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2019年11月

2019年11月30日 (土)

食の起源から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、 NHKで興味ある番組を放映していた。

  「食の起源」。

全5回の放映であり、初回は「糖質」がテーマ。

  日本人にとって糖質とは。

それは現代ではあまりいいイメージではないのではないか。

  糖質 = 肥満。

そんなイメージが固定化しているのではないだろうか。

  「ご飯、うどん、麺、全て糖質」

そうして、上記メニューを食することが肥満の代名詞となっている節もある。
しかし、今回の食の起源を見ていると、それが全くの誤解であり、逆に低糖質のダイエットを続けることによって健康な体を崩壊させてしまうリスクが高まると言う警告でもあった。

糖質の歴史は古い。

  700万年前の人類の主食。

それは硬い殻で覆われたどんぐり等の木の実であった。
それは硬い殻を壊すのですら石を使って力ずくで破り、そのまま生で食べるのであるが、これが美味しくもなんともない食材。

  そこで人類は火で炙ることを覚えた。

そうして加熱してみると、殻も破りやすく、更にはそこから取り出した木の実は非常に美味しい甘味に変化していたのである。

  これはでんぷん質からブドウ糖への変化でもあった。

このブドウ糖(糖質)の味覚が「美味しい」と言う幸福感を脳にもたらし、その美味しさを更に脳内で有効に教授しようとして脳内の神経細胞が増殖し、その結果として脳の大きさ自体が加速度的に拡大していったのである。

  脳の肥大化が結果として人間の思考能力を拡大させたのである。

要は、糖質の認識が人間の脳を発達させ人類を進化させた要因なのである。
また糖質を体内に取らなくなると、結果的に血管内の細胞の再生率が低下し、動脈硬化の発生率が飛躍的に拡大したり心臓病や脳梗塞やがんの発生率も上昇するらしい。

また、3000年前から主食として米を食べてきた日本人は、デンプンに甘味を感じる度合いの高い人種であり、そのことによってインスリンが出にくい体質になっていると言う。要は米を食べても太りづらい体質であると言う。
そして米の栄養分には、でんぷん、必須アミノ酸、食物繊維、ビタミン、ミネラル等を含み、非常に栄養素の高い食物と言えるのである。

  取りすぎは問題だが取らないのはもっと問題。

それが今回の「食の起源」の大きなテーマであった。

  日本人にとっての米飯。

そこには過去から裏付けられた日本人の長寿の背景が見受けられた。

  これで米飯が復活してくれればいいのだが。

そして、第2回目のテーマは「塩」、3回目は「脂」、4回目が「酒」、5回目が「美食」と続く。

  なんとも面白そうがテーマが続くのである。






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2019年11月29日 (金)

仕事のスピード

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


仕事のスピード。

  誰もが目指したい仕事のスピード。

作業が早い。
行動が早い。
提出が早い。
帰宅が早い(笑)。

  スピードにもいろいろな要素があるだろう。

作業が早いと言うことは、品出しであり製造であり発注であろうか。
行動が早いと言うことは、行動のスタートや動き出しが早いと言うこと。
提出が早いと言うことは、上司に対しての計画や反省の提出が早いこと。

  帰宅はその結果としての一日の仕事が早い(予定通り)であることだ。

そうやって、仕事のスピードが早いと言うことは人よりも優位性が保たれる事になる。

  仕事のスピード = 手抜き・適当 

と言うことではない。
当然に、完璧と言うことではないがしっかりとした仕事の把握からの行動であり作業であり、そこからの結果が業績にしっかり反映していることが前提となる。

  仕事のスピード = 業績という結果。

これが=となる人間の方が圧倒的に多いということも言えるのではないだろうか。

  経験上100%そうとも言い切れないが、やはり=が多いと思われる。

それはどこからきているのであろうか。

  未来が見えることが第一であろう。

大きく言うと、仕事全般が見え、更に将来的にどのような状況になるであろうかと言う予知が的確であるが故に、今現在の仕事の精度が高く、その後の修正がなく、行動に無駄が無いと言うことが第一であろうか。

スピードとは仕事の精度の高さの表れなのである。

  まずは自らの仕事の未来を予見する力。

その力が優れているから、的確な発注数量を決定でき、そこから適正な仕入れ量が入荷し、適正な労働時間で入荷商品を収納、製造、品出しが可能となり、余分な商品整理の時間がなくなる。

  次に結果を予見する力。

この力によって、上記の行動全てが的確で効果的に業績に結びつくのである。
途中での軌道修正も最小限に留まり、効果的な結果が予測通りに出せるのである。
だから、その後の行動も的確に取ることが出来るのである。

  最後はその結果からPDCAを回し次への効率を高めるのである。

その連続が益々効率的な仕事を可能にし、同時に好結果となって跳ね返ってくるのではないだろうか。

  店長としてリーダーとしてその循環をどう回していくか。

それは全て、自らの仕事の循環を把握することにある。

  商売に52週と言う循環があるように。

自分の仕事を、1年、1ヶ月、1週間、1日の循環で、どう無駄のない仕事を回せるか。

  この周期でのルーティン業務もあろうしアクシデントもあろう。

まずはルーティン業務を効率よく取得し、更にアクシデントに対しては前向きに自らのチャンスのありどころをどこに見出すかが大きなポイントとなるであろうか。






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2019年11月28日 (木)

グロサリーの特性

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


食品スーパーの店舗。

  生鮮を初め惣菜やベーカリーそしてグロサリーが品揃えされる。

当方の店舗は開店してから7月で4年目。

  いつの間にか4年が経過してしまった(笑)。

開店からの経緯を見ていると、開店してから1年でようやく生鮮のコンコース沿の売場レイアウトがお客様に認知されてきたように思う。

  結果として青果や鮮魚、精肉が1年経過以降から徐々に伸び出してきた。

特に青果の伸びは顕著だった。
相場高という外部与件もあったであろうか。

  青果に特化した価格政策も追い風に乗れた。

鮮魚は2年目から鮮度感を重視したレイアウトを導入して鮮度や新鮮さを強調したレイアウトに変更した後から徐々にお客様の支持が高まってきた。
精肉は競合がアウトパックに移行していく中、インストアを強調しながら牛、豚、鶏がコンスタントに伸びていく。

  しかしコンコース内のグロサリーの伸びが今ひとつであった。

昨年は猛暑により夏場以降の飲料が急激に伸びて伸びのある時期を過ごしたがそれは全社も同様。

  しかしここにきて食品部門を中心にグロサリーが伸びてきた。

なぜか?。

  正直、誰に聞いてもわからないという。

よって、ここから先は想像による仮説の世界(笑)。

  仮説1 〜 新店のグロサリー部門は認知されるのに3年はかかる。
  仮説2 〜 3年かかって認知されたら定番内のおすすめが多い。
  仮説3 〜 軽減税率導入により内食化で調味料類の購買の加速。

仮説1であるが、どうしても普段の買い物でコンコース側、特に店舗入口の青果の存在からの生鮮各コーナーの認知度は必然的に高いと思われる。
よって、2年目からの青果の伸びは異常だった。

  それから鮮魚〜精肉〜惣菜と続くのである。

しかし、コンコース側は普段の買い物から客動線のメインであるが、そこからインコースや定番コーナーを頻繁に買い回りするお客様は意外に少ない。

  日替わりに関しても意外に外に出して販売する機会が多かったかも。

しかしそれもようやく3年が経過する頃には、そろそろ定番の細部に関しての品揃えや店舗レイアウト上の配置も熟知し、今回の軽減税率導入による内食化の進化に伴って更に内側のグロサリー部門の購買率が高まってきているのではないだろうか。

  何れにしてもグロサリーの定番細部の認知は時間がかかるということではないか。

またそれを加速させているのは基本の徹底ではないだろうか。
基本と簡単に言っても、当たり前に品切れをチェックし、夜の前出しを繰り返し、定番売場に不満を持たれない売場の維持は口で言うほど簡単ではない。

  グロサリー部門の夜のオペレーションの重要さ。

そこがグロサリーのもう一つの課題ではないだろうか。

  それが継続されてようやく4年目から花開く。

それがグロサリー部門の特性ではないだろうか。








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2019年11月27日 (水)

今年のボジョレー解禁から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ボージョレーヌーボーの解禁から1週間。

  「今更ボジョレーでもないだろう」

そんな声も聞こえてきそうな今年の解禁。
大きなメディアの紹介も少なく、いつの間にか解禁となり、いつの間にか1週間が経過してしまった。

  さて、結果は?。

それはさておき、店長としては詳細な今年の本部商品部の計画も事前には関わっておらず、送り込みの数量を前々日に確認して唖然とした。

  “えっ!、こんだけ!”

年々送り込みの数量も減少してきてはいたが、今年の数量をみて唖然とした。

  “本当に、こんだけ?”

思わず部門チーフに確認したほどである。
おそらく売場に展開したら、毎年取り付ける媒体の方が圧倒的に目立ち、商品自体は貧弱な売場になってしまうであろう。

  それが今年の送り込み数量であった。

自店の送り込み数量から見ても、全社でも昨年から相当絞り込んだ数量が今年の計画なのであろう。

  それが今年の業界のボジョレーヌーボーの認識であろうか。

十数年前はアルベールビショーの「神の雫」を数十ケース大陳して売り込んだ記憶があるが、今年当店に入荷した総数量で6ケース程度であったろうか。

  なんとも寂しい限りではある。

しかし、実態はそのような数量に終始してきているのであろう。

  もはやボジョレーヌーボーの役割は終わった。

業界ではそのような声も多く聞かれる。
ワインを嗜むという習慣の無いこの国において、まずは導入と定着のきっかけとして爆発的にヒットし毎年販売数量を飛躍的に伸ばしてきたイベントとしてのボジョレー・ヌーボーの解禁日。

  大手スーパーは午前0時にカウントダウンと共に販売していた。

しかしワインを飲むということが普段の暮らしに定着し、かってはビールやウィスキー、日本酒であった方が普段からのワインのある暮らしに慣れ親しんだ今、本当にボジョレーヌーボーは今更のイベントになっていったのであろう。

