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2020年2月 4日 (火)

強みのパターン

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


自社の強み。

  これは他社との比較の中で見えてくるものである。

そしてそれはお客様の目線で他社と自社を比較し、自社にその強みがはっきりと目に見える形で映るから、自社を選択されるのである。

  しかし自社で働く従業員には意外にその事が見えていない場合が多い。

例えば所属する業界団体の研修会等に参加した場合の話。

  よく聞くのは自社のある部門に魅力があると言う意見。

しかし自社で働く従業員にはその部門が他社と比較して強みになっていると言う認識は無い。

  “自社内の同じ部門”

その程度の認識であろう。
逆にこの部門にはかなり力を入れていると思っていても、逆にその部門が他社からすると店舗内でも弱い部門として映っていることもある。

  それだけ自社内にいると見えてこない自社や自店の姿。

それは表面上の売場の状態や品揃え、更には単品の品質や鮮度という見える部分での姿であって、内部に入り込んで日々のバックヤードでの仕事の進め方になってくると尚更他社の状態は見えてこないものである。

自社が属する企業グループはどちらかと言うと内部のオペレーションに強みを持つと思っている。
しかしこれは他社の人間からするとなかなか見えてこない部分でもあろう。

  その強みがあるから売場の安定が維持されていると思われる。

しかしそれも他社と比較して、と言う比較の問題でもある。
自社からすればその維持とて日々の中でのデブロクがあり、単品での品切れや前出しができずにボロボロの状態の時もあろう。

  しかし他社から比較すると安定感は維持されている。

が、・・・ 。

  イベント対応能力という視点で見るとそれは弱みかも知れない。

よく、お盆と年末に関しては競合他社との比較による反省を店長会で行われるが、異口同音に発せられるのは売場の飾り付けや部門合同展開による売場の華やかさ。

  そこが競合他社と自社との大きな違いとして毎回登場する反省である。

それはおそらく内部での店舗としての販売計画や本部主導の情報の違いであろう。

  しかしそこは外部の人間には見えてこない部分でもある。

それは企業グループの研修会においてもなかなか見えてこない内部構造ではないだろうか。
おそらく1週間程度その店舗の中で1日の流れを視察しないと理解できない部分なのであろう。

  しかし転職してきた人間からするとその差は歴然と見えているものである。

そう言う意味では外部の目線を持つ内部の人間の観察力はまた別の意味で貴重な意見なのかも知れない。

  “なぜ、このような売場が作れるのか?”
  “なぜ、売場が毎日安定しているのか?”
  “なぜ、鮮魚売場のガラスが清潔なのか”

外部からは色々と見えてくる競合店の状態。

  やるかやらないかと言うことも必要かも知れない。

しかしそれ以上に、その企業はどうやってそれを実行しているのかと言う情報収集も重要であろう。






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コメント

sakaeさん、コメントありがとうございます。
転職のメリット。これからは負のイメージが付き纏う転職ですが逆に言うと企業の強み弱みの把握には転職者の目線がものをいう時代になっていくと思います。
それは競合対策という目線で言うとお互いの強み弱みの本質を把握してどう対抗するかをある程度明確に認識できるからです。
sakaeさんが携わる部門のお互いの強み弱みを認識できれば、現在勤務する企業を以前勤務していた企業がどう対抗すれば叩けるかをsakaeさんは現在認識しているのだろうと思います。
それは現在のsakaeさんの存在価値であると言うことです。

投稿: てっちゃん | 2020年2月 5日 (水) 08時04分

第01肉屋さん、コメントありがとうございます。
大手GMSと地方SMの役割の違いは大きいと思います。
その期待される役割に対してどれだけストレートに応えられるかで大手をも凌ぐ集客力を得ている地方スーパーも多いと思います。
まずは自社の地域での使命をどう理解しどう具体的な行動を取るかが業績にも大きく左右するのだろうと思うのです。

投稿: てっちゃん | 2020年2月 5日 (水) 07時57分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
ブレない会社、ブレないトップ、ブレない自分。
ブレないということと変化対応は別物でしょうか。
我々も何者にも囚われないブレない集団であり続けたいものですね。

投稿: てっちゃん | 2020年2月 5日 (水) 07時48分

私は転職することによって、以前の勤務先の強みが分りました。勤務していた頃は弱みしかないと思っていましたが、弱みしかない企業なんてありませんね。外部に立ったからこそ、分かることですが。
また、隣の芝生は青く見えるということがどういうことなのかも身をもって体験しています。外部にいた頃はあれだけ強みしかないと思っていた企業にも弱みはたくさんありますね。
企業の強みと弱みを冷静に把握できるのが転職のメリットの1つかもしれませんね。

投稿: sakae | 2020年2月 4日 (火) 21時01分

大手イ〇ンで学んだことを活かし、主任になって活躍したい、あわよくば、バイヤーになってウハウハしたいと思って転職しましたが、自分のレベルの低さに痛感しながらも、お店の弱みと強みを理解し、引籠り体質でやっていますが、
イベント系にめちゃくちゃ弱いと感じています。
飾り付もさながら、魅力ある売場には程遠いと感じものがあります。
人員不足もあれば、人材育成不足、戦場に赴いて戦える人が育っていない中堅が不足しがちで助言をできるものが居ないスーパーと感じがちです。
ただ、出勤して時間になるまで働けばいいわっていう働き方じゃ、俺は満足(オナニー)出来ないので、自己犠牲しながら俺の部門はやってます。

投稿: 第01肉屋 | 2020年2月 4日 (火) 20時20分

お陰様で色々な企業の舞台裏を拝見して参りましたがトップがぶれない信念を持つ企業は従業員も安心して働けるのかなと感じますね。不安だから他企業を学ぼうと思うのかも知れません。
その学びを自社に持ち帰り如何に活かして行くのか。活かすには闘う事も必要ですし結果も出さねばなりませんから真剣勝負にならざるもえませんね。不思議なものであの会での学びで外れた事はありませんから凄いですね(笑)。会社がブレ過ぎて残すべき物が見えないのは無念ですが。

投稿: dadama | 2020年2月 4日 (火) 19時44分

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