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2019年12月 3日 (火)

あるメーカーさんとの会話から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、あるメーカーさんと会話した。

  何度から単品量販で打ち合わせをしてきた仲。

次回の単品量販に置いての展開場所や数量、それに伴う媒体関連の打ち合わせをした。

  そしていつしか52週の販売事例の話になった。

52週の販売事例に関しては、自分なりにスタートしてからもう何年になるだろうか。

  Windowsの過去のExcelでは2010年の3月から第1週として正式にスタート。

この時は全部門でダイジェスト版の反省を残しているから相当ハードルの高い52週MD計画と反省を残してきたのである。

  この初年度の52週MDの取り組みは相当辛かったことは今でも記憶にある。

当然、初年度での取り組みであるから、その継続すると言うこと自体が相当キツかったのである。
それが9年の時を経て、今ではそれが当然のルーティン業務となり、1週間の行動パターンはこのルーティン業務を中心に回っていると言っても過言ではない。

  それを通路の掲示板に貼って取り組み事例として掲示。

先日の青果の研修会でも多くの方がその事例を見ていかれた。
上記のように当初は全部門でダイジェスト版を作成していたが、それは初年度だけに留め現在では1週間ごとに店長として1枚にまとめてExcelで作成し日報としても提出しているものである。

  通路にはその他に各部の取り組み事例を写真のみで掲示。

よって、私の店舗としてのまとめと各部の写真2枚づつの掲示であるから結構華やかな通路となっている。
それだから、外部の方がバックヤードから来店されると目立つのであろう。

  そしてそのメーカーさんともその話になった。

「よく継続できますね。」

  「もう慣れたよ(笑)。」

「凄い資産ですね。」

  「毎回与件が変化するからね。」

確かに毎年外部与件は変化していくものだ。
先日のボジョレーヌーボーの展開だって、年々縮小均衡に陥っている。

  取り組み当初の2010年は今年の5倍以上の物量を展開していた。

それもワインという文化の定着による外部与件の変化であり、逆に言うとそれが年末商戦やクリスマス商戦の単品の展開にも変化が出てきているのであろう。

  52週をメーカーさんはどう取り入れるべきなのか。

立場を変えてそう考えてみた。
メーカーさんの立場としては、一つは52週毎のイベントに対してどう単品なりカテゴリーで提案できるかという視点と、単品をどのような流れで量販し、そこから定番で安定した商品回転をさせられるかという視点で52週というよりはトレンドとしての活用法があるのではないだろうか。

  特に大切なのは定番強化。

それは我々も定番強化は必須項目であるが、メーカーさんにとってはそれが死活問題となるであろう。

  如何に自社ブランドを地味な定番で回転させられるか。

その為に、第1週ですべきこと、第2週ですべきこと、更には第3週でどう変化させ、第4週で如何に定番に戻していけるかというストーリーを描きながら52週というスタンスで定番強化を図れるかという視点が重要になってくるのではないだろうか。

  そしてそれはバイヤー目線でもある。

特にグロサリーバイヤーの最大の仕事は定番強化だと思っている。

  定番売上8割を占めるグロサリー部門。

よって、自社の定番の回転率を高めることがより安定した売上と荒利を稼ぐことに直結するのである。

  そこはメーカーさんとの共同作業となるのであろう。







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マネジメント」カテゴリの記事

コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
昨日もこの52週MDの1年間の継続によって得られる店長としての資産の話題になりました。年度初めに計画してもせいぜい2ヶ月程度しか継続できず、そうこうするうちに外部与件、内部与件の変化によっていつしか52週への取り組みが皆無となってしまう。しかし外部、内部の与件がどうあれ店長として、または企業としてのこの継続による1年後の仕事の幅はハンパではないと思います。ぜひこの取り組みをお勧めいたいですね。

投稿: てっちゃん | 2019年12月 4日 (水) 09時47分

52週MDを極めていくと色々な事が見えてきますよね。基本は大切。でも本部指示の売場では社会環境や気温の予測までは取り込めませんね。基本を元にどのように店舗で加工、発展ささたMDを組むのか。意思の入ったMDは必ず結果と反省が生まれますから次週や次年度に繋げていく。手間もかかり大変な作業ではありますが大きな気づきが得られ商売の醍醐味を感じる事が出来ると思います。

投稿: dadama | 2019年12月 3日 (火) 17時59分

第01肉屋さん、コメントありがとうございます。
メーカーさんとの協業。
どの企業、どの店舗でもある程度商販一体となって売場を作る場面もありますね。そしてメーカーさんはその場面が現場との情報収集の適時だと考えます。
お互いにそんな場面を大切にしてきたいものですね。

投稿: てっちゃん | 2019年12月 3日 (火) 07時18分

エンド作るのにメーカー呼んでやってました。
自分は定番の手直しと催事場、メーカー以外のエンド追加とか売場立上げ3割 定番7割
定番やレジ前、一部催事場とかメーカーに買い取ってもらったり、メンテナンスをメーカーにさせたり業務負担を担ってもらいました。

その分定番維持と陳列冊子の変更に時間割いて
売場変更が毎週発生するので売場作り直し、補充、催事場作り、エンド作りの流れだったかな。

投稿: 第01肉屋 | 2019年12月 3日 (火) 03時55分

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