  価格とコスト。

ボジョレーヌーボーのいわゆるコストパフォーマンスという側面で見ると、決して高い評価では無い。

  むしろコスパは低いとの評価。

私自身も同じ価格を支払うのであれば、敢えて国産ワインを選択するようになってきた。

  今年は敢えてチラシにも入れない企業もあったようだ。

コスパの低いこのイベントの役割の終了を心得て、敢えてチラシに導入せずに販売も品揃え程度とする今年のボジョレーヌーボー。

  しかしその役割は終わったようだ。

逆に普段からの売場での品揃えとスペースアロケーションは拡大の一方である。

  ワインのある暮らし。

そしてワインと共にある食卓とメニュー。
それぞれの日本人の食生活におけるその定着が、ボジョレーヌーボーという導入段階での役割から、更に突っ込んだワインの奥の深さを望んでいるのではないだろうか。

  そして昨年のボジョレー解禁日と比較したワインの販売数量。

ボジョレー投入数量は減少したものの、ワイン自体の販売数量はなぜか増加。
これも、ボジョレーヌーボーの役割の終焉を物語っているのであろう。







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2019年11月26日 (火)

◯◯感の重要性

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


人間は感性の動物である。

  生き物だから当然と言えば当然。

腹が減ったから食事をする。
眠いから布団に入って寝る。
寒いから衣服類を多く着る。

  そこに具体的な数値は後付けで付加されるもの。

特に我々の業界は小売業であり、もっというと食品スーパーである。

  食べたい、美味しそう、お腹すいた等々の感性で購買される商品群。

よって、具体的な数値も大切だが、お客様に直感で訴える要素が高い。

  そこに、安さ感、鮮度感、豊富感、親近感、清潔感が重要になってくる。

特に絶対的な数値よりも、売場作りや商品陳列、更には接客や清掃においても、それらを感度として伝わる事がより重要となってくるのである。

  絶対的な安さではなく安さ感。
  絶対的な鮮度を売場で魅せる。
  絶対的な物量ではなく豊富さ。
  接客マニュアルではなく親さ。
  正しい制服着用による清潔さ。

店内でキビキビとした態度で行動すること自体が清潔感や鮮度感となって伝わるのである。
また、絶対的な安さではなく競合店と比較して何を安く、何を安さ感の演出で圧倒するか。

  このような場面での店舗運営が鍵を握るのである。

常に品揃えされているからいつかは食べてみたいと思うのであろうし。
その時期に最高の品揃えがされているから選ぶ楽しさがあるのだろうし。
当日入荷の新鮮なものを当日調理加工するから鮮度が見えるのだろうし。
笑顔で名前で呼ぶから親近感が湧いてリピーターとなるのであろう。

  このように◯◯感での差別化が大切なのだろう。

業績を細部に分解してその要因を探るのは重要である。
しかしそこから先、その要因を改善するためにどう詰めていくか。

  そこから先は感度の分野となっていく。

鮮度で差別化するには。
価格で差別化するには。
品揃で差別化するには。
接客で差別化するには。

  そこから先は全て感度の問題。

その感度を磨くには、そのような視点で数値ではなく人間の感度を磨いていくしか無いのである。

  それには「自分だったらどうする」?、を常に考え行動すること。

この行動の根拠になるのが感度であるから。

  感度を磨くとはやはり行動して結果を検証することなのである。







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2019年11月25日 (月)

増税後の動向

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


10月からの増税。

  食品に関しては軽減税率により8%据え置き。

そして10月月間の業績が増税後の動向を図る上で重要な数値となるはずであった。
しかし、台風等による特異な状況により、10月は特需的な売上の上乗せが発生した。

  よって、11月の数値を以って図ろうとする流れである。

当店も同様に10月中ばの特需の影響が大であり、素直に増税後の動向を図るには難しい10月であったため、今月11月がその指標となると思っていた。

  そして今月も同様にあまりブレずに推移していると思われる。

やはりこれは食品のウェイトが高い部分だけ軽減税率の恩恵なのであろう。
そして、今月も酒と雑貨の業績は今ひとつ伸びを欠いている。

  よってこの部門のウェイトが高い企業や店舗ほど未だに厳しいのかもしれない。

逆に食品に特化した企業ほど、いろいろな意味でぶれる事なく推移しているのかもしれない。

  あくまでも推測ではあるが。

また、増税時の野菜の相場が安定していたのも一つの要因であったのかもしれない。
青果にとっては非常に厳しい数値が継続されてはいるが、食品スーパーという店舗トータルの業績や客数で捉えてみれば、野菜の相場安によって野菜の点数が大きな落ち込みもなく、それに伴って軽減税率により内食化の安定によりその他の鮮魚や精肉の買い回りに影響を与える事なく、それ相応に高いレベルでワンストップショッピング性を維持できている事が11月のブレない数値をもたらしているのではないだろうか。

野菜の相場安というチャンス要因が、家庭のメニューのバラエティ化を底上げし、ワンストップショッピング性を高め、店舗トータルでの来店客数と客単価を維持しているように思えるのだ。

そして、10月以前よりも10月以降の方が夕方以降の来店客数の増加が高まっているのも事実。

  これも内食化の進んでいる傾向であろうか。

よって、9月から進めてきた内食化への対応がここに来て功を奏しているように思えるのだ。

  野菜の品質と品揃え。
  刺身、弁当の6時以降からの充実。
  豚、鶏の小割り商品の夕方の充実。
  調味食品群の展開の強化。

これらのカテゴリーの伸びが内食化の進行を物語っているのであろう。

  当社も5%還元制度の対象企業では無い。

よって、軽減税率というチャンスを如何に最大限に活用するか。
そして、そこを突破口として売場全体をより競争力のある状態に維持できるかどうか。

  10月月間はロス以上にそこに再重点を置いて品揃えを図った。

キャッシュレスによる還元が得られない以上、やはり売場自体で競争力を高めていくしかない。
キャッシュレスの利用も増加傾向にはあるが、それはまだまだ20%以下のことである。

  8割の方は未だに現金支払い。

そう考えると、8割の方にとっては売場、商品自体が店舗選択の基準となる。

  一方でマネーゲームを活用する議論はあるだろう。

しかし、やはり現場は売場作りであり商品作りであり、その時間帯別の展開力に尽きる。

  そしてそれが我々現場の基本であり商売の原理原則なのである。






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2019年11月24日 (日)

土台となるもの

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

しかし、ネタぎれ。

よって先日の NHK仕事の流儀を取り上げたい。
  
  プロボクサー「井上尚弥」さんを取り上げていた。

父の影響を受けて、父親が自宅を改装したトレーニングルームで黙々とボクシングの練習をする姿を見て、自分もやりたいという意思を告げ、そこからボクシングの道を歩み始めたという。

  プロボクサー。

戦後の歴史の中で数あるプロボクサーが日本を沸かせてきた。

  その中で一番印象に残るのは「具志堅用高」。

資料を見ると、1976年10月10日 - 1981年3月8日の期間にWBA世界ライトフライ級の王者であったという記録であるから、随分と古い話である(笑)。

  この期間に13度の防衛を果たしているのだから記憶に残るであろう。

それ以前には大場政夫というボクサーもいた。

  しかし5回防衛後の1973年に交通事故死を遂げる。

この事故死の同月に5度目の防衛を果たしたときの一戦は壮絶だった。
1ラウンドにダウンを奪われ右足首を捻挫。
しかしそこから復活して、12ラウンドに死闘の末KO勝ち。

  今YouTubeをみて壮絶な試合であった。

そんな時代から多くの世界チャンピオンが創出されたのだが、あまり多くの記憶もなく現在に至っているが、今回NHKの仕事の流儀を見て初めて井上尚弥という存在を知った。

  思えば11月7日には統一世界チャンピオンになっていたのである。

そんな彼を仕事の流儀では以前からずっと追いながらこのWBSSでの勝利を完結としてこの番組を組んで来たのであろう。

  そう思うと見事なタイミングでの放映であった(笑)。

そして、素晴らしい内容にも感動した。

  その内容とは。

所属ジムの大橋会長が初めて井上尚弥を見たのが小学校の時。

  基本ステップの安定度はピカイチ。

それは、フットワークのスピード、横のサイドステップが飛び抜けているということ。
そして、ジャブジャブ、ワンツーステップという基本の積み重ねを子供の頃からしっかりと身につけていたということだ。

  そしてその基本ステップが強力なジャブにつながるのだという。

しかしそれは一番やっていて面白くもない練習なのである。

  それを井上という親子はひたすらやり続けてきた。

その結果の世界王者。
よって、彼のジャブは上半身が微動だにしない。

  それは強靭な下半身の為せる技。

基本。

  このブログでも何度も書いてきた。

基本の大切さ。

  彼はボクシングの世界でそれを証明しているのである。







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2019年11月23日 (土)

キャッシュレス化の波

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


10月からの増税。

  ポイント還元制度も同時スタート。

資本金5000万円以下の企業の5%ポイント還元。
更に、コンビニ各社は2%のポイント還元。

  いずれも電子マネーを使用した場合に限られる制度。

よって電子マネー利用率が上記小売業では大幅に上昇しているという。
あいにく、当社はその恩恵を受けてはいないが、それでもクレジットカードの利用率が大幅に上昇しているのはなぜであろうか(笑)。

  お客様の誤解?。

いやいやそれよりも、上記制度の導入によってキャッシュレスの利便性を理解したお客様が増加したのであろう。

  なんと言っても小銭を持たなくて済むというスマートさ。

特に釣り銭から小銭を収納する財布を持ち歩かなくて済むという携帯性は一度その利便性を享受してしまうとやめられないであろう。

  これは私がSuicaを利用しているのと同様。

そこにコンビニや指定の小売店で買い物をすれば5%も還元されるのであるから一度使い始めたら止まらないであろう。
よって当社でもここ数ヶ月の間で約4%もクレジットカードの使用率が高まったという。

  しかし地域によってもその利用率は大きく異なる。

やはり都市部では高く地方では相変わらず概ねの方は現金で支払う。
これも当然と言えば当然であろうか。

  しかしキャッシュレス化によるリスクもあるという。

それは、店舗で店長をしているとマネーゲームに対する知識が無いのでよくわからないが、電子マネーには手数料が付くという。
そして、その比率が高まれば高まるほどに手数料も増大していくという。

