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2020年4月 1日 (水)

目的を見失わない

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


目の前の仕事。

  そこを振り返って見直そうとする人はほとんどいない。

特に朝からの開店準備においてはそのような傾向が強いであろうか。

  店舗に着いたら本部からのメールバックを開ける。
  昨日の時間帯別売上を印刷してファイルに綴じる。
  各部への朝の挨拶回りをして各部人員をチェック。
  昨日の売上を全店ベースで確認し自店と比較する。

これが日々の私の朝のルーティン。
そこには何の曇りも疑念も無く、毎日繰り返している。

  なぜこの時間に売上チェックするのか?。

そんなことは考えたことも無いし、考えようともしない。

  今ではそれをしないと気が済まないという感覚。

それによって1日がスムーズに行動できるという朝のルーティン業務等であれば、それ自体が目的であるから特別どうのこうのとは言わないが、同様に本部指示やマニュアルがあるからそれに従うという指示命令形態に対して何の疑いもなく現場が実行してしまうという風潮が蔓延しているように思える。

  本部の指示売価だから守る。
  本部マニュアルだから守る。
  上司の指示事項だから守る。
  チラシ限定数量だから取る。

部下として、現場として、上司の指示や本部の指示を守り実行することは何も考えずに行動することだから「楽」である。

  しかし「楽」なことと「目的」に近づくことは別物だ。

最近の現場を見ていると、自分も同様かもしれないが本来の目的以前に指示命令や決め事の遵守が先行し、本来の目的とその効果を検証する姿勢がなくなってきているように思う場面が多々ある。

  「チラシに記載されている限定数量が◯◯個なので発注しました。」

しかし、その数量であれば数時間で限定数量に達してしまう店舗もあるだろう。
そんな時にはせめて午後5時まで持つ数量が必要であろうし、本部指示売価がキャベツで498円にもなっていたら、競合店との価格との比較も必要であろう。

  とにかく店舗が置かれた環境は個店毎に異なるのである。

異なる競合環境にあるわけであるから、自店はその競合店に左右されることになる。
よって、その競合店を無視してはより良い店舗運営とは言えない。

  競合店との関係の中に自店は立地しているからである。

本部の指示売価とはある一定の目安とし、そこから先は自店の競合店との関係においてどのような売価に設定するかはお店が決めるべきことであると思う。

  または店舗で決めて競争優位性を保とうとするものである。

要は目的は競争優位性を発揮しやすくする為の行為が、マニュアルとか本部指示に備わっており、それを遵守することによって最終目的は業績を達せいすることにある。

  しかし現状では遵守が目的と化しているのである。

これを本末転倒というのであろう。

  特に最近ではベテラン社員でもそうなりつつあるようだ。

その遵守の後に待つもの。
そしてその未来には目的達成という大前提が本当に待っているのだろうか?。

  そんな問いを持ちながら日々の目の前の仕事に臨みたいものである。







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心のあるべき姿」カテゴリの記事

コメント

第01肉屋さん、コメントありがとうございます。
是非、次回更新時は2時間たっぷりと学んできてください(笑)。

投稿: てっちゃん | 2020年4月 3日 (金) 06時43分

法律を守ることと同じです。
捕まりました。反則金1万8000円です。

次からは二度度動いてる車の中でラインを見ることが無い様にカバンの中にしまう事にします。

投稿: 第01肉屋 | 2020年4月 2日 (木) 07時15分

ただのバイトさん、コメントありがとうございます。
岡本太郎さんと言えば思い出すのが、1981年のマクセルのビデオカセットのテレビコマーシャルで、岡本太郎さんが弾くピアノを真上から撮影し、岡本さんがそのカメラに向かって叫ぶ、
「芸術は爆発だ!」
を思い出しますね(笑)。
https://www.google.com/url?sa=t&rct=j&q=&esrc=s&source=web&cd=3&cad=rja&uact=8&ved=2ahUKEwj93ZWNl8joAhUMfXAKHTLZBNUQwqsBMAJ6BAgKEA4&url=https%3A%2F%2Fwww.youtube.com%2Fwatch%3Fv%3DHm0ESq6Oohc&usg=AOvVaw2N7ffCZ5LFb5wfvHibcNUQ
人間にとっての成功とはいろいろな経験の下に自分の使命を理解しその使命(やりたいことやるべきこと)を全うした後に自分に襲いかかってくる答えなのではないでしょうか。
そんな悔いの無い生き方をしていきたいと思います。

投稿: てっちゃん | 2020年4月 2日 (木) 06時41分

第01肉屋さん、コメントありがとうございます。
企業それぞれのマネジメント手法。
企業の成長過程で本部主導の重要なタイミングでしょうか。しかし結果的にそのことが現場の創造力を停止させていることにどの段階で気づきどの段階から個店対応に舵を切っていくのかも重要かと思うのです。

