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2020年3月15日 (日)

苦味

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

しかし、こんな時期である。
とても芸能ネタを探し出せる環境ではない。

  よって先日のテレビ放映されていた「食の起源」を取り上げたい。

食の起源の最終回は「美食」。

  美食とは食を美味しく豊かに摂るということ。

どうせ食べるのなら「美味しく」食べたいのが食事。
美味しく食べるということは、美味しい食材や高級な食材を購入して食するということに直結するのであるが、この番組では食材以前に人間の舌についての掘り下げから取り上げていた。

  人間の舌。

その舌が食材の味であり味覚を感じる部分である。

  そして、美食とは = 舌の引き出しの多さ

そう、自分の下がその食材を美味しいと感じるかどうかで、美食の度合いが決まるのである。
よって、より自分の舌が感じる味を広げていくことが重要なのである。

  その一つに「苦味」がある。

苦味とは本来自分の体に良くない「毒」として自分の舌が感じる味だったらしい。
よって、苦味を感じたら人間は直感的にその食材を吐き出す習性を身に付けていた。
しかし6万年前の氷河期に人間は食を求めて流浪の民となり新天地を求めて旅立った。

  そこで新たな食材にどんどん挑戦していく。

そこから苦味のある食材でも食べられるものもあることを知る。

  いろいろな挑戦の下に苦味を美味しさとして舌が記憶したのである。

そして、あらゆる食材の中の苦味を味分けられる舌を持つ人が、味の微妙な違いを嗅ぎ分けられる人間として成長してきたのである。

  更に、人類を美食モンスターに変えて行ったのが、嗅覚。

長い歴史の中で人間の頭蓋骨が変遷し、目と鼻と口が一つの穴で繋がり、そこで得たのが嗅覚である。

  人間の舌の味覚センサーは100万個。
  人間の鼻の味覚センサーは1000万個。

結果として人間は嗅覚という1000万個の味覚センサーを獲得し、更に美食モンスターと化していったという。

  更に人間は火を使えるようになる。

そこで更に煮たり焼いたりしながら嗅覚を磨いていったのである。

  このように人類は「苦味」と「嗅覚」で美食を獲得してきた。

そして第三の美食能力の要素があるという。

  それが共感の能力。

それによって、人間は他人が美味しそうに食べる姿に共感し自分でも食べてみたいという共感が生まれ、どんどん自分の味覚センサーを拡大していったのである。

  美食モンスターはこのようにして成長していくのである。

人類は、美味しさというものを「共有する」「拡散する」ことを知るのである。

  これは非常に重要な人類の特徴と言えるであろう。

コトによって食べたい、美味しい、という評価が違ってくるのも、このような人類の歴史によるものなのであろう。









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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
古来から人間は苦味を勇気を持って取り入れ、その中から美味しさや薬味を選別できる引き出しを増やしながら成長してきた人間たちの末裔であることを忘れてはいけませんね。
そしてどんな場合でもチャレンジすることで必ず成長できることを学んできました。
そしてそこからでしか未来は開けてこないことも知るべきでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2020年3月15日 (日) 22時43分

苦味による危険予知は大切ですね。考えてみると人生も苦虫を噛んだり、苦渋を味わったり・・・苦い経験は避けたい物ですが味わう事で次の一手を考える事が出来る。我年齢を鑑みればそろそろ苦味を避ける成長をしてねばですのがまだまだ苦汁を飲んじゃ悶えてますよ(笑)。

投稿: dadama | 2020年3月15日 (日) 15時48分

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