  当然と言えば当然。

その手数料が段階式に高まっていくのではないかというリスク。

  このリスクが今後高まっていくということ。

現在は手数料が無料というものもあるが、それとていずれは有料となっていくであろう。
そうなったときの負担が今後どうなっていくのであろうか、というリスク。

  それは大きなリスクである。

更に、現金の入金が2週間から1ヶ月後となり、急に必要な現金が手元にないというリスクは非常に大きいと言える。

  黒字倒産というリスク。

これも中小の企業では大きなリスクとなろう。

  そういう現状でのキャッシュレス化の波。

そいういう意味でも現場での競争力を高めるという基本的な営業活動は今後ますます重要となっていくであろう。

  キャッシュレス化によるポイント還元は来年の6月末まで。

その後はキャッシュレスだろうが現金だろうが、同様に消費税は10%(食品は8%)。
そして、そこからの業績低迷の対策としてポイント還元を自腹で継続する企業も出てくるであろうが、それは全て自腹の世界。

  ポイント還元で販売力が付いたという錯覚から目を覚せられるかどうか。

それが、来年7月以降に明確に数値に出てくるのである。






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2019年11月22日 (金)

競争意識

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


よく人から言われる言葉。

  「てっちゃんは前向きですね。」

もしくは。

  「ポジティブシンキング!。」

しかし、特別に意識してポジティブシンキングを目指しているつもりはない。

  物事の動向を見る視点の違いだけのような気がするのだが。

しかし、その視点を間違えると、楽観主義とも捕らえられてしまうこともある。

  「何の根拠があって?。」

そういう言葉を返されることも多い(笑)。

  しかし物事や状況をどう捉えたらチャンスに切り替わるのか。

そんな視点で常に物事や状況を見るような癖が付いたのは間違いない。

  それでは、何故そのような視点を持つ癖が付いたのだろか?。

それは、競争意識から来ているのではないだろうか。

  我々が就業する小売業。

かっては地域で競合店が無いという立地に出店出来たのだが、現代は競合店の無いエリアなど存在しない。
または、無風状態の地域には必ず測ったように競合店が出店してくるものである。

  食品スーパーの基礎商圏である2k圏内。

この2k圏内に競合店の無い店舗など、現代ではほぼ無いに等しいのではないだろうか。
いや、あるかも知れないが、それはやはり特別な地域であると考えた方が良いだろう。

  基礎商圏には必ず食品スーパーの競合店が存在するという前提。

そんな前提で我々は日々商売をしているのである。
そんな前提において、色々なアクシデントや環境の変化が訪れるのがこの世の習い。

  消費増税、台風や地震、野菜の相場安、相場高、競合店の出店等々。

所謂環境の変化はピンチと捉えられる場合が多い。

  環境が変わるということは変化対応しなければならないということ。

この変化対応自体が全てピンチと捉えてしまうのがこの業界の慣しのような気がする。

  しかし視点を変えるならば逆にチャンスなのである。

それは、その環境は自分だけの襲いかかってくるわけではない。
業界全体に、競合店も含めて皆に平等に襲いかかってくるものである。

  俺も厳しいが相手も厳しい。

それが環境の変化の実態なのである。
俺も厳しいが相手も厳しいのであるならば、何をすればこちらの位置が多少相手よりも上にいけるのか。

  そこにチャンスが潜んでいると思っている。

同じ厳しさが待っているのであれば、手を打って少しでもこちらが優位になる施策を講じて相手よりも多少位置を高めておけば、必ず相手は落ちていく。

  それは学生時代のボート競技の経験から身に付いたものかもしれない。

ボート競技。

  2000メートルを8人、もしくは4人で漕ぎ切るスポーツ。

ロー・アウトという言葉があるように、2000メートル漕ぎ切った後にそのまま意識を失う場合もあるという競技。
見た目は、夕陽に沈む夕暮れにオールをゆっくりと全員で合わせて漕ぐ姿を見ると、ロマンティックな印象があろう。

  しかし実態はローアウト寸前のブラック競技。

そこで身に付いたのは、最後のラストスパートで相手と競い合った時に、「俺も辛いが相手はもっと辛い筈だ」という発想である。

  これが自分一人の苦しみなら、ラストまで持たないだろう。

しかし、競争相手がいるということは、そこに競争意識が芽生えるものである。
そして、同じ厳しさを負う相手がいるのなら、相手が落ちるまでこちらは頑張ろう。

  そんな心理になると強くなれることを学んだ。

これが競争意識なのかもしれない。

  自分一人は弱いもの。

しかし、相手がいれば競争意識によって負けまいとする意識が強くなり、弱い自分を克服してしまうのかもしれない。

  思えばこの世は競争社会。

そして周囲にも競合店が益々増えていく。

  俺も辛いが相手はもっと辛い。

そんな意識で臨みたいものである。





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2019年11月21日 (木)

共有できたこと

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、こんなブログを書いた。

  「共有」。

http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2019/11/post-b40a9c.html

  自腹で遠方から集まる要因を共有すること。

その要因を深掘りすること。

  それは非常に大切な今回の私なりの項目だった。

何故か?。

  組織力を追求することになるから。

組織力とは「求心力」とも言い換えれるのではないだろうか。

  組織の中心に纏まろうとする力。

その力が強ければ強いほど、黙っていても人が集まってくる。

  そこに組織の強さ、固さ、大きさが決定していくのではないだろうか。

当然、この会は営利を目的とした組織ではない。
個々人が無償で集まる自主的な会であり、組織としての体も成していないであろう。
Facebookとしての参加人数では200人を有するが、常にこの会の催し物に集まろうとする仲間は50人前後であろうか。

  とりわけ巨大な組織ではまったくない。

しかし、自分の都合が合えば無償で自腹で集まってくるメンバーが多い。

  そこにこの会の本質があるのだと思う。

無償で自腹であるが故に、自ら学ぼうとする姿勢はハンパではない。
そして、その本質は何に由来するのか?。

  それは自らが属する組織では得られない価値があるのだろうと思う。

自らが属する組織とは自らが所属する営利企業であり、そこにはどうしても経営理念が存在し、同じ理念に集う組織のメンバーと共に仕事をすることになる。

それはそれで、同じ想いを持つ仲間と日頃から仕事を通して同じ職場で屋根の下で働くのであるから、考え方や行動まで似たり寄ったりとなっていくのである。

  そこにはメリットもデメリットも存在するもの。

同じ理念であるから非常に効率の良い作業がとり行われ、どこの店舗でも同様の結果としての売場作りがなされていくのである。

  しかし逆を言えば殻を破れないというデメリットもあろう。

そんな時に、その組織の殻を飛び出してこの会に来ると、自分と同様の志を持つもの同士が集い、そこに自分と違う価値観やフォーマットを持つ仲間との会話の中から、自分の位置付け存在を確認でき、更に自分の立ち位置を認識し、新たな視点で物事を見る目を養うことが出来るのだろう。

  そこに気付いたメンバーが黙っていても集うのである。

それが今回、この場に身を置いた時に色々な方から放たれた言葉なのである。
そして、それがこの会の求心力であり、いつまでもそれぞれのメンバーにとってそんな存在価値を提供し続けられる組織でありたいものである。

  人は誰も自ら身を置く組織自体を離れることはできない。

しかし自らの意志でこのような外部組織に参加してみる。

  企業の意志ではなく自らの意志で参加するという前提。

そこに自らの参加意識が自らを変えてくれるのであろう。
またそこに、自分には無い気付きを得ることもでき、素直にその違う文化を受け入れ自らの懐を深めていくことが出来るのであろうと思う。




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2019年11月20日 (水)

21幕後座からPart2

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日は21幕後座を記した。

  そして今日も21幕後座のPart2。

タイムスケジュールは逆転するが、後座のスタートは朝9時から店舗の開店前作業や売場を視察して参加者達が業績改善案を提案すると言うもの。

  既存のドル箱店舗。

しかし昨今の競合店の開店において、徐々に客数、売上が減少している現実。

  最大の業績低下は5k先の競合店の出店。

更に来年には2k商圏内に再び強烈な競合店が出店すると言う。

  小一時間の視察の後に意見交換会へ。

この流れは前回の第20幕でも同様のスタイルで実施されたのだが、前回も今回も各自の意見が積極的に交換された。

  売場のレイアウトから展開商品、SKUに至るまで。

そして、現状の業績からの自店の強みと弱みから、更に突っ込んだ意見が交換された。

  センター稼働状況、アウトパックの是非、そして競合対策。

ひと通りの意見が交換され、その後に昨日に報告した女性の報告があった。

  その後に一旦休憩としての昼食。

そこで食事後に100m先にある競合店を視察。

  この競合店も売場面積で500坪程度はあろうか。

確かにこの競合店も決して賑わっているわけではないが、それでも距離100mである。
ここを徹底してマークすることがまずは自店の業績に直結するであろう。

  5k圏内に新規出店した競合店からの影響が甚大。

しかし、実際にこの店舗から100mと言う距離に存在する500坪の競合店の存在。
それは、どの競合店よりも業績を左右する店舗であることが容易に予想されるのである。

  “ここを徹底してマークすることが業績回復の最短距離”

そう思えてならなかった。

  自店の強み・弱み。
  競合の強み・弱み。

ここを明確にして、自店の強みで相手の弱みは徹底して突いていく。
まだ、自店の弱みであり競合の強みをどうカバーするか。

  そして具体策を如何に継続してやり続けるか。

的を得た競合対策であれば、継続することにより1年以内で必ず結果は出るもの。

  更にこの店舗の強みである「酒」売場。

この売場をパッと見では見えて来ない部分。

  それはお酒の売場の品揃え。

特に日本酒の品揃えは地域一番であろう。
地域一番と言うより、下手なお酒の専門店よりも豊富な品揃えであろう。
よって、この日本酒の売場をもっと前面へ出して、地域のお客様に日本酒にこだわるスーパーとしてお客様へのマインドシェアを試みるべきであろうか。

  そんなこんなを思う後座であった。










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2019年11月19日 (火)

21幕後座から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


てっちゃん会21幕。

  今回も「後座」を開催した。

初日の午前中から首都圏の話題の店舗のMRを「前座」。
MR後の午後6時から参加者総勢での懇親会を「本座」。
翌日はテーマを設定しての意見交換会としての「後座」。

  最近の会は上記のスケジューリングにて開催されている。

そして今日はその「後座」の話題。

  「後座」は完全にコアメンバーによるコアな勉強会。

一泊後の翌日開催ということもあり、そうそう時間の取れるメンバーばかりではない為、参加メンバーもグッと絞られるのであるが、そこからが活発なコアメンバーによる店舗視察や店舗チェックからの具体的な意見交換会と、その後は研修会で脚光を浴びたパートさんの事例報告があった。

