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2019年11月28日 (木)

グロサリーの特性

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


食品スーパーの店舗。

  生鮮を初め惣菜やベーカリーそしてグロサリーが品揃えされる。

当方の店舗は開店してから7月で4年目。

  いつの間にか4年が経過してしまった(笑)。

開店からの経緯を見ていると、開店してから1年でようやく生鮮のコンコース沿の売場レイアウトがお客様に認知されてきたように思う。

  結果として青果や鮮魚、精肉が1年経過以降から徐々に伸び出してきた。

特に青果の伸びは顕著だった。
相場高という外部与件もあったであろうか。

  青果に特化した価格政策も追い風に乗れた。

鮮魚は2年目から鮮度感を重視したレイアウトを導入して鮮度や新鮮さを強調したレイアウトに変更した後から徐々にお客様の支持が高まってきた。
精肉は競合がアウトパックに移行していく中、インストアを強調しながら牛、豚、鶏がコンスタントに伸びていく。

  しかしコンコース内のグロサリーの伸びが今ひとつであった。

昨年は猛暑により夏場以降の飲料が急激に伸びて伸びのある時期を過ごしたがそれは全社も同様。

  しかしここにきて食品部門を中心にグロサリーが伸びてきた。

なぜか?。

  正直、誰に聞いてもわからないという。

よって、ここから先は想像による仮説の世界(笑)。

  仮説1 〜 新店のグロサリー部門は認知されるのに3年はかかる。
  仮説2 〜 3年かかって認知されたら定番内のおすすめが多い。
  仮説3 〜 軽減税率導入により内食化で調味料類の購買の加速。

仮説1であるが、どうしても普段の買い物でコンコース側、特に店舗入口の青果の存在からの生鮮各コーナーの認知度は必然的に高いと思われる。
よって、2年目からの青果の伸びは異常だった。

  それから鮮魚〜精肉〜惣菜と続くのである。

しかし、コンコース側は普段の買い物から客動線のメインであるが、そこからインコースや定番コーナーを頻繁に買い回りするお客様は意外に少ない。

  日替わりに関しても意外に外に出して販売する機会が多かったかも。

しかしそれもようやく3年が経過する頃には、そろそろ定番の細部に関しての品揃えや店舗レイアウト上の配置も熟知し、今回の軽減税率導入による内食化の進化に伴って更に内側のグロサリー部門の購買率が高まってきているのではないだろうか。

  何れにしてもグロサリーの定番細部の認知は時間がかかるということではないか。

またそれを加速させているのは基本の徹底ではないだろうか。
基本と簡単に言っても、当たり前に品切れをチェックし、夜の前出しを繰り返し、定番売場に不満を持たれない売場の維持は口で言うほど簡単ではない。

  グロサリー部門の夜のオペレーションの重要さ。

そこがグロサリーのもう一つの課題ではないだろうか。

  それが継続されてようやく4年目から花開く。

それがグロサリー部門の特性ではないだろうか。








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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
定番が強くなるということは、お客様が定番の詳細を把握してきたということでしょうか。
リピーターが確実に伸びてきている現れかと思うのです。
それはやはり日々の品切れチェックと前出しによる売場のメンテナンス。それがようやく3年を経過してお客様に認知されてくる。
商いは飽きない。よく言ったものです。

投稿: てっちゃん | 2019年11月29日 (金) 06時25分

第01肉屋さん、コメントありがとうございます。
GMSとSMの役割の違い。
月3回のGMSと週3回のSM。
自ずとその役割も違いその営業手法も異なるのでしょうね。
SMの定番比率はGMSの定番比率と比較しても圧倒的に高いと思われます。
その違いを認識しながらお互いの良さを共有し合いたいですね。

投稿: てっちゃん | 2019年11月29日 (金) 06時22分

グロッサリーは定番比率が7割を占めますから定番の信頼があってこその伸びだと思うのです。定番は利益の要ですから良い方向に向かっていると評価して宜し井野ではないでしょうか。

投稿: dadama | 2019年11月28日 (木) 21時25分

グロサリー部門は極めているので
最早、何も分からないことはない。
今は精肉を極めて、あとは主任になるだけ。

TVCMがグロサリーは売上増大に繋がる可能性よりもゴールデンの時間に商品紹介がされると飛びぬけて売れてしまうことは多々あるから、毎回発注をする際に事前に手渡された資料を基に
発注をしてたり類似商品も発注してたりしてました。
特に冬になるとカレーが抜群に売れるのでカップスープや重点で売れるものはエンドで
数出したければマネキン入れて入口正面で試食やったり、自社の商品と展開して売ったりとパフォーマンスを入れながら試食をガンガンしてました。
それで売れるのかと言われると「売れる」
大手にしか出来ない人海戦略?ってやつ
人が余っているからその分お客さんと接してもらうのがグロッサリーはレジや青果の次にデカいのでまさかマネキン入れずにグロッサリーの人が試食してるの!ってかなりインパクトがあったりする。

投稿: 第01肉屋 | 2019年11月28日 (木) 19時59分

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