« 人事異動 | トップページ | 2020年1月の新ドラマ »

2020年1月18日 (土)

効率と効果

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


我々業界でもよく使われる言葉。

  「効率」と「効果」。

効率的に仕事を行う。
効果的な仕事を行う。

  なんとなくそして区別なく使用してきた「効率」と「効果」。

しかし、その使い方とその裏側には絶対的な違いがあるのではないだろうか。

  効率的に仕事を行う。

これは、同じ売場を作るのに、より短時間で売場を作るためのオペレーションの開発等を意味する。
要は同じ作業量をより短時間で行うという意味。

  効果的な仕事を行うとは。

これは、同じ作業量でより高い売上を上げるという意味。

よって、効率を高めるということと効果を高めるということでは全く異なる仕事へのアプローチをしなければならないということである。

  効果と効率。

なんとなく同様の意味で同様のアプローチを意図して使ってきた言葉であるが、その違いは明確である。

  そして我々の業界ではどう考えればいいのであろうか。

まずは我々自身が効果的な仕事の仕方を身につけているかどうかが大きな課題であろうか。

  要は「売れる売場」を実践できるかどうか。

ここは商売人としての基本中の基本であろう。

  これを蔑ろにして、効果的な仕事は無い。

売れる場所で、売れる商品を、売れる売場で、売れるタイミングに、どこよりも売り込むことができるか。

  その絶対数量を高めていくこと。

その根底にあるのは、売り込むという強い意志から始まり、その意志によって売場計画から仕入れ製造陳列を部門というチームマネジメントを駆使して作り上げるという技術を身に付けること。

  そして絶対的な数量を売り込む技術の延長線上に効果的な仕事が存在するのである。

絶対的な技術が身についたなら、そこから同じ人時でという固定された環境でより効果的な仕事を身につけていくことである。
そこには、絶対的な技術があるからこそ、そこから選別された効果的な仕事が抽出されていくのである。

  同じ人時ならどちらが売れる売場作りとなるか。

限定された環境で、より売上の高い売場を実現できるかという、より効果的な仕事という領域に入っていけるのではないか。
そして、より効果的な仕事が身につけられた後に効率という領域が待っているのだと考える。

  しかし効率という言葉を出すということのリスクは高い。

それは、効率とい言葉の裏側には、「これ以上売上は上げられない」という諦めの意志が隠されているからである。
この、諦めの意志が、効率という領域への移行を図り、全く別の思考を取り入れていくのである。

  売上という効果を限定したときの効率化。

同じ売上ならば、どちらの作業の方がより短時間で同じ売上をあげるだけの売場を作れるか。

  要は同じ売場を作るのに効果的なオペレーションはどちらか。

その選択の連続が、より効率的なオペレーションを開発し取り入れていけるのである。

  それでは、どちらを優先すべきなのか。

効率的に仕事をする。
効果的な仕事をする。

  これは永遠の課題であろうか。

但し、一つだけ言えることは、上記に示した流れを企業も個人も理解できていることが大きな強みとなることは間違いない。

  よって最後の効率的に仕事をするというところまで結論を持っているかどうか。

その有無が競争力なのだろうと思うのだ。







|

« 人事異動 | トップページ | 2020年1月の新ドラマ »

マネジメント」カテゴリの記事

コメント

第01肉屋さん、コメントありがとうございます。
従来の人員不足から劇的に人材豊富?に変化。何があったのでしょうか?。
何れにしても人材が豊富であることは製造部門にとっては羨ましい限りです。
是非、一人一人が充実感を持てる部門を目指してください。

投稿: てっちゃん | 2020年1月20日 (月) 06時56分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
そう考えると、効率という言葉にはどうしても抵抗感がありますが、経営を支える根底でもあるのでしょうね。
そこをどうバランスをとっていけるか。経営の妙でしょうか。

投稿: てっちゃん | 2020年1月20日 (月) 06時51分

人員次第です。
お肉の製造が今まで16時までフル回転していましたが、それも人員不足から来る遅れによるものでした。
それが人員が急激に増えたことにより、製造が12時で一旦〆、再度製造が15時で〆の流れに変わりました。
最終ロスを確認する時間も今まで19時まで残ってサビ残をしていたのが
今では17時までサビ残に減り落ち着いています。
やらなければならない仕事をサビ残でほぼ毎日対応していたのが、働き方改革でだいぶ効率が良くなったと思います。
新人育成に時間はかかりましたが、仕事面を覚えがよく、こっちも勉強になりましたので、
目指す形は、正社員が居なくても回る売場です。

投稿: 第01肉屋 | 2020年1月19日 (日) 18時13分

効率のイメージは目標数値に対しての機械的とか冷たさを感じますね。効果は期待値やポジティブなイメージでしょうか。
効率と効果は運営には共に必要ですが使い道は明らかに異なりますから使い分けは大切ですね。

投稿: dadama | 2020年1月19日 (日) 16時20分

k,kさん、コメントありがとうございます。
部門内での流れ作業という視点で見ると、昼食は皆が同時にあがるのは一番効率が落ちる作業スケジュールでは無いでしょうか。よって段階的に昼食を摂るという行為は合理的で効率的な作業割り当てだと思います。
更には、当方では調理サービスは午後6時までと明確に表示しております。
刺身類の特別注文は3日前までにお願いします、との表示も。まぁそれを忠実に守っている現場も少ないとは思いますが(笑)。

投稿: てっちゃん | 2020年1月19日 (日) 06時49分

私もこの2つのキーワードは毎日検証してます。二度手間はないか、もっと時間詰められないか、今日の計画でこの構成比は失敗か、いつ変更するか。じっと考えてます。昼休み休憩も遅くなる時もありますが、なるべく11時過ぎには入ります。午前の人がいる内に食べた方が円滑に廻ると思うからです。でもあまりそんな考えの人はいないようです、結構非難されます(笑)いつでも客注に対応出来るようにして無駄省いてサビが少なくなれば良いですがお客様も加工やって当然、開店直後でも魚いっぱいあって当然、夜の9時過ぎも刺身あって当然って方も沢山いらっしゃいます。どうすれば効果的効率的に対処できますかねー 課題あります

投稿: k,k | 2020年1月19日 (日) 05時02分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 人事異動 | トップページ | 2020年1月の新ドラマ »