  食品担当のパートさんが店舗のパートさんを巻き込んでの事例。

その報告も素晴らしかったが、私が一番感心したのは彼女の売場や商品展開に関する認識である。

  もはやいちパートの領域を超えてバイヤーの視点で売場を見ているのである。

バイヤーと言っても買い方の得意なバイヤーではなく、販売面から遡って売場展開を策定し、そこから商品展開(MD)を立案していく腕利きのバイヤーの目線で話ができるのである。

  普段の自分の仕事と色々な研修会での学びを高いレベルで融合させているのだ。

だから、彼女の話には筋が通り、それが明確に自分なりの売場作りに活かされている。

  今回の幹事が自分のお店の改善点を直接彼女から聞き出したほどである(笑)。

それだけ彼女の話には説得力があり、我々を納得させるだけの根拠があり、そしてそれを自分のお店で実践しているから数値的なバックボーンも備えており、それが言葉に力を有して表現されるから、知らず知らずにこちらも頷いてしまうのである(笑)。

しかし、彼女は言った。

  「私はお店ではリーダーではないんです。」

それは、お店での位置付けはいちパートであるという存在。

  よって自ら周囲を無視して前へ出ることは出来ないという。

その通りであろう。

  それが現場の暗黙のルールでもある。

そこを履き違えると、店舗内で共に気持ちよく働く場を失ってしまいかねないのが店舗内の環境でもある。
よって、彼女はそこを絶対に履き違えることなく店舗内での自分の置かれた立場を認識しながら日々の業務をこなしているという。

  むしろそこが見事な行為であると思った。

そこを履き違えてモチベーションを落としていくパートさんを過去に何人も見てきたからである。

  それでも彼女には明確なポジションを与えてあげたいものだ。

それによって、その優れた能力を個人の一部の売場から全店へ開放し、更に企業としての発展を遂げるのではないだろうか。






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2019年11月18日 (月)

21幕前座から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


21幕の前座。

  今回も話題の店舗のMR。

まずは新松戸駅に参加者が集合。
今回は電車での移動よりもクルマでの移動の方が便利であるので、私も北関東からクルマで新松戸駅まで。

  二時間以上を要した。

しかし国道4号線もずいぶんと整備され、都内までほとんどが複数車線となり、途中で渋滞すると言うストレスはほとんどなくなっていたのが幸いである。

  新松戸駅にクルマ3台が集結してMRのスタート。

まずは、松戸に新規出店したモールへ。
出店して間もないので、まだまだ来店客数は多く、駐車場整備の警備員も数多く活躍していた。

  そこは今都内で一番勢いのある企業が核テナントとして入居していた。

その他にも一階の食品売り場には青果、鮮魚、精肉の専門店、更にはこだわり商品の品揃えに定評がある企業などが軒を並べている。

  よって核テナントとしてのスーパーの品揃えも強弱を明確にしていた。

よって、相当数の客数が来店はしていたが、その核テナントのスーパーは生鮮を相当絞り込んで、主力品に特化した売場作りが明確であった。

  明確であったと言うことは捨てた部分も多かったと言うことでもある。

それが、このモールに出店するこの企業の明確なコンセプトであるのだろう。
もったいないと言う気もしたが、限られたスペースでより効率よく商品回転させる意図があるのだろう。

  次は柏にある電気店と食品スーパーが同居する店舗。

精肉を売りにするこの企業も近年の話題の企業である。

  精肉を外注する企業が増えていく中で益々勢いのある企業。

やはり精肉の展開力は他を圧倒する。

  まさに精肉でのマインドシェアをしっかりと獲得している。

そして商品化も、「一度はこのような部位やこんな厚切りのステーキを食べてみたかった」と思わせるような商品化が見事である。

  そして今回の前座のメインである2店舗へ。

茨城は取手に新規出店した店舗とそれを迎え撃つ店舗。

  業界を代表するスーパーマーケット。

以前に出店直後の個人的に訪問した時は、最先端のマーチャンダイジングを以って出店した店舗が圧倒的に客数でも優っていたが、今回は迎え撃つ店舗がリニューアル後とあって、ようやく迎撃態勢を整えてのがっぷり四つでの売場作りの比較が見ものであり、そしてそれが今回の前座のメインのMRでもあった。

  まずは新規出店の店舗へ。

相変わらず、新規出店時と同様にブレないMDを実現させていた。
しかし、新店が一番苦しむのが開店してから3ヶ月目以降からである。

  それはこのブログでも何度か記載してきている。

http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2017/12/333-f74b.html

  お客様の飽きが来て選別が始まる時期。

これが開店後からの3ヶ月目から始まるのである。

  そしてその3ヶ月経過時に競合店が改装。

新店出店からの改装のタイミングとしてはまさにジャストインタイムと評するべきであろうか。
そして実際にMRしてみると、号外チラシ等も続々と入れ込み客数的にも改装店舗が優位に客数を有している様子である。

  しかし新規店舗はその辺も見通しているのであろう。

それだけ、人材育成をここでしっかり積み上げて売場の立て直しを図りクリスマスから年末商戦へ向かうというシナリオを描いているような気配に見受けられたのである。








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2019年11月17日 (日)

21幕顛末記

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

今回はてっちゃん会21幕の懇親会の様子をお知らせしたい。

先日の13日。

  てっちゃん会第21幕の懇親会が開催された。

今回は茨城県での開催となった。
更には、その開催日時に各社のそれぞれのイベントや個人的な事情による日程のズレから、20人前後の参加と今回は少なめの人数での開催となったのである。

  逆に言うといつものメンバーとの会合。

よって、大人数での挨拶だけの会話という懇親会から、いつものメンバーとのひざ交えての会話となり、久しぶりに落ち着いたひと時となった。

  しかし、話題は豊富であった。

そして遅れてきたメンバーがパフォーマンスを見せてくれた。
今回久しぶりに参加となった彼は、この会では名パフォーマーとして知られていたが、15分程度の遅れだったのだが、会場に入場した途端に場の空気を一気に持って行かれた感じである(笑)。

  場の掴み方では非常に参考になる入場場面。

場の掴み方、空気を一変する注目の浴び方に関しては彼の右に出るものは居ないであろう。

そして今回は自社のスケジュールにより参加できなかったコアメンバーからの差し入れが届いた。

  山梨に住む彼からの一升瓶ワインの差し入れ。

山梨といえばワインの宝庫。
そして、そのワインの一升瓶。

  流石、呑助等への心配りが嬉しい限りである。

どうせ、一升瓶でも瞬殺ではあろうが、それでも720mlでは全員に回らないであろうとの心配りである。

  本場のワインを美味しく一杯だけ頂くことが出来たのである。

そして、今回の台風19号で床上浸水に被害を受けた方が、わざわざその復旧作業の合間を縫っての会合であった。

  事前に書いた彼への寄せ書きと全員の志も添えて彼へ手渡した。

今回の台風19号の水害は多方面に渡り、この会のメンバーも数人水害を被った方もいた。

  とりわけ彼の自宅は床上浸水と大きな被害を被ったのである。

それでもわざわざ会場に顔を出してくれたのである。

  嬉しい限りである。

そしてコアなメンバーとの会話。
特に、ここ数ヶ月の間に自らの環境を変えたメンバーが何人もいる。

  他企業への転職。
  他企業との合併。
  
それぞれの事情はあるだろうが、新たな自分の将来を待つ不安、そして新たな自分の将来が未だに見えてこない不安。

  いずれも不安に満ちたこの年末となるであろう。

そんな彼らとの会話。

  特に自らの未来が見えないという不安は辛い。

そんな彼らの本音。

  それを素直に吐露できる場。

それがこの会の最大の特性であろうか。

  本音で意見交換が出来る場。

そんな会話は意外に自社内では出来ないもの。
同業他社の人間だから素直になれるのかもしれない。

  そんなコアな会話に終始した21幕懇親会であった。





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2019年11月16日 (土)

技術者の引き合い

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、かっての企業から封筒が届いた。

  「OBの方々、力をお貸しください。」

そんな見出しであったろうか。

  要は技術を持ったOBに再び活躍してもらいたいという募集。

特に調理技術を持ったOBの方々は数知れず存在するわけであるから、昔取った杵柄を活かして欲しいという企業の願いであろう。

  それだけ人材が枯渇しているということでもある。

しかし、60歳を超えて体力的には長時間は厳しいであろうから、働ける時間を2〜3時間の短時間からの募集とし、就業時間も本人の働きたい時間を優遇して決められるという。

  そして時給は1000円。

こちらの地方では決して低い額ではない。

  そんな募集要項が企業のOBに送付されてきたのである。

私は依然としてかっての企業のOB会に籍を置いていた為、そんな通知が送付されたのであろう。
そして、おそらくそんな通知を頂いたOBの中には、「俺で役に立つなら」と腰を上げる方もいるであろう。

  鮮魚部門で刺身を切る。
  精肉部門で牛肉を捌く。
  青果部門で果実を陳列。

生鮮部門、特に鮮魚や精肉であれば、このような調理技術を持つ方であれば大歓迎であろう。

  それだけで店舗としての差別化が図られることになるからだ。

以前にもこのブログで書いたが、この軽減税率導入にあたり、ますます生鮮の需要が高まっているのは事実である。
そして、アウトパックに頼るのではなく、あくまでもインストアに拘った調理済みの肉や魚を展開しているというだけで、その店舗のストアロイヤリティーは高まる時代となってきているのである。

  益々販売面や製造面で技術を有する人材は欲しい時代。

そこにはもはや年齢や定年という概念は消滅していくのであろう。

  そしていずれはこの業界全体にも広がっていくであろう。

更には、大勢のOBを持つ企業はそのOBに支援していただく事で強みを発揮していけるかもしれない。
また、そのような技術者に対しての高給制度を取り入れた企業は、業界のピンチをチャンスに変えられるかもしれない。

  それだけインストア加工部門は強くなっていく。

逆に言うと、OBや高齢者に頼らざるを得ない時代になったのであろう。
現実に、数年後の生鮮の現場を想像するとゾッとするものがある。

  そして如何に先手を打ってその対応をしていくのか。

企業としての取り組みの差が5年後に大きな差となって現れてくるであろう。







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2019年11月15日 (金)

