« 苦味 | トップページ | 即答 »

2020年3月16日 (月)

あるお客様との会話から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


当店によく来る男性のお客様。

  と言っても多くの男性リピーターがおられる(笑)。

そして大抵は鮮魚売場で会話するお客様が多い。

  なぜか?。

大抵は鮮魚売場で品出しをしているときにお互いに絡み合うからである(笑)。

  ご夫婦で来られる男性客。
  お一人様で来られる男性客。

先日は大抵はお一人で来られるお客様が、滅多に来ない奥様と来られて紹介されたりもした。
食品スーパーには本当にいろいろな男性のお客様が来店される。

  スーパーに来店される男性のお客様。

それは女性にも言えることだが、とりわけ男性客にはいろいろな方がいる。
食品スーパーに来店すると言うことは食材を買い求めに来られるということ。

ということは大抵は自分で調理をする為に自分で食材を購入する目的で来店される方がほとんどだということだろう。

  しかしだからと言って独身とは限らない。

奥様と役割分担しながら買い物は自分でされる方もいる。
先日はそんな男性のお客様と会話をした。

  よく来られる男性のお客様。

そのお子様が今度ご結婚されるという。

  「おめでとうございます。」

そう祝福したら、こう返してきた。

  「いや実は大変なんだよ。」

それはこうだ。
こんな状況(コロナショック)だから、結婚式をどうするか迷っているという。

  子供の結婚式。

多くの関係者に自分の子供の結婚を祝ってもらいたいのが親心であろう。

  しかしそんな気持ちを踏みにじるコロナショック。

相手の親御さんは首都圏には出てきたくないような気配だという。
その気持ちも理解できるのがわかるだけに厄介なのだろう。

  私は言った。

「お気持ちはよく分かりますが、ここは主催者がナタを下ろして延期または中止を決断するのが呼ばれる方にとっても幸いなことなのではないでしょうか。」

披露宴に呼ばれる方にはいろいろな想いを抱いている方がいるだろう。

  もちろんおめでたい席に参加したいと思う方。
  とは言ってもこんな時だから迷いに迷う方。
  感染しては元も子もないから欠席を決めている方。

いろいろな想いを胸に披露宴の返信を迷っているのである。

  主催者が決断して参加者の不安を取り除く。

それには、この時期のこのタイミングを考えると延期または中止が世の中の流れではある。
そして、この流れの中で主催者となってしまったのであるから、そこは参加される方々の安全を最優先に考慮するのが筋でもあろうか。

  そんな話をさせて頂いた。

その男性のお客様は、私の顔をまじまじと見て言った。

  「ありがとう。気持ちの整理がついたよ。」

それも後々の思い出となるだろう。







|

« 苦味 | トップページ | 即答 »

心のあるべき姿」カテゴリの記事

コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
つくづくこの商売とは人間と人間のリアルな触れ合いの場だと感じますね。
たまたまそこの間に商品という媒体が存在するというだけのこと。
我々業界は結局は人と人が商品という媒体を挟んで対等に関係する職業であることを改めて感じさせられる今日この頃です。

投稿: てっちゃん | 2020年3月16日 (月) 22時55分

花子。さん、コメントありがとうございます。
まさに日本も今が堪えどき。
昨年の流行語「ワン・チーム」を日本というチームが具現化する時なのだろうと思います。
そしてそんな時代でも我々の業界にはお客様が来てくれるという感謝の心。
震災時には必ずこの業界に身を置いて良かったと感じています。

投稿: てっちゃん | 2020年3月16日 (月) 22時50分

第01肉屋さん、コメントありがとうございます。
お父さんの無念さが伝わってきますね。
しかし結婚とは他人同士の長い長い人生の共有の場。
そのスタートが最悪の場からということは、残りは幸福しか残っていないということではないでしょうか。
人生、幸と不幸は絶妙のバランスで成り立っているもの。だからそんなふうに捉えていきたいものですね。

投稿: てっちゃん | 2020年3月16日 (月) 22時47分

商品を仕入れ販売する差益によって成立する小売業。差益だけの世界だったら経費を落として価格を下げるだけで良い。しかしながら商売は血の通った相対に基本があり、普遍であると信じたいですね。

投稿: dadama | 2020年3月16日 (月) 21時15分

仕事以外のそういう話もお客様とできるというのはとても素敵なことですね。
そういう上司のいるお店に勤めたいなと思います。
今はコロナで、職場から二連休を頂いても孫にも会いに行けず、もらった写真を見て、我慢しています。

投稿: 花子。 | 2020年3月16日 (月) 14時47分

私の義妹もつい1週間前式あげました。
相手方に嫁いだ形になったのとコロナの影響で式をあげるのは猛反発したのですが、相手方のほうが親族20数名がかりで行うことになったのでこっちは2名だけ。
 式に参加した義妹側は寂しい思いだったと父が語った。

投稿: 第01肉屋 | 2020年3月16日 (月) 08時19分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 苦味 | トップページ | 即答 »