投稿: てっちゃん | 2020年4月 2日 (木) 06時30分

k,kさん、コメントありがとうございます。
このような状況になればなるほど現場との情報を密に取るということが必要でしょうか。川上情報ではなく川下情報に最重点を置いて行動することが求められますね。そして4月にはいり野菜の相場もどんどんと上昇しています。安定から競争へ、時代は急速に流れていきますね。

投稿: てっちゃん | 2020年4月 2日 (木) 06時27分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
このような状況だからこそ、その激変を目の当たりにしている現場の人間が
スピードを持って対応していくことが最優先でしょうか。
世の中の激変と自店の従業員への配慮、商品手配等、全てが初めての経験でありマニュアルが通じない環境において現場がどう対応するか。全ては率先垂範がキーワードでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2020年4月 2日 (木) 06時23分

今、静かにムーブメントが起きている岡本太郎さんの著書『自分の中に毒を持て』

ブログの内容には全く触れず、この本からの引用だけを書きます、笑

その前に岡本太郎さんについて、彼は言わずと知れた日本を代表する芸術家で、大阪万博の『太陽の塔』や渋谷駅に飾られている『明日への神話』などが有名ですね。
しかし彼が絵を描き始めた当時は明るい派手な原色を使うスタイルは前例がなく、散々非難の的となりました。批評家からは「あなたのようなことをやっていたら社会から消される」とまで言われていました。そんなのは落書きだと。
そういう世間や他人からの批評に対して
「俺はお前らに認められるために絵を描いてるわけじゃない、これで野垂れ死んでも本望だ」
と抗い、「自分のこれがやりたい」という自分の心に従うことに何よりも重きを置いた人生を貫きました。
それは最もきつい選択。人が認めてくれることや、これをやれば正解だとわかっていることをやること、そういった楽な方に流れる己と戦えば戦うほど自分の人生は輝くと考えていました。誰かの決めた答えをなぞることはしません。
そんな彼の生き方が凝縮されているのがこの本です。
その中の珠玉の名言の数々をどうぞ。

「人間にとって成功とはいったいなんだろう。
自分の夢に向かって自分がどれだけ挑んだか、努力したかどうか、ではないだろうか。
夢がたとえ成就しなかったとしても精一杯挑戦した、それで爽やかだ。」

「一方はいわず既に馴れた、見通しのついた道だ。安全だ。
一方は何か危険を感じる。もしその方に行けば自分はいったいどうなってしまうのか、不安なのだ。
しかし、惹かれる。本当はそちらの方が情熱を覚える本当の道なのだが、迷う。」

「あらゆる場所、あらゆる状況で孤独な出る釘であったのだ。
そして、叩かれても叩かれても叩かれるほどにそれに耐えて自分を突き出してきた。
いや、むしろ出ずにはいられなかった。
それが情熱であり、生きがいだからだ」

投稿: ただのバイト | 2020年4月 2日 (木) 03時53分

うちの会社は本部が絶対で、まもらなければ始末書というペナルティーがあるので恐ろしいです。まさしくパワハラ😅

投稿: | 2020年4月 2日 (木) 00時05分

うちの会社は本部が絶対で、まもらなければ始末書というペナルティーがあるので恐ろしいです。まさしくパワハラ😅

投稿: | 2020年4月 2日 (木) 00時05分

激しく共感します(笑) うちの現場そのものです。激安なら限定終わってからも5%ほど上乗せして夕方まで売れる数量確保します。お客様にお詫びPOP1枚だけで頭を下げ続けるのも嫌なので。 限定数しかそろわない時はヤバくなる前に定番上段に1/16POP作って隠しながら夕方まで持たせます。馬鹿正直にやってお客様のお叱りを受けるのも苦痛ですし、折角来てもらったのに残念な思いされるのも気持ちいい事ではないです。それを解る従業員も少ないです。 決まりだからいいんじゃないですか?本部が決めたことだし現場のせいじゃないですよ。 それはそうだけどせっかく楽しみに買い物に来てもらった方々に申し訳ないか? 俺のせいじゃあないし。それはそうだが💦 ラチがあきません。中途だからではなくスーパーで自分で買い物をしない輩には解らないでしょうね。 朝の立ち上げも然りです。 鮮魚は他部門よりも立ち上げが遅いですが一般のお客様にとってはしったこっちゃない話。だから必死に血管切れそうになりながら朝は特に頑張らねばなりません。本部に上がって10年もすると解らなくなるんでしょうね。 

投稿: k,k | 2020年4月 1日 (水) 17時58分

正に本部と現場の両輪の力が試される時ですね。本部指示待ちだけではお客様の期待に応える事の出来ない緊急事態。本部で成すべき事、店舗が成すべき事をしっかりと捉えてお客様の期待に少しでもお答えすべき時ですね。
次に何が起きるのかを緊張感を持って考えねばならない前例のない事態が起きているのですから。

投稿: dadama | 2020年4月 1日 (水) 17時15分

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