだろうと思います。
そしてそれを待っていては時代に置いていかれるだけであり、如何に時代に自分から近づき牽引していくかと言うスタンスに立つことが大切なのではないでしょうか。
今こそ考える力が問われる時なのだと思います。

投稿: てっちゃん | 2020年4月30日 (木) 22時41分

かおるさんのご意見に納得ですね。緊急事態宣言も延長される見通しの中、非日常が日常になって行く事が増えていくのでしょうね。買い物行動のパターンの変化も起こり得るのでしょう。
食品は生鮮の購買行動の変化に注視すべきでしょうか。

投稿: dadama | 2020年4月30日 (木) 13時34分

かおるです。
このたびのコロナ禍が我々の業界に与える影響は先が見通せないというか、計り知れないものがあると思います。
昨日は中小スーパーに関する言及がありましたが、GMSについてはまた違った深刻さ。
事態が終息に至ったときに果たして元に戻るのかという疑念。
恐らくそうはならないだろうと思います。
収益構造の改革、事業の再編が待ったなし、ということになりそうです。
この機に人事異動に着手している企業もあるように聞きます。
コロナは時計の針を大きく早回しに進めた気がします。
我々一人ひとりの仕事が生活者にどう役に立つのか、存在意義がどこにあるのか考える時だと思います。

投稿: かおる | 2020年4月30日 (木) 12時19分

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