外食レジェンド
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日のカンブリア宮殿。
外食レジェンドの横川竟さんが登場。
横川さんはすかいらーくの創業社長。
外食界では知る人ぞ知る外食のレジェンドらしい。
番組冒頭では「じねんじょ庵 成城店」が登場。
この店を偵察に来た横川竟さんは
「売り方の演出が非常にうまい、商売がうまい」
と絶賛。
経営するのはあの牛角の創業者の西山知義氏。
西山さんは横川さんには終始低姿勢で会話していた。
西山さんは横川竟さんについて「日本の外食の礎をつくった人。お客の立場に立つ視点が素晴らしい」とコメント。
外食界でのヒットメーカーである西山さんが匠と崇めるほどの横川さん。
番組を見ていてなるほどと思った。
商売に対する見解が明快なのである。
そしてその明快さがコミュニケーションのやり取りの中で、まさに即答となって相手へ直球を返すのである。
昨日は「即答」をテーマに記事を書いた。
まさにその即答という回答を身を以て体現しているのが横川さんである。
そしてその即答という直球は、彼と会話する人間がまさにその即答を今現在学んで実行している部分であり、ようやくそれを取得中に、その珠玉の名言を目の前の人間がいとも簡単に有言しているのである。
それは本人からするとまさに共感の賜物であろう。
それだけ、目の前の人間が今現在進行形の学びの真っ最中のことを実にわかりやすい言葉で表現してくれているのであるから、彼が神様仏様にしか見えなくなってしまうのもうなづけるのである。
それだけ的確な即答が本人の琴線に触れる。
そして彼は最後に商売の思想について述べた。
MCの村上龍が彼に聞いた。
「思想がダメなら結局はダメになるということですか?。」
彼は即答した。
「ダメです。」
仕事に対する思想。
それは商売の思想でもあり、理念という言葉に置き換えることも可能であろう。
理念が間違っていれば結局は成功しない。
それだけ確固たる信念と正しい理念を最後までブレずに持ち続け、それを愚直に実行し続けられるか。
そのブレない思想を持って実行し続ければ、長くても一年で結果は出るという。
それを信じる力を如何に土台として築けるか。
数値や目には見えないが、これをやり続ければ必ず後日に結果が出る。
それがその人間の実力なのだ。
そして、その思想で一年やり続けても結果が出ないということは、その思想は間違っていたといことである。
よって、その思想を一から振り返る必要はあろう。
具体的な部分はその思想が正しければ、その状況に合わせて変えていけばいいし、その思想が正しければ必然的に具体化は変化に対応していけるのである。
何ものにも洗われない確固たる思想(理念)。
この思想を如何に築き、磨き込んでいけるか。
それが我々の永遠の仕事なのではないだろうか。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
今日お会いした店長も色々な諸問題を克服しながらもブレない信念の下に店舗運営をしておりました。
そして本日21•5幕を開催しての感想。
感心したのは基本。
定番の前出しや清掃の部分では近隣の大手を凌ぐ達成ぶりでした。
そして本日は数人の方とSkypeによるダイレクトコミュニケーションを試みてみました。
こちらもリモート飲み会へ向けて整備中です(笑)。
投稿: てっちゃん | 2020年3月18日 (水) 19時12分
正しい事を信念をもってやり続ける。
信念を持つまでには成功・失敗を含めPDCAを回し続ける事。前幕で勉強会場のなったとあるスーパーの店長も学びから行動を起こし結果を検証し次へ繋げていく。彼も必ずや信念を持った剛腕店長に成長する事でしょう。応援していきたいですね。
投稿: dadama | 2020年3月18日 (水) 12時57分