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2020年3月 5日 (木)

楽しくなければ・・・

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日は「副店長」について記した。

  今日は店長の役割期待。

そして昨日は、店長の役割期待を「仕事の楽しさ」の店舗での推進者と明記した。

  店長は店舗での「仕事の楽しさ」の推進者。

小売業という仕事。

  本来はこんな楽しい仕事はない、と思っている。

しかしそう思うのは私だけであろうか?。

  このブログのサブタイトルは、「楽しくなければスーパーじゃない」。

もちろん、このフレーズもいろいろなところで使われているフレーズではある。
そしていつも想うのは、てっちゃん会で集う仲間たちを見ていると、本当に仕事を楽しんでいるんだなぁ〜という実感と共感。

  その二つがあるからこの会は長く続いているんだろうなぁと思う。

そして店長と副店長との役割期待も記した。

  店長は「仕事の楽しさ」を、副店長は「基本の徹底」を推進する役割。

よって、店長と副店長はクルマの両輪である、とも記した。
店長と副店長がお互いに役割期待を果たしながら店舗を違う使命を持って牽引していくから、店舗は競争力のある一個の商品としてお客様に輝いた存在として映るのである。

  仕事の楽しさとは「売る楽しさ」と「売れる喜び」を享受することである。

「売る楽しさ」とは、販売計画の部分であろうか。
「売れる喜び」とは、販売実績の部分であろう。

  売る計画と売れる感動。

この二つがこの商売の醍醐味である。
そしてこの醍醐味は、担当者やもっと言うとパートさんまで同じ感動を共有できるのである。

  末端のパートさん達が「売る楽しさ」」と「売れる喜び」を享受できる。

このことが、小売業の素晴らしさであり醍醐味であろう。
そしてそれは脈々と担当者から部門チーフ、そして店長に至るまで同じ「楽しさ」と「喜び」を享受できるのである。

  この「楽しさ」と「喜び」の享受こそが全ての店舗運営の軸となるのである。

そして、この軸が太ければ太いほど、店舗は競争力のある一個の商品として輝き続けるのである。

  それを推進し牽引するのが店長の役割期待。

そして「売る楽しさ」と「売れる喜び」を店舗運営の軸として如何にマネジメントしていくかが店長の最大の使命と言える。

  「売る楽しさ」と「売れる喜び」を店舗運営のマネジメントの軸とする。

これこそが店長の最大の使命であり、これをマネジメントとして仕組み化し店舗に定着する事こそ、理想の店長像ではないだろうか。

  思えば私もそこの一点に集中して今まで模索してきたように思う。

そしてこれからも、この命題を追求し続けていきたいと思うのである。







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コメント

ただのバイトさん、コメントありがとうございます。
組織を「人間」から捉えていくのか、
組織を「作業」から捉えていくのか。
組織へのアプローチの仕方で企業の内部も大きく変わるものだということが最近ようやく理解できるようになりました。
但し、両方大切だということも(笑)。
関東地方の「Y社」などはそこの両立を図りながら成長してきた企業としてこれからも注目していきたい存在ですね。

投稿: てっちゃん | 2020年3月 8日 (日) 06時24分

感情的、そして合理的に人がそこに居続けたい、そこで働くことにメリットがあると思わせる価値を提供すること、これが一番なんじゃないんでしょうか。
給与や言葉はそのためにあるようなもの。
人が人として根源的に求めている物は変わらないと思いますね。

①自分の存在価値を認めてくれる
②人を(特に身近な人を)幸せにするためのツールをくれる
③(この人と一緒にいたら)自分が成長できる

辛いことを我慢しながら生きていくって全く価値ないですね、笑
自分の中にある好きなことや才能とか長所を活かさないで、そんな人は何の役にも立たないですよ。
言われたことだけやってればいいって、みんな同じだったら機械やAIで構わない。人間までコピー&ペイストしてどうする?
「みんな違ってみんないい」とか子供に教育しておいて大人は何をしている?!「みんな違ってみんなダメ」になっているではないか!
ダイバーシティ(多様性)という言葉も盛んに聞こえて来るようになって、会社の定款とか就業規則には綺麗事しか書いてないのに、それを汚しているのは他ならぬ人。
自分が一番活かされているものを選択して一番輝いている状態で74億人分の1の役割を果たして死ねばいいんです、笑

僕は組織人にはなれません。

投稿: ただのバイト | 2020年3月 8日 (日) 01時57分

まっちゃんさん、コメントありがとうございます。
新体制への不安。
それは店長もそうですが店舗内の部下やパートさんまで同様の不安があるでしょう。しかし店長が従来通り一人一人が輝ける店舗を創造しようとする姿がぶれていなければその不安は即解消されるだろうと思います。是非そんな店舗を創造していってください。

投稿: てっちゃん | 2020年3月 6日 (金) 06時22分

3月2日から新体制になり、どうなっていくか分かりませんが、自分の中のテーマは1文字『輝』です。スタッフが、楽しく、やりがいのある仕事だと思ってもらえるように。また、店の中が明るくなるようにやっていく。従業員、お客様が『輝ける』店づくりをしていこうと思ってます。新体制になっても実施することは変わらない。お客様の為、地域の皆様の為、笑顔で突き進みます(^^)

投稿: まっちゃん | 2020年3月 5日 (木) 20時26分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
仕事を楽しむという風土。
ストイックな日本人にとっては仕事もストイックに取り組むものだという概念が定着しているのだろうと思うのですが、やはり仕事は楽しくてなんぼの世界だと思います。
そして末端のパートさんや担当者の時代から自分が携わる商品を売る楽しさや売れた喜びをほんの小さな領域からでも楽しめるのはこの業界の特性ではないかと思います。その特権を後輩達にも伝えていきたいものですね。

投稿: てっちゃん | 2020年3月 5日 (木) 10時56分

楽しいですよね(笑)。でも社内では楽しむ事を是とする風土が少ないのも事実。日本人らしいとれも言えますが。そんな悩みを打ち砕いたのがこのブログとの出会いですよ。社内では表には出しにくいけど楽しんで仕事をしたいと思うメンバーが多くいる。そして少なからずの方々自信と勇気を持って仕事に取り組み成長し会社を変えていく。お陰様で私も無事に定年を迎える事が出来たのもここの出会いがあればです。この地からは北東に足を向けて寝た事はありません(笑)。今は色々と事情が重なり監禁生活(笑)ですが泣いても笑っても人生残り僅か。最後まで自分らしく我儘に生きて見せますよ(笑)。

投稿: dadama | 2020年3月 5日 (木) 09時12分

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