土台となるもの
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
今日は日曜日。
芸能ネタの日(笑)。
しかし、ネタぎれ。
よって先日の NHK仕事の流儀を取り上げたい。
プロボクサー「井上尚弥」さんを取り上げていた。
父の影響を受けて、父親が自宅を改装したトレーニングルームで黙々とボクシングの練習をする姿を見て、自分もやりたいという意思を告げ、そこからボクシングの道を歩み始めたという。
プロボクサー。
戦後の歴史の中で数あるプロボクサーが日本を沸かせてきた。
その中で一番印象に残るのは「具志堅用高」。
資料を見ると、1976年10月10日 - 1981年3月8日の期間にWBA世界ライトフライ級の王者であったという記録であるから、随分と古い話である(笑)。
この期間に13度の防衛を果たしているのだから記憶に残るであろう。
それ以前には大場政夫というボクサーもいた。
しかし5回防衛後の1973年に交通事故死を遂げる。
この事故死の同月に5度目の防衛を果たしたときの一戦は壮絶だった。
1ラウンドにダウンを奪われ右足首を捻挫。
しかしそこから復活して、12ラウンドに死闘の末KO勝ち。
今YouTubeをみて壮絶な試合であった。
そんな時代から多くの世界チャンピオンが創出されたのだが、あまり多くの記憶もなく現在に至っているが、今回NHKの仕事の流儀を見て初めて井上尚弥という存在を知った。
思えば11月7日には統一世界チャンピオンになっていたのである。
そんな彼を仕事の流儀では以前からずっと追いながらこのWBSSでの勝利を完結としてこの番組を組んで来たのであろう。
そう思うと見事なタイミングでの放映であった(笑)。
そして、素晴らしい内容にも感動した。
その内容とは。
所属ジムの大橋会長が初めて井上尚弥を見たのが小学校の時。
基本ステップの安定度はピカイチ。
それは、フットワークのスピード、横のサイドステップが飛び抜けているということ。
そして、ジャブジャブ、ワンツーステップという基本の積み重ねを子供の頃からしっかりと身につけていたということだ。
そしてその基本ステップが強力なジャブにつながるのだという。
しかしそれは一番やっていて面白くもない練習なのである。
それを井上という親子はひたすらやり続けてきた。
その結果の世界王者。
よって、彼のジャブは上半身が微動だにしない。
それは強靭な下半身の為せる技。
基本。
このブログでも何度も書いてきた。
基本の大切さ。
彼はボクシングの世界でそれを証明しているのである。
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