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2019年11月 3日 (日)

人たらし

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

先週も少しご案内したドラマ。

  「ハル〜総合商社の女」

総合商社に勤めるバツイチ子持ちの女性(中谷美紀)が、海外で活躍中にヘッドハンティングされて、以前新卒にて入社した五木商事に再び戻ってきて活躍するという設定のドラマである。

今までで第二話まで放映されたが、第一話では五木商事が手掛けるラーメンチェーンを再び軌道に乗せようと自ら手を挙げて、撤退を目論む経営企画部の後ろ向きな機運を一掃させて復活の軌道に乗せた。

そして第二話は、全国で多数の医療施設を経営する実力者である医療法人「新隆会」の会長・小笠原隆一(寺田農)と手を組もうとするが、小笠原の秘書・熊澤巧(小林隆)に「新しい方とは一切会わない」の一点張りで面会すら許してもらえない。

  ここからハルの人たらし術が炸裂する。

人たらし。

  最近よく聞く言葉である。

この人たらしという言葉。
本来は悪い意味で使われていた言葉のようだ。

  人を騙すこと。
  騙す人のこと。

そのように使われていたのだが、ある時からその意味が変わってきたらしい。

  戦国武将の豊臣秀吉の時から。

人の懐に入るのがとても上手だった豊臣秀吉のことを、司馬遼太郎が著した「新史太閤記」にて「人たらしの天才」と表現したのだという。
司馬遼太郎という作家が表現したこの言葉から、豊臣秀吉=人たらしの天才となり、豊臣秀吉のような人のことを「人たらし」と呼ぶようになったという。

織田信長に「下足番」を言い付けられた時に、草鞋(わらじ)を懐で温めておいて、信長が履く寸前に懐から取り出して温かい草履を履かせたという逸話は有名であるが、これが信長の心を捉えて可愛がられるようになった。

  どうせなら日本一の下足番。

どんな小さな仕事でも極めれば日本一。

  現代のNHKの仕事の流儀に通ずる話である。

そんな人たらしを彷彿されるハルの第二話での行動。

  その行動がまずは秘書の心を打つ。

そしてその秘書の計らいでようやく医療法人の会長と会うことができた。
しかし、その会長から再びのダメ出し。

  そこで自筆の手紙で会長の心を打つ。

如何に人の懐に飛び込むか。

  これが現代人には欠けている部分なのであろう。

リアルな人間同士の付き合い。

  これが現代では非常に希薄になってきているように思うのだ。

そしてビジネスの世界でもこのハンデをどう克服するかが課題となっている現場も多いであろう。

  それは我々業界でも同様であろうか。

特にこの業界はリアルに人が人と出会って取引をする場。
リアルな現場では、単なる商品取引だけではなく、そこに人を介する人間対人間の取引の場となる。

  そこにもう一度立ち返るドラマなのであろう。






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コメント

第01肉屋さん、コメントありがとうございます。
まぁ、どんな著名人でもいいところもあれば疑問点もあるというものでしょうか。
そして言えることは、自分の長所を徹底して追求し誰もが認める実力として磨いていくことなのかと思うのです。

投稿: てっちゃん | 2019年11月 3日 (日) 22時15分

私も秀吉に憧れた時期がありました。
人たらしも例外ではなかったです。
徳川家康よりも豊臣秀吉を比べると優劣をつけると世間一般的には徳川家康でしょうが、私にとっては豊臣秀吉が優れていたと感じ入りました。
自分にはないものを秀吉に憧れたヒーロー的な存在でした。
その後の失策が良くない、日本で分け与える領土が無くなったから、朝鮮半島、明をターゲットに領地拡大を推し進め無謀な出兵を繰り返し、西日本側の大名の資金源を使い果たし地方発展が望めなくさせたのは非常に良くない。

投稿: 第01肉屋 | 2019年11月 3日 (日) 21時15分

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