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2020年4月 6日 (月)

小に学ぶ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


「大きいことはいいことだ」

  かなり昔の森永エールチョコレートのコマーシャル(笑)。

そして、世の中の全てものは大きいということが価値として評価されるようになってきた日本の歴史。
当然のこの業界も大型化の一途を辿ってきた。

八百屋、魚屋、肉屋、雑貨店の集合体としてのスーパーマーケットの登場。
そしてその集合体としての大型スーパーマーケットであり、GMSという流れになってきて、更に集客力を高めてきた。

  しかしいつしか小型かという波の押されていく。

携帯もパソコンもそしてクルマも小型化されて性能を高めていく。

先日、ある競合店の店長と会話をした。

  「オタクの新店の規模が当社の話題になっています。」

要は、400坪スタイルでの成功事例を学んでいるという。

  かってはどのスーパーも大に学んできたこの業界の歴史。

しかし今や小に学ぶ時代に突入してきたということらしい。

  400坪スタイルの模索。

確かに有休土地として巷の溢れているのは400坪スタイルの店舗に適した面積以下の土地が大半であるという。
よって、そこにドラッグがどんどん出店し、食品スーパーとしての定番である600坪前後の店舗は周囲をドラッグに包囲されるという現象が止まらない。

  400坪以下で採算の取れる店舗ができるのなら。

そんなビジネスモデルが完成すれば、生鮮部門を有する食品スーパーが劣勢を挽回できるであろう。
しかし400坪以下となると、その強みを発揮するには限定的な部分でしかないであろう。

  まず、商圏が限定される。

周囲3kまでは取り込めない。
よって、絶対的には半径1kを確実に取り込める店舗コンセプトの立案が必須であろうか。

  そしてそのコンセプトには普段が主流となろう。

普段、そして平日。
イベントや週末という部分は切り捨てなければならないかもしれない。

  それほど400坪とは割り切りの世界である。

しかしそれをキッパリとゼロにする勇気もないし、それではお客様も納得しないかもしれない。

  そしていずれ来店頻度が下がり客数減を招く。

そのバランスをどう調整して400坪に収めるか。

  絞るべきカテゴリーと顧客の多様化への対応。

生鮮の強みを残しながら絞り込み、逆にグロサリーや冷凍商材はある程度の豊富さが求められるのではないだろうか。

  生鮮の絞り込み。

ここに最大のキーポイントがある。

  どんな分野を絞り込むのか。

こればかりは、現場の知恵がモノをいうのではないだろうか。






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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
今日の動きを見ていても徐々に宣言に対しての早々たる買い物動向が見えてきております。
明日の宣言で極端に買いだめ需要が高まるかどうかは不透明ですが、他の業界の休業が更に加速していくでしょうから、食品スーパーの使命は更に高まることは明白ではないでしょうか。
特に今回緊急事態宣言が発せられる7都道府県の関係者の方々にはリスク回避しながらも使命感を持って頑張ってもらいたいと思います。

投稿: てっちゃん | 2020年4月 6日 (月) 23時47分

これだけ競合が乱立すると自ずから狭商圏に成らざるを得ませんね。狭商圏でのシェア率、惹いては店内の買上率や支持率の向上を図らねばなない。基本の徹底に加え差別化出来る事をどれだけ持てるのか。お店にもコトが必要ですね。いよいよ非常事態宣言も出されそうで今週も色々な動きがありそうですね。

投稿: dadama | 2020年4月 6日 (月) 18時29分

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