組織に根付くもの

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をいている「てっちゃん」です。


転職。

  過去、最近、近未来。

過去に転職経験者、最近転職経験者、そして近未来に転職予定の方。

  いろいろな転職組がいるだろう。

そして今回は近未来に転職を経験される方へのメッセージを送りたい。

  私の身辺にも転職経験者や予定者がいる。

最近も数名の方が実際に新たな職場で働き始めたり、今後その予定の方も数名程いる。

  隣の芝生に憧れる。

それは誰でも同様で過去に転職をされた方も多少はそのようなニュアンスに陥ったことはあるだろう。
しかし、それは転職して初めてその芝生に立ってみると、隣から見て憧れた芝生とかなり違った現実に直面するのである。

  斜め前方から見る芝生はアラが隠れてしまうもの。

だから、実際に真上に立つと隣からは見えなかったアラが歴然とした形で現実に目を覆うのである。

  しかしもう遅い。

一度大海原に身を投じたのであるから、向こう岸の海岸まで自力で泳ぎ切らなければ溺れてしまう。

  その時に大切なことが一つある。

それは、「組織に根付く善悪」を知るということである。

  企業にはそれぞれに歴史がある。

その歴史の中で自然的にそして必然的に根付いたきた法則があるのである。

  それは何が「善」で、何が「悪」かということ。

これはその組織内でしか通用しない価値観であるが、その価値観はその組織にとっては絶対的なモノとなって常にその組織の構成員の行動を規制するのである。

  それは言葉では言い表せないものである。

なぜならそれは成文化されていないからである。

  成文化されていない行動規範。

これが、組織それぞれに存在し、構成員はその規範に規制されて統一された行動を取る事になる。
そして、その行動規範があるが故に、その組織は結束され固い信頼関係で結ばれているのである。

  よって、この成文化されていない行動規範を知ることが何よりも重要となる。

そしてそれは組織毎に異なるのである。
よって、転職した時に何よりも重要となるのは、かっての企業の成文化されていない行動規範を捨て、新たな組織の行動規範をいち早く身に付けることにある。

  しかしなかなか頭では分かっていても行動が伴わないのである。

相手の組織に受け入れられるか否かは、この行動規範をいち早く身につけ、同僚に遅れを取る事なくこの行動規範で現実に行動し、同じ文化を身につけ、そして組織内で行動しながら転職組に期待される異文化の技術を披露することにある。

  組織内の「善」と「悪」。

しかしこれは一般社会での「善」と「悪」ではない。

  その企業だけに通じる言葉であるからだ。

よって、しっかりとトップの話と従業員の行動を心に留めておかねばならないだろう。








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2019年11月14日 (木)

共有

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日と本日で開催されている「てっちゃん会」第21幕。

  今回は20人に満たない参加人数。

逆に言うと、少数なるが故の親近感と濃密な会合となるであろう。

  *この記事は11月9日に書いたものです。

毎回、自分なりにこの会のテーマを設定しているが、今回のテーマは「共有」としている。

  何故か?。

参加人数が少ないと言うことは、この開催日程が各人によって自分が属する企業や個人の予定によって左右されるため、その日程の合間を縫って偶然にも予定が空いていると言う前提で参加するのである。

  よって今回はそこに自社の予定が入ってしまったと言う方が多いのであろう。

そして、今回の参加メンバーは自分で予定を調整できた方の参加と言い換えることもできるかもしれない。
また、開催地が通常であれば都心を中心にした場所であるが、今回も都心を外れた関東地区であり、当日の前座〜懇親会という流れと電車で行き電車で帰宅という手軽さから離れてしまったという事情もあろう。

  各自の事情がある中でも可能となった今回の21幕。

そして今回の参加メンバーも、九州や四国、東海、東北、そして関東エリアと方々から自費で参加してくる方々である。

  この求心力とはなんなのだろう?。

この求心力を知ることは、今後の各自の組織運営を大きく向上させるのではないだろうか。

今回の日程も懇親会という夜の飲み会だけではなく、前座と称した店舗見学からの意見交換会、そして飲み会、翌日も昨日からの連続としての事例の情報共有会、店舗改善の意見交換会とメニューは豊富である(笑)。

  全てに参加される方。
  前日だけ参加の方。

二日間ともそれ相応のメニューであるから、どうしても懇親会をメインにどちらかの日程のみの参加の方も含まれる。

  それでも、遠方からの参加を決意するだけの求心力。

しかしその求心力とはそれぞれの目的でありそれぞれの内面の力によってもたらされるものである。
それは、今回は参加出来なかったが、自らの日程の調整が可能であれば参加したいと願っていたメンバーも同様に持っている力なのである。

  今回の私のテーマは「共有」。

それは、いろいろな意味がある。

  情報の共有。
  知恵の共有。
  具現化の共有。

そして、それぞれの求心力の共有。

  そこに自社内では共有できないものが存在するのであろう。

だから自社や自分の組織を飛び出してでも、異文化ではあるが同じ志の人間との情報共有を求めて集まるのであろうか。

  そんな問いを今回は私のテーマとしている。







  

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2019年11月13日 (水)

すり合わせ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


人間社会において、「すり合わせ」は必須であろう。

  それは自分が所属する組織毎に異なるものである。

自社内であれば、そのすり合わせは、企業理念や企業コンセプト、3年計画や5年計画といった長期経営計画に基づいた年度計画や方針という全体計画から派生してくる自組織の計画立案といスタイルですり合わせされていく場合が多いであろう。

  これは一方通行のすり合わせと言えるであろうか。

一方通行とは言え、企業のトップや幹部がある程度のすり合わせはしているのであろうが、それも企業の一部の人間が自社のあるべき姿に照らして方向性を確定し、その方向性に即して下の組織が順次組織の方向性や具体化を図っていくのである。

  これが企業におけるすり合わせである。

よって、すり合わせとは言え、ほとんどの従業員は自社で決めた方向性や課題を自分の組織に置き換えて自分なりに自分がリーダーとなる組織のすり合わせを年度初めに行い、そこから自分が率いる組織のメンバーと自分が立案した方針や計画をすり合わせることになる。
  
  ここで重要なのはすり合わせ後となるであろう。

そのすり合わせによって、自組織がその具体策を実行して結果を出すかどうかということだ。

  要はそのすり合わせには業績という結果がついて回るということである。

そしてその結果がある組織内だけ悪ければ、その組織の具体策に問題があるのか実行力に問題があるのかが問われるのである。
逆にどの組織も結果が出せなければ、企業が打ち立てた企業方針自体に問題があると判断され、経営陣の責任が問われるのである。

  企業という営利集団のすり合わせは上記のような流れであろうか。

これが、地域のコミュニティーやボランティア集団のような非営利集団のすり合わせはまた別の結果が求められるのであろう。

  地域の住民が住みやすいという意見の増加という結果。
  奉仕される側の感謝や復旧のスピードといった結果。
  
すり合わせは目的や目標が明確になっていればいるほど、全員の認識がそこに集中するのですり合わせもある程度容易に全員の共通認識を持つことが出来る。

  逆に目標や目的な不明確になればなるほどすり合わせは容易ではなくなる。

男女の関係や結婚後の夫婦の場合などは、そう簡単にすり合わせがうまくはいかないものだ。

  人生の目標を夫婦が明確に持っている場合など少ないであろう。

なんとなく相手といて居心地がいいとか、この人となら一生付き合っていけるという理由からお互いに接近して付き合い始め、いずれ結婚に繋がっていくのがほとんどの夫婦の間柄ではないだろか。

  よって二人の人生を少しづつすり合わせる作業が発生するのである。

時にはそのすり合わせが大きな負担となり、前途多難な大きな壁となって二人を襲うかもしれない。
そして、そのすり合わせを繰り返しながらお互いに相手を知り、自分を変えながらすり合わせをしながら一体化していくのである。

  それが夫婦の歴史となって刻まれていくのである。

そう考えると、夫婦とはすり合わせの歴史を如何に刻んでいくかということなのではないだろうか。

  そしてそのすり合わせを幾度も経験しながら人間は成長していくのである。

そしてそのすり合わせによって、人間の痛みや悲しみ、そして生きる喜びを学んでいくのであろう。
いずれにしても、人間が今まで生きてきた歴史や育ってきた文化を他人と共生しながらすり合わせていくという歴史を刻むことで、また一歩も二歩も成長していくのであろうと思う。









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2019年11月12日 (火)

採用面接

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


新規出店。

  その最初の一歩がスタートした。

当社が来春に新規出店する店舗の立地が当店に一番近いため、当店の事務所を採用面接の会場として使用している。
その地域は、ここ数年で続々と新規競合店が出店している競合激化の地域であるが、当社の店舗は線路を挟んで対岸にあり、以前存在していた小型の食品スーパーが閉店したため、地域の方々から望まれての今回の出店となったのである。

  新規出店。

そこに至るまでにはいろいろな社内の担当者の手により開発が進められていくのであろうが、いよいよ店長が赴任し採用活動が始まった段階で、新店が産声を上げるのであろう。

  まさにここに新店が生まれようとしている現段階。

それが新店の採用活動であることは間違いないだろう。
店長というたった一人の人間が採用活動をコツコツと初めていき、1人2人、そして10人、20人とパートさん等が採用され、そして新店のチーフが赴任し、教育店舗で新店開店の為に教育活動が始まっていく。

  その起点になるのが新規採用活動。

それが11月よりスタートした。
競合店が四店舗も並び立つ地域が線路を挟んで対岸に存在する地域である為、採用も厳しいのではないかと思われたが、予想外に採用面接には続々と応募者が面接に来ている。

  やはり応募には自分の生活のタイミングがあるらしい。

以前にこの店舗がオープンする際にも応募しようとしたのだが、どうしても子供の年齢等が壁となり応募を断念したという話もあったらしい。

  それぞれの人生。

その人生には紆余曲折があり、就業する為のタイミングもあるのであろう。
そのタイミングには微妙な時間の差があり、そのジャストタイミングに合った時に就業するという気持ちが湧いてくるのであろう。

  そのタイミングに今回の採用のチラシが目の前に現れた。

そして縁あって今この場で新店の店長と面接をしているのである。
そう考えると、面接する方もより真剣にそれぞれの応募者の人生とそのタイミングまで含めて検討していく必要はあろう。

  また今回の採用活動での特徴的なことは。

それは、当社にとっての競合店に勤務している方の応募が目立つということであろうか。
長年その店舗で勤務しているのだが、上述したように自分の人生においての就業条件と現在の条件との差が生まれてきており、その差を現状の企業では埋められないということによる転職。

更には、現在の就業店舗では時間短縮により本来就業したい時間をカットされてしまっているという現状。
よって、新規出店店舗にて本来希望する就業時間で働きたいという希望による応募も多いという。

  そして新店という新たな場での就業。

真新しい職場で、皆が同じ条件で新規に顔を揃えて自分の職場が生まれ、そこに就業するという条件。

  この条件は就業する者にとっては魅力であろう。

現状の職場が自分にとって居心地が良く、新規出店とは言えそのような同僚を今後とも得られるかというと不安であるという方は現状の店舗や企業に残るであろうが、心機一転新たな環境で働いてみたいという方はその可能性に賭けるであろう。

  そのような空気に触れることはこちらも初心を思い出すものである。








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2019年11月11日 (月)

ドラッグ対策

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ドラッグという競合店。

  業界的にはドラッグに翻弄されているようだ。

クスリだけではなく、菓子や飲料、そして酒までも豊富に品揃えをして食品スーパーの一部の売上を強烈な安さで奪い取っている。

  軽減税率8%据え置きにて更にお得感のある価格が魅力。

更に、今回の増税分を自社で飲み込み、増税でも売価的には8%据え置きにて販売しているドラッグストアもある。

  それがいつまで続けられるかであろうか。

そしてそれに翻弄される食品スーパーマーケット業界。

  自店の周囲を取り囲むようにドラッグストアが包囲する状況。

特にドラッグストアの出店面積は300坪程度で十分に商売が成り立つ為、そのような敷地は食品スーパーが出店する600坪程度と比較すると容易に出てくるのである。

  ますます出店が加速するドラッグ業界。

そして、それに対して我々スーパーマーケットはどう対応すべきであるのか。

  私はまさに今がタイムリーなタイミングだと思っている。

軽減税率による消費税の8%据え置きという今のタイミング。
増税から1ヶ月が経過し、ようやく見えてきたのは、お客様の内食化が思った以上に進んでいるということだ。

  内食化が進むということはどういうことか。

生鮮を有する小売業にお客様が流れるということである。

  要はワンストップショッピング性の高い小売りで買い物をするということ。

野菜や魚、肉類の品揃えのある小売りで生鮮、惣菜、ベーカリー、と同時に調味料を購入し、ついでに飲料やお酒、菓子等も購入するという買い回りが増加してくるということだ。

  思えばガソリンも増税になっているということ。

よって、ガソリンの消費も抑えたいと思うお客様が増加するということ。

  よって一つのお店で全て揃えたいという願望。

そのことによってワンストップショッピング性の高い食品スーパーで一度に内食に使用する食材を全て買い揃えて、ガソリン消費を抑えたいという発想の方が増えるということである。

  最近は夕方のお客様の増加が目立ってきている。

それは、働く主婦だけでなく単身者や独身者が外食から食品スーパーでの食材購入や弁当、ベーカリーのパン等の購入に来店される方が増加している。

  これはまさに内食化の表れであろう。

よって、このタイミングを逃してはならないということである。

そして10月以降は精肉の需要が異常なほど高まってきているのである。

  これも上記の仮説を物語るものであろう。

要は、より簡単により美味しく内食化を始めるのに肉類は初めやすい食材であるからだ。

  クックドゥやうちのごはん。

いずれも、肉類をベースにしたメニューがほとんどである。
これらをベースに簡単にうちでご飯を内食化して食する。

  そのためには生鮮を有する食品スーパーへの買い出し。

よって、我々食品スーパーはドラッグ対策というよりも、より生鮮の夕方の品揃えに力点を置くべきであろうか。

  そしてそれが口コミとなれば強みは更に不動のものとなろう。






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2019年11月10日 (日)

自分を知る

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

今回は芸能ネタではあるが、先日のNHKのプロフェッショナル「仕事の流儀」を取り上げたい。

  今回の仕事の流儀は芸能プロダクション社長「渡辺真由美」さん。

父は、渡辺プロダクションを立ち上げた業界の先駆者。
しかし彼女はその芸能プロダクションではなく、別に芸能プロ「トップコート」を立ち上げた。

  それは木村佳乃との出会いから。

なんとか木村佳乃を育てようと自ら芸能プロを立ち上げたという。

  そういえば、前回の仕事の流儀は「吉永小百合」さん。

共に芸能界で生きる女性である。
そして二人に共通するプロへの意識については、共に自らをプロフェッショナルだとは思っていないということだ。

  共に謙虚で共に一途。

よって、結果的に世間からの評価としてプロフェッショナルに位置付けられるのであるが、自らはプロフェッショナルなど一分も思っていない。

  思っていないどころか自分は素人だと信じている様子。

ここが、従来のプロフェッショナル「私の流儀」と大きく異なるここ2回の番組内容であろうか。
そして今回の渡辺万由美さんの場合も、インタビュアーが色々とインタビューをして彼女の回答を得ようとするのだが、どうもインタビュアーの意図する答えが引き出せないのである(笑)。

  それほど口下手なのである。

しかし、彼女がプロデュースする芸能人達は、彼女との会話を本当に楽しんでいるようだ。

  この親近感はなんなんだろうか?。

通常であれば、芸能プロの社長ともなれば、気軽に自分がプロデュースする人間とは友達のような会話はしないであろう。

  しかし彼女の場合は真逆だった。

社長室に閉じこもることなく、常に所属する芸能人の活躍する現場へ出向く。
行って、特段に芸についてのアドバイスをするでもなく、単に冗談を交わす程度であるが、来られた芸能人達の笑顔は本物である。

  この番組でマネジメントの要諦がいくつか見え隠れしていた。

一つは、自分がマネジメントする範囲を広げないということだ。

  自分の目の届く範囲でマネジメントするということ。

それによって、個人との親近感を失わずに、家族的な繋がりを保てるのであろう。

そして二つは、部下の人生を背負うということ。

部下と我々の世界での例えであり、この番組の場合では所属メンバーのこと。

  人生を背負うから目先の数値には捉われない。

目先の数値に捉われないから、本人が輝きを発揮するまで待ち続けるというスタンスが取れるのである。

  これは売れるまでの時間という意味だ。

自らの所属芸能人として、経営陣は即売れて欲しいと願っているのであろうが、彼女は時間をかけてでも待つところは待つというスタンス。

  このスタンスが所属芸能人の信頼を得るのであろう。

目先の数値ではなく、その芸能人がどこで宝石のごとくに輝きを発するタイミングををジッと我慢をして待つのである。

  そして15年も待ち続けてようやく「中村倫也」は輝いた。

それも少数精鋭主義を貫いているからであろう。

  この二つの要諦は我々業界にも通づるのではないだろうか。

要は、継続することの大切さである。
そしてこの番組の最後に、渡辺万由美さんが言ったプロフェッショナルの条件とは。

  自らを知ること。

自分は何者で、どこへ向かおうとしているのか。

  そのことを誰よりも自分が知ることから何事もスタートするのではないか。

組織力を磨く要諦ではないだろうか。







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2019年11月 9日 (土)

マネジメントに徹する

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。



店長としての部下との付き合い方。

  上司と部下との関係。

しかし時にはそんな単純な関係だけではない繋がりのある上司や部下もいるだろう。

  飲み友達。
  釣り友達。
  家族での付き合い
  
等々。

  またはかっての上司と部下の関係。

そんな関係が現在は逆転。そんな関係もあるかも知れない。

  ビジネスとプライベート。

両方の関係が良好な関係であることが望ましいことではあるが、それはあくまでも理想の関係であろうか。
しかし、ビジネスの関係とプライベートの関係を両方とも理想的に良好な関係で保ち続けるというのは至難の技かもしれない。

  それはどこかでお互いの関係を引きずってしまうからである。

ビジネス上気まずくなればプライベートも気まずくなる。
プライベート気まずくなればビジネス上も気まずくなる。

  これは人間の性であろう。

現代は職場にプライベートな関係を持ち込まない風潮があり、職場の関係の延長線上にプライベートを持ち込まない方が多くなってきているようだが、以前はどちらの関係も濃密であることが多かったようだ。

  何れにしてもビジネス上の関係はドライでありたいものだ。

上司と部下との関係にプラベートな関係を持ち込みたくはないものだ。

  しかし、ドライとは言え、濃密なコミットメントはしていきたものである。

そして逆に、プライベート感情をビジネス上に持ち込むことも厳禁であろう。

  上司も人間。

上司とはいえ、感情を持った一人の人間である。

  時にはその感情を部下にぶつけたくなる時もあろう。

しかし、そんな時ほど上司と部下との関係はドライでありたいものである。

  ドライとは感情をひきづらない事。

感情を起点にするのではなく、あくまでも組織としてどんな手法を取れば組織力を高め、競争力のある組織を確立できるかを最優先に考えるべきであろう。

  上司はリーダーは組織としての競争力が問われるのである。

よって、上司という地位を利用して個人を叩くのではなく、上司という地位を利用して自分が率いる組織力を高めるために、部下一人一人との関係を築くことが最優先とされるのである。

  一人の個人にどう接すれば組織上強くなれるのか。

要は、その部下とどう接することでその部下が自分の組織で活躍でき力を発揮できるのかを最優先に考えるのが上司であると思っている。

  それは甘やかせということとは別物である。

甘やかせば他の部下の士気も乱れるであろうし、組織上の緩みも出てくるであろう。
そして、他の部下から見ても個人への感情があからさまに見えてしまっては組織としての統一性も失われてしまう。

  そういう意味であくまでもドライでなければならない。

そこは難しい部分である、と私も思う。







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2019年11月 8日 (金)

店と本部の役割

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


店と本部の役割。

  今までも色々とその役割の違いについて述べてきたように思う。

店は現場でありお客様との直接取引から売上、荒利を稼ぐ場。
本部は商品調達や出店計画を立案して店舗を後方支援する場。

  簡単に区分けすると上記のような違いであろうか。

これを政策面から見た時にはどうなるであろうか。

  本部は政策を立案、提案、通達する側。
  店舗は政策を受動、具現、実行する側。

このように区分けすることが出来るであろう。

  本部が前提とするのはあくまでも企業としての存在。
  しかし店舗が前提とするのはあくまでも自店の存在。

この認識の違いは大きいと思われる。

  よって本部は企業を背負った政策に重点を置いて立案する側。
  だが店舗は自店を取り巻く環境に業績を大きく左右される側。

よって、企業を背負う本部の政策と店舗の実行は必ずしも一致するとは言えないのである。

  そのまま実行できる現場とそうでない現場が存在するのが事実。

逆に言うと、本部立案をどう自店用にアレンジして自店を取り巻く環境に左右されない具体策に修正するかが店舗の実行力となるのではないだろうか。

  本部政策は失敗が許されない。

これはどこの企業も同様であろう。
現場よりも本部がリスクを負って先頭を切ってチャレンジする政策を取るとう言うことは滅多にないことである。

  あるとすればトップが変わって企業を変える時だけである。

それ以外は本部はリスクを回避し安全にそして確実に着実に前進できる政策を提示するものである。

  そこに個店が環境が鑑みてリスクなるチャンレンジを試みる。

これが、本部と店舗の政策立案と具現実行の理想的な関係であろうか。

  それではどの程度のリスクとチャレンジが必要か。

それは、現場という最前線で店舗を取り巻く環境を一番に知る店長の手腕の発揮どころであろうか。

  いずれにしても店舗の店長を大なり小なりのリスクを負わなければならない。

そして失敗すれば責められ、成功すれば当然とされるのである(笑)。

  しかしその過程で得られる成長は計り知れないものがある。

その有無、大小、成否の数が、唯一己(おのれ)を成長に導く鍵であると私は思っている。

  自らリスクと取るから得られる成功の道理。

こればかりは、やるかやらないかという単純なスタート地点に立つか立たないかだけの話。

  全ての始まりはここからなのであろう。







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2019年11月 7日 (木)

八村塁の課題

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、通勤途中のラジオを聞いていた時のこと。

  八村塁の話題となった。

ご存知の方も多いであろう、日本バスケット界の宝である八村塁。
富山県出身で、アメリカのゴンザガ大学から今年NBAドラフトにて1巡目にしてワシントン・ウィザーズから指名を受けてNBA入りを果たしたバスケット選手である。

  早速シーズン開幕さんから出場を果たし活躍中である。

その八村選手が自ら語る課題とは?。

  ここぞの場面でパスが回ってこないこと。

それはどういうことかというと、序盤から中盤にかけては新人の八村に対してもパスを回してシュート、ドリブル、パス回しに参加させるが、最後の第4クゥオーターになると試合の行方を決める大事な時間。

  ここでモノを言うのは仲間との信頼関係。

あいつなら絶対に決めてくれるという仲間との信頼を得られているかどうかが、第4クゥオーターでパスが回ってくる根拠であるという。

  その根拠を得ることが今後の課題。

それが、今年初めてチームメンバーとなった八村にはまだ得られていないということである。

  そしてそれを自らが認識し冷静に分析している点である。

日本では八村の活躍ばかりが報道されてはいるが、それは新人として当初からスタメンとして登場をし、シュートを何本も決めて大活躍の報道であるが、現実に試合にチームメンバーと共に出場しているのは本人である。

  その本人の認識と見解が全てを物語るのである。

そして、最終クゥオーターでボールが回ってこないという事実とそれに対しての冷静な分析から、今自分に足りないのは何か?、との答え。

  そこを冷静に分析して次への糧としようとしているところが凡人ではないのであろう(笑)。

しかしこの話題から、組織内での自分の置かれた状況とそれに応じた自分の組織内での処し方であったり行動の仕方であったりの参考になるのではないだろうか。

  ややもすると「俺が俺が」の世界に陥りやすいのが人間の性。

特にスポーツの世界は実力の世界であるから、余計に自分の実力を過大評価してしまうとそのチーム内で浮いてしまうところもあるだろう。
しかし、スポーツの世界でも個人競技と団体競技では個人の実力とチーム内での評価とは別物であることが多い。

  それは団体競技という特性でもあろうか。

野球、サッカー、ラグビー、そして話題のバスケットボール等のボールゲームの団体スポーツ。

  そして野球以外はボールを回しながら進める競技。

よって野球に関してはほとんどがワンマンなプレーでも実力が遺憾無く発揮できるであろうが、それ以外は自分意外にもボールに携わるプレヤーが多い。

  自分の活躍は他人との連携において発揮されるスポーツである。

よって、チーム内での自分の存在感がモロに現れるスポーツと言えよう。
そこで大切なのは、チーム内での自分の在り方であり行動であり役割である。

  ディフェンスとしての役割。
  ハイボールを奪い取る役割。
  ボールコントロールの役割。
  
そして

  ポイントゲッターとしての役割。

それぞれの役割においてのチーム内での自分の存在価値と信頼度。

  それらが重なった時に本人が活躍できる場となるのであろう。

そしてその役割を獲得するのが、本当の実力と言えるのではないだろうか。

  それは役職とはまた別物であろうか。

名目で与え得られるものではない。
その役割を確実にチーム内で発揮出来てこそ、チーム内で認知されてチームメンバーから与えられるものである。

  その為に自分に足りないものは何か?。

そこが自分の課題となるのである。






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2019年11月 6日 (水)

ピンチはチャンス

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前にも「ピンチはチャンス」をアップした。

  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/post-8316.html

その時は、生かつおのアニサキスの問題で生かつおの刺身が売れずに、腹身の部分を切り身にして販売。
また同時に惣菜にて唐揚げにして販売し少しでも刺身以外の食べ方を提案して底上げを図るという記事だった。

  このように我々業界を取り巻く環境は刻一刻と変化していく。

最近で言うと、消費増税における税率8%から10%への増額により消費の落ち込みであり、更に生鮮部門では野菜の相場安による単価ダウンからの売上低迷というピンチの到来であろうか。

  環境に対応し続ける経営と店舗運営。

そう考えると、まさに売場は生き物であり、常に強い意志を持って環境を先取りし今の売場に対応し、それがリアルに来店されるお客様に支持され続けることが商売であり経営であると言えるだろう。

  世間にはピンチに弱い人間とピンチに強い人間がいると言われる。

ピンチに弱い人間とは、上記のような環境の変化に対応できずに新たな環境に出くわすと必ず失敗する人間である。
逆にピンチに強い人間とは、環境の変化というピンチに対して、同様にピンチを迎えている人間に先んじてそのピンチという状況をフォローの風に変えてその波に乗れる人間のことである。

  問題はその風をフォローにするかアゲンストにするかだ。

そこにピンチはチャンスという言葉が生まれるのである。

  例えば野菜の相場。

思えば、野菜の相場とは今に始まったことではない。

  年に何度かの相場高、相場安が繰り返されるものだ。

青果担当者であれば、その繰り返しを何度も何度も経験しながら青果担当者として成長してきているはずである。
そして、相場という視点で言えば、相場には4つのステージがあると思っている。

  相場上昇時。
  相場最高時。
  相場下降時。
  相場最安時。

そして相場とは常にこの4つのステージの繰り返し。

  この4つのステージを如何にチャンスに転換できるか。

これが相場という外部環境をピンチとするかチャンスとするかの分かれ道となるのである。

  そしてこの4つのステージ毎にピンチをチャンスに変えることだ。

それを常にステージ毎に繰り返して実行することによって、お客様の口コミが広がり、それがストアロイヤリティーとして定着し絶対的な存在として認知されていくのである。

  そのことによって相場に振り回されずにチャンスに変えることができるのである。

消費増税と軽減税率の導入も同様だ。

  税金が上がる。

しかしこの業界は軽減税率により8%据置。
軽減税率の是非はともかく、せっかくの税金据置であるから、軽減税率の導入によって人々の暮らしがどう変わるかに仮説を立てれば、どうすべきかが見えてくるであろうし、その仮説に沿った対応を自信を持って行動することによってお客様を確実に獲得することができるのであろう。

  重要なのはその仮説に対しての自信を持った行動だ。

ピンチの時ほど自信を持って仮説への検証をすることにある。

  11月はその検証が正念場を迎える月となろう。









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2019年11月 5日 (火)

突然のお客様

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先月の月末のことだった。

  「ブログ見てますよ」

私がりんごの品質チェックをしていた時のことだ。

  突然、ある男(失礼!)から声をかけられた。

私は当然、びっくりした。

  その男の第一声が本当にそう言ったのかは定かではない。

それでも、動乱していた私がようやく落ち着いてその男の言葉を認識できたのは、上記のように、ブログを見ている(読んでいる?)というような内容の言葉を耳にしてからである。

  それまではその男にナイフで刺されるのではないかと恐怖に慄いたのだ。

それほど、その男は愛想よく私に近づき、覆いかぶさるように話しかけてきたのである。

  「ブログを見ている」

その言葉にようやく冷静さを取り戻した私は、彼が差し出した名刺に対して、私も名刺も差し出し彼の名刺を受け取った。

  〇〇店 店長。

そう記載されていた。

  東京よりも以西のスーパーの店長のようだった。

彼の話を聞いてみると、以前に私が勤務していた店舗の時にも尋ねて行ったが私が不在だったと事。

  そしてようやく今回会えたという。

電話でもしてくれたらその時にでも会えたのに。

  そう思ったが、ようやく今回会えたので良かったのであるが。

それでも、東京以西の方がわざわざ北関東のこの地まで会いにきてくれるのだから嬉しい限りである。
しかし、最近はこのような出会いが少なくなったような気がしていた。

以前にはかおるさん、dadamaさん、川原井さん、てつろうさん等々が直にお店を訪ねてこられる機会があった。

  その度にブログ等のSNSの力の凄さを感じてきた。

単に一地方のスーパーの店長にこうやって遠方から会いに来てくれるのだから、 SNSが無い時代には絶対にあり得ない出会いである。

  それがこうやって可能となる時代である。

しかし、可能性はゼロでは無くなったわけだが、本当にリアルに会いにくるかどうかは別物。

  そこには相当な勇気と覚悟を必要とするであろう。

そして、それをおしてでもリアルに出向いて行動してきたのであるから、その行動力には脱帽である。
話を聞いていると、もともとこの業界に新卒から足を踏み入れたわけではなく、配送関係の業務からこの業界に入ってきたらしい。

  そして現在は店長として活躍中とのこと。

他の業界からの中途での参入。
よって商売の世界に足を踏み入れてからは他の店長仲間よりも経験年数は少ないかもしれない。

  それ故に自らの学ぶ姿勢が確立したのかもしれない。

私の周囲の業界関係者達は、全て学ぶ姿勢とそれを現場で発揮する行動力は目を見張るものがある連中ばかりである。

  よってこちらもその熱意と行動力に感化されていくのかもしれない。

そしてまた新たな出会いが今回生まれた。

  是非良いご縁としてお付き合いしたいものである。









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2019年11月 4日 (月)

