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2020年2月17日 (月)

22幕顛末記

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


てっちゃん会第22幕が終了した。

  今月の12日〜13日。

トレードショーを兼ねた開催日ではあったが、如何せん地方巡業となる開催地の為、どうしても参加者が限られた格好だった。
そして私は、午前8時に家を出てクルマで現地に向かった。

  そして到着時間は午後2時。

途中、昼食をとあるスーパーで弁当を買ってクルマで摂った為1時間程度は延長したが、クルマを運転する時間だけで正味5時間弱は費やした。

  現地に着くまでに本当にヘロヘロになってしまったのである。

それから、仲間たちと旅館で待ち合わせし、総勢で今回の幹事企業と競合店を視察した。

  とは言っても今回の基幹店舗と競合店はかなりの距離がある。

よって、厳密には競合店というよりは、参考店舗として視察すべき店舗であったろうか。

  一店舗は価格を打ち出した大型店。
  もう一店舗は地域密着の中型店舗。

どちらかといえば、中型店舗の方がきめ細かな商品化と売場展開によりお客様が多かったように思えたのである。

  なんとその中型店舗のバイヤーもてっちゃん会のメンバーなのである。

そんなつながりの地域で今回は22幕が開催された。
それは以前のブログでも紹介しているのであるが。

  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2020/02/post-28b4f2.html

この時のブログは、実際には開催前の段階で私の予測の記事であったが、今回は顛末記として報告させていただくとした。

今回もメンバーのお店を舞台にした売場作りを視察し、その後メンバーの取り組み報告がパワーポイントで説明され、その後に会のメンバー数人による成功事例、取り組み事例等が報告された。

  今回の舞台のお店はこだわり商品が半端なく展開されていた。

そしてそのこだわり商品をメーカーや問屋と交渉し導入し、そしてコトPOPにて売り込む役割がパートさん達であることが素晴らしいのである。

  逆に店長は商品導入にはあまり介在しないらしい(笑)。

いつの間にか自分の売場が縮小され、パートさん達の導入商品に横取りされていることもしばしばらしい(笑)。

  それだけ仕入れから売り込みまで責任をもって望んでいるということだ。

そんな報告会と質疑応答後に、食事があり、その後の会のメンバーによる事例報告の段階になると、10名程度のパートさん達や社員達も同席してその事例を視聴するという場となった。

  なんと積極的な姿勢であろか。

これも店長の差し金なのか自ら手を挙げて参加したのかは不明であるが、いずれにしても積極的な姿勢であることだけは間違いない。

  そしてこのような志の高い従業員を如何に育てるか。

ここに店長を含め企業の幹部は集中すべきなのだろうと思う。

  そこにこそ企業存続の鍵があるのだから。






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「てっちゃん会」」カテゴリの記事

コメント

sakaeさん、コメントありがとうございます。
一日中話をしても飽きない。
だからこそ皆さんが遠方より参加される理由なのだと思います。
そして自分の殻から飛び出して新たな自分が発見できるという感動。
いろいろな意味で人生の幅を広げられる機会でしょうか。

投稿: てっちゃん | 2020年2月20日 (木) 10時14分

てっちゃん会第22幕とても楽しかったです。
てっちゃん会に参加していつも思うのは、みんなこの仕事が心から好きなんだなということです。
会場に行く前の電車の待ち時間にある方と話をしていたのですが、少し話をしただけで、仕事の話が止まりませんでした。また、もっと話をしていたいと思いました。私だけかもしれませんが、てっちゃん会のメンバーとだったら朝から晩まで仕事の話をしていても飽きない自信があります。
今回は少人数だったため、密度の濃い会話ができ、とても刺激になりました。2日間、ありがとうございました。

投稿: sakae | 2020年2月19日 (水) 20時07分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
働く楽しさ=売る楽しさ。
皆がこの事の共有していることがポイントでしょうか。
そして店長がその共有に大いに関わっているからこその目の輝き。
こうなってくると放っておいても勝手にミレニアルプロジェクトを組織してしまうのでしょうね(笑)。

投稿: てっちゃん | 2020年2月17日 (月) 22時17分

地方巡業お疲れ様でした(笑)。
大変志の高いお店でしたね。店長がパートさんの潜在力を見出した事に敬意を表しますが、なぜあのスーパーで働いているのかを思うとあの輝く眼差しが答えだと感じました。働く事にプライドを持っておられる。店長はプライドを最大限に引き出す事が使命だと感じました。
私も現場復帰を目指す勇気を頂きましたよ(笑)。

投稿: dadama | 2020年2月17日 (月) 21時08分

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