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2019年12月 2日 (月)

地方と都市部

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


都市部と地方の格差。

  この世界は都市部からの情報が豊富。

しかし、それを全て鵜呑みにしてこの業界の動向を語るのはどうなのだろうか。

  やはり個店の店長としては自店の動向が全てである。

よって、将来的な流れはある程度情報として習得する必要はあろうが、だからと言って雑誌等に載ってある情報や未来の動向を引用して自店に当てはめようとすると大きな間違いを犯してしまうのではないだろうか。

  都市部の動向がいずれ地方へも流れてくる。

従来はそうだったかもしれない。
しかし、人口減の未来においては逆に地方から都市部へその流れが逆流していく部分もあろう。

  そして成功事例も自企業や自店で開発していくしかないのである。

その第一手は、自社や自店の強みと弱みを客観的に把握することから始まるのだと思う。
なぜなら、それぞれの企業に存在する強みと弱みは違うものだからである。

  それを強みとする企業の成功事例。

それは、全ての企業や地域に当てはめられるかといえば、NOである。
成功した企業には成功した理由が確実に存在し、それが他企業や他店でも同様に成功するか否かは、その事例を取り入れる企業の強み弱みによって決まるものだと考える。

または成功事例を取り入れるためにその部分を強みに転換できるかどうかにかかってくるだろう。

  商品に関してはある程度統一性があるから導入可能だろう。

しかし、マネジメントや組織作りにおいては他企業の成功事例をそのまま導入しても成功する確率は低下するものだ。

  なぜか。

そのマネジメントや組織作りがその企業の文化に合うかどうかが問題となるからである。
そもそも違う文化を取り入れようとすると言うことはどういうことだろうか。

  それは現在の業績が思わしくないからであろう。

現在の業績が思わしくないから、他企業や都市部の情報から成功事例としてもてはやされているマネジメント手法や組織作りをしようとするところから始まるのであろう。

  しかし基本が定着していない企業には何も加えられないのである。

基本と言う土台であり屋台骨が強固であることが全ての前提であるのではないだろうか。

  鮮度、品切、前出し、接客、清掃等の基本項目。

この基本項目が高いレベルで維持されていると言う前提があって初めて、他企業での成功事例を取り入れて商品なりマネジメントなり組織作りなりを導入しても、高い基本レベルを武器に更に基本の土台に上に新たな文化を構築できるのではないだろうか。

  目先を変える。

都市部で成功しているから我が社でも。

それはトップにしてみるとそれで自企業が大きく変わっていくと判断した結果の導入であろうが、それ以前の基本に対する末端の従業員の意識が変わらない限り興味で飛びつき飽きたら捨てられるものでしかないのではないだろうか。

  それがこの業界の原理原則のような気がするのだが。






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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。まさにその通りだと思います。
そして食の満足。
それは昔から販売側から積極的に提案してこそ認知されていくものでもあります。そしてそこに個店が地域の中での位置づけとなっていくのだろうと思うのです。お客様の支持とはいろいろな要素から総合的に定まっていくものですが、食の満足という要素もその大きな一因ではないでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2019年12月 3日 (火) 07時11分

時代の流れを学ぶ事は必要でしょうが答えは全て現場にあり。地元のお客様が今何を望んでいるのか。愚直に地元のお客様の意見に耳を傾ける事が今の時代だからこそ大切で有ると思うのです。
価格だけでは語れない食の満足とはなんぞや、そんな事を極めてみたいと思う昨今です(笑)。

投稿: dadama | 2019年12月 2日 (月) 20時01分

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