「しる」から「やる」へ
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
日常の中で知っていることは意外に多い。
しかし知っていても実行が出来ないことが多い。
私たちの周囲にはいろいろな情報が溢れている。
テレビからの情報。
取引先からの情報。
競合店からの情報。
商品部からの情報。
ネットからの情報。
データからの情報。
お客様からの情報。
従業員からの情報。
店舗で仕事をしているといろいろな情報に遭遇する。
競合店の出店や閉店の情報。
取引先からの新商品の情報。
自社からの重点商品の情報。
自店データからの売上情報。
ネットからの同業他社情報。
テレビからの天気予報情報。
営業に関わる情報がいろいろな情報源から流れてくる。
もっともこの情報に触れるかどうかも個人次第であるが。
個人によっては、上記情報に積極的に触れる人間もいれば、消極的に入ってくる情報にだけ触れる人間もいよう。
要は個人によって持っている情報量は大きく異なってくるということだ。
よって、情報量を多く持つことは大切なことではある。
それだけ、その情報を行動に移行するチャンスが多くなるということだ。
しかしもっと重要なことがある。
それは知り得た情報からどれだけ多くの行動に移せるか。
競合店の新規出店情報が入ってきたら。
いつ、どこが、どこに、規模は、どのような。
そこから自店にどれほどの影響があるかを見積もり、分かった段階からどのような対策を今から打っていくのか。
テレビから直近の天気予報が入った。
週末に大型の台風が日本列島を直撃するかもしれない。
そこから、自店への影響を及ぼす日を想定し、その前に買いだめ需要を想定した発注を従来の経験から選別して売場を充実させ、台風直撃の当日の設備面への配慮であったり夜の退店時の撤去であったりを如何に事前に計画し実行できるか。
そこにチャンスとピンチをタイムリーに取り込むことができよう。
今回のコロナショックへの対応も同様であろうか。
週末の外出自粛要請。
そこから想定されるお客様の買い物行動。
いつ、どのように、どんな商品が、買いだめ需要の対象となるか。
思えば、このような有事の時になればなるほど、知り得た情報から如何に早く的確に情報を行動に移して行動できるか。
そのスピードが命となるのである。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
新店立ち上げから早4年。
月日が経つのは早いものですね。
ゼロからのスタートで一店舗の成長に立ち会えたのは本当にラッキーの一言ですね。
投稿: てっちゃん | 2020年4月 5日 (日) 00時22分
第01肉屋さん、コメントありがとうございます。
首都圏に近づけば近づくほどにお客様の買いだめ志向は加速度的に高まっているようですね。
そしていずれそちらの地へもこの騒動は移動していくと思われますので要注意ですよ。
投稿: てっちゃん | 2020年4月 5日 (日) 00時14分
行動する事が全てですよ(笑)。何事も事を起こさねば結果は変わりませんから。結果に対して達成感や喜びを感じるか、自己満足でも良いですから。
ちなみに今のお店を立ち上げてもう4年になりますかね・・・年月早さに私も焦ってしまいます。走れるのも本当に残り僅かですね。
投稿: dadama | 2020年4月 4日 (土) 17時48分
情報をいち早く従業員に伝達し、行動を取らせるかが店長の役割だと思っています。
東京のお店の情報が本日流れてきましたが、売上はうなぎ登りにダントツ良すぎて売場の補充が追い付かないほどと聞き、田舎の疎開では考えれないことが起きるのだろうか、実際トイレットペーパーは起きたので、起きる可能性は高いんだろう。
メーカーさんが頑張ってこられますが、咳をされる方がしばしば目にします。マスクをさせてはいますが、咳を売場でさせるのは仕方が無いけども、取引相手なので商談や発注の助言も聞けるので重宝していますが、私も喉が痛くなってきました。(風邪かな)
東京からボスが来店させるらしいので、ただでさえ、売場の補充(加工肉)が全然間に合っていないので売場の人員が少ない中で回さないといけないなり、ついに早朝出勤が始まりそうです。
投稿: 第01肉屋 | 2020年4月 3日 (金) 22時58分