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2019年10月21日 (月)

店舗利益の最大化

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


小売業における店長の役割。

  企業によってもその役割は異なるであろう。

売上、荒利を中心にした数値管理のみの企業。
数値管理よりも人材管理をメインにした企業。
売上以上に最終の経常利益まで追求する企業。

  企業毎に店長に課せられる数値責任は異なるものである。

とは言っても、店舗利益の鍵を握るのはやはり店長次第ということになるだろう。

  最終の店舗利益を左右する数値。

大きくは売上であり、その中の荒利であり、そこから諸経費(人件費等)を差し引いた営業利益が店長責任の数値であると言えよう。

  表面上の売上・荒利操作と人件費等の経費操作。

そう考えると売上拡大、荒利安定だけでは無く、その土台を作る人材教育や人員配置、そしてチラシ配布や設備投資等の経費コントロールのバランス感覚が店長には求められることになろう。

  私はどちらかというと売上志向ではあるが(笑)。

しかし、そういう部分でのアプローチの仕方と言うのは店長毎に違うのではないだろうか。

  売上荒利は部門に任せ店長は経費コントロールを操作する店長。
  経費コントロールは本部に任せ店長は売上の最大化を図る店長。
  売上に対して荒利率、人件費率等の比率でバランスを取る店長。

そしてそのコントロール手法に関しては、売上や荒利の議論はしてきたが、営業利益の創出における議論はてっちゃん会でも深い議論はされてこなかった。

  それだけ店長視点でもあまり重要視されてこなかったのかもしれない。

特に私は、やはり営業利益の概ねを左右するのはやはり売上金額だと思っている為、そちらの努力以上に売上を最大化させる為の努力に全力を注いできた経緯がある