禁句

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。



ロス対策。

  重要ではある。

この業界では、最終的には売上よりも荒利額。

  売ってナンボの前に儲けてナンボ。

その儲けから自分の給与が与えられるわけであるから、最後は儲けてナンボの世界ではある。

  しかし、それと同時にこの業界は日々生きているのも事実。

生きているということは、日々製造される商品群に日々来店されるお客様が購入するという行為が、その日の売場の状態で刻一刻と変化していくということである。

  一度確立したお客様の信頼などすぐ吹っ飛んでしまうということだ。

よって、過去の売上などなんの保証も無く、いつ何時お客様がぱったりと来店しなくなり、いつ何時売上がバッサリ落ちていくかもしれないということである。

  売場も売上も生き物と同じ。

だから、気を抜くことは出来ないし、気を抜けば客数も売上も落ち込み、気を抜かずにコツコツと維持継続していけば必ずお客様も売上もついてきてくれるものである。

  そこで需要になってくるのは強気な売場を維持し続けるということ。

決して弱気になってはいけない。

  弱気になるということはロスを最重要課題とすること。

売上よりもロスを最重要課題として捉えてしまうと、それは毎日来店されるお客様に必ず見透かされてしまうもの。

  見透かされたら最後お客様はいつの間にか現象していくもの。

これが、売場は生き物という意味である。

  日々、刻一刻と売場は生き物のように変化していくものだ。

だから、ロスを最大の課題として行動してしまえば、必ずそれは客数に連動し買い上げ点数に連動し、結果として売上に必ず連動して減少していくものである。

  「ロスを口に出すのは禁句」

私はそう思っている。

  口に出さざるを得ない場面もあるだろう。

しかしそれは最優先でロス対策をするということではなく、本当に無駄なロスを詰めるという意味で部下に話をするようにしている。

  そこを捉え違えると売場は死に体となっていく。

そしてロスという言葉ではなく、単品でロスを語らなければならない。
単品でロスの改善という話には、具体性があり、対策が絞られるから大きなダメージには至らない。

  しかし単にロスを減らせというと売上減に直結する場合が多い。

それは、ロス対策が最優先の解決事項になってしまうからである。

  ロスを減らせ。

これは禁句であると捉えるべきであろう。







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2019年11月 3日 (日)

人たらし

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

先週も少しご案内したドラマ。

  「ハル〜総合商社の女」

総合商社に勤めるバツイチ子持ちの女性(中谷美紀)が、海外で活躍中にヘッドハンティングされて、以前新卒にて入社した五木商事に再び戻ってきて活躍するという設定のドラマである。

今までで第二話まで放映されたが、第一話では五木商事が手掛けるラーメンチェーンを再び軌道に乗せようと自ら手を挙げて、撤退を目論む経営企画部の後ろ向きな機運を一掃させて復活の軌道に乗せた。

そして第二話は、全国で多数の医療施設を経営する実力者である医療法人「新隆会」の会長・小笠原隆一(寺田農)と手を組もうとするが、小笠原の秘書・熊澤巧(小林隆)に「新しい方とは一切会わない」の一点張りで面会すら許してもらえない。

  ここからハルの人たらし術が炸裂する。

人たらし。

  最近よく聞く言葉である。

この人たらしという言葉。
本来は悪い意味で使われていた言葉のようだ。

  人を騙すこと。
  騙す人のこと。

そのように使われていたのだが、ある時からその意味が変わってきたらしい。

  戦国武将の豊臣秀吉の時から。

人の懐に入るのがとても上手だった豊臣秀吉のことを、司馬遼太郎が著した「新史太閤記」にて「人たらしの天才」と表現したのだという。
司馬遼太郎という作家が表現したこの言葉から、豊臣秀吉=人たらしの天才となり、豊臣秀吉のような人のことを「人たらし」と呼ぶようになったという。

織田信長に「下足番」を言い付けられた時に、草鞋(わらじ)を懐で温めておいて、信長が履く寸前に懐から取り出して温かい草履を履かせたという逸話は有名であるが、これが信長の心を捉えて可愛がられるようになった。

  どうせなら日本一の下足番。

どんな小さな仕事でも極めれば日本一。

  現代のNHKの仕事の流儀に通ずる話である。

そんな人たらしを彷彿されるハルの第二話での行動。

  その行動がまずは秘書の心を打つ。

そしてその秘書の計らいでようやく医療法人の会長と会うことができた。
しかし、その会長から再びのダメ出し。

  そこで自筆の手紙で会長の心を打つ。

如何に人の懐に飛び込むか。

  これが現代人には欠けている部分なのであろう。

リアルな人間同士の付き合い。

  これが現代では非常に希薄になってきているように思うのだ。

そしてビジネスの世界でもこのハンデをどう克服するかが課題となっている現場も多いであろう。

  それは我々業界でも同様であろうか。

特にこの業界はリアルに人が人と出会って取引をする場。
リアルな現場では、単なる商品取引だけではなく、そこに人を介する人間対人間の取引の場となる。

  そこにもう一度立ち返るドラマなのであろう。






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2019年11月 2日 (土)

役を生きる

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日のNHKプロフェッショナル「仕事の流儀」。

  女優「吉永小百合」さん。

言わずと知れた「大女優」である。

  今回の放映ではリアルに視聴していたFacebook仲間もアップしていた。

よって、録画して見る私としても楽しみな今回の録画視聴であった。

この番組にも過去に多くのプロフェッショナルな方達が出演され、最後に自らのプロフェッショナル観を自らの言葉に表して番組が終了するのだが、特に今回の吉永小百合さんのプロフェッショナル観は感動すら覚えるほどの人生観を披露してくれた。

  時代を生き抜いてきた女優。

時代を生き抜くということは、どの業界でもそうだが便利になった現代とは違い原始的な行為の連続でもあった。

  一発勝負の演技。

現代のようにデジタルで何度も何度も取り直しが効かないかっての映画全盛の時代。

  まさに「ワンカットに命を賭けた」時代。

逆に言うと、そのワンカットに集中できた時代でもあったろうし、そんな時代を生き抜いてきた女優には、現代のようにあらゆる視点からのシーンを何度も撮りなおす仕事は性に合わないのかもしれないが、それは言わない。

そして何度も番組の途中で口にする言葉。

  「私はアマチュア」。

素人が故に、威張らずにあくまでも謙虚にそしてその場全力で撮影に臨む。
どの俳優よりも現場に入り、どの俳優よりも事前準備を重ね、どの俳優よりもその役に入り込んでいく。

  のぼせたら終わり。

インタビューに答える吉永さんは、そう答えた。
自分がプロフェッショナルだと傲慢にでもそう思った瞬間に次は無いという。
そしてそれを自らの生き方として信念を持って生きてきた。

  そこに今だに国民に愛される存在なのであろう。

そしてそれは国民だけではなく、現場の撮影スタッフ他にも同様に愛されている存在でもある。
これだけのスターになると傲慢になり、いずれ自分を見失い、結果的に皆が離れていき、自滅していく人間がこの世界の常識でもあるのだが、映画の世界では吉永小百合と高倉健は違った。

  あくまでも謙虚に自分に妥協せず上を目指す姿勢。

それがこの二人に共通する姿勢であろうか。

  そして常に素人でありたいと思いながら本番の臨む。

素人で有りたいと願うその真髄は?。

  そこに真のプロフェッショナルの魂が潜んでいるのではないだろうか。

そして、余命数ヶ月からの演技は演技というよりも、その役を自ら生きるように本当の病人のような体型に変化していき、その役に体当たりする。

  素人だから「努力」する。
  素人だから「奢らない」。
  素人だから「体当たり」。

そして、今日を全力で生きる。

  そこに明日が開てくる。

最後に「プロフェッショナル」とは?、と問われて

  それは後の人が私を決めてくれると思います。

あくまでも謙虚に、自らをプロフェッショナルとは口にしない。
それを口にした途端に「のぼせてしまう」と信じるかのように。

  自らを素人と思い続けること。

これこそがプロフェッショナルだと言いたかったのではないだろうか。





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2019年11月 1日 (金)

売価設定

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の朝のラジオ放送から。

  自動売価設定の話題であった。

自動売価設定⁈。

  ビッグデータを基にした自動売価設定らしい。

要は、売価をコンピューターが決めるという話。

  商品の売価をコンピューターが自動設定する⁈。

ますます、頭が混乱してきそうな話であるが、現実に今それを活用して売価設定している価格があるという。

  野球観戦時の座席の価格。

野球の観戦チケットは座席ごとに曜日ごとに変わるらしいが、一応の定番料金に対して人気度やその日の予約数量に対して、コンピューターが過去のビッグデータを駆使して適正な売価を設定してチケットを発売しているらしい。

  コンピューターが物の価格を決める。

当然にそれは過去のデータから判定して、そのタイミングで売れるであろう売価を自動計算して算出し売価として設定するのであるから、確固たる過去の根拠があっての売価なのであろう。

それをこの業界に当てはめたらどうなるのであろうか。

  コンピューターがキャベツの価格を決める。

どうみても考えられないのである。

  相場、品質、競合、戦略、メニュー等々。

天然に成る生産物が市場で価値を評価される。
その段階で、コンピューターが価格を設定するベース自体が不透明であろう。

  そしてその実物を目で見て判断し上記環境を鑑みて売価を設定する。

そう考えると、コンピューターで競合状況や市場状況、そして競合店との戦いの中でその単品をどう売価設定してどう競合店と差別化して有利な戦いを演じていくか。

  その為の売価設定をコンピューターが決める。

どう見てもそれは有り得ない話であろう。

  と私は判断しているが。

しかし、それもわからない。
戦略も含めて、その単品の売価をコンピューターが設定して、自店に競争優位な関係を維持し続けられるという時代が到来するとしたら。

  ベテラン社員は無用の長物と化してしまうであろう。

それほどこのことに関しての売価設定というのは非常に重要な部分であると言えよう。

  ここを判断して行動するのが店長や部門責任者の最重要な役割であるから。

逆に言うと、この領域における戦略的売価設定という部分に関しては、更にベテラン社員が磨きをかけてコンピューターに奪われない努力が必要なのではないだろうか。







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