再び精肉
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
一時、精肉が不振に陥っていた時があった。
今から数ヶ月前であろうか。
輸入牛肉の相場が上がり、牛肉の消費が冷え込んだ時であろうか。
しかしまたここに来て精肉の売り上げが上昇している。
何故か?。
秋刀魚の不漁もあるだろう。
しかしそれだけであろうか。
秋刀魚の不漁は今年に始まったことではない。
ではなぜか?。
軽減税率導入ではないかと私は思っている。
特に豚肉や鶏肉の安価な肉類の動きが活発になってきているようだ。
そして、それに連動して食品の中でも調味食品と言われるカテゴリーが伸びているのも事実。
要は軽減税率導入により肉と組み合わせた簡単メニューが需要拡大しているのだろう。
かっては外食で済ませていた独身者や単身者が外食から内食に切り替えて、簡単にクックドゥやうちのご飯を利用して豚肉や鶏肉と野菜を簡単にクックドゥで炒めて夕食とする、というような需要であろうか。
簡単メニューに必要なのは、アラが出ない、生ゴミが出ない、そして使い切りでメニューが作れる等の背景が必要であり、そこに適するのが肉類であるということであろうか。
よって鮮魚の伸びの鈍化と精肉の伸びとが再び逆転したようだ。
特に、輸入豚の動きが頗る良くなってきたように思える。
これは独身男性が量を食べるからであろう。
ガッツリ内食にて安価にお腹いっぱいに夕食を手作りでしかも簡単に自分でも料理出来、しかも消費税率8%のままでコストパフォーマンスの高い量を食えるのであるから、必然的にそちらに流れていくのであろう。
よって軽減税率が解消されるまではこの流れは続くであろう。
だから、これら肉類の販売と調味食品類のセット販売や合同展開は今後効果の高い販促となっていくのではないだろうか。
このように、どんどん簡単メニューの提案を今後はしていく必要はあろう。
その気づきが購入頻度を高めてくれるのであるから。
当面、精肉の豚肉類、鶏肉類は押せ押せで行けるのではないだろか。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
やはりそれはdadamaさんの弟子達の方が潰しが効くのではないでしょうか(笑)。
投稿: てっちゃん | 2019年10月27日 (日) 00時06分
第01肉屋さん、コメントありがとうございます。
既に課題と解決法は明確。
そこを一刻も早く解決していただき、早く望み通りの売場が維持できるといいですね。
投稿: てっちゃん | 2019年10月26日 (土) 23時59分
これから冬を迎え鍋需要が高まりますが、最近の鍋つゆは豚肉や鶏肉が主役、野菜を絡めて単価アップが図れる鍋コーナーで仕掛けたい。
私の代わりにチャレンジしていただけませんか?
花に次ぐ鍋の●●●ん(笑)。
投稿: dadama | 2019年10月26日 (土) 21時30分
売場が朝になると空の状態
朝6時に出て鶏詰めて、ミンチやってギリギリの品出しで加工肉も出して、悲鳴をあげたくなるのを堪えて、開店5分前に売場面積52%をキープして、鶏は埋まった、ミンチも埋まった。
加工肉も埋まった。
牛がボロボロ、豚もボロボロ、トップエンドもズダボロ。
前日の半額や見切り忘れの商品も気が付くことができる今日は26日 あれれ 23日の日付けの商品が・・ ってのがある。
手直しするの自分1人、他のパートは商品作り。
アウトパックが許されない環境の冷凍商品すらインストアしないといけないこの地獄環境。
詰めるのも時間が足りない。
パートが休めば精肉総菜も出来ない。
ホットメニュー提案が出来ない。
バイヤーからは愛が足りないとすら言われる(?)
精肉は売上はトントンで、加工肉は売場作り次第で売上行くから、
今私のとこに求められるのは、午後働けれる人!パートの意識改革!
投稿: 第01肉屋 | 2019年10月26日 (土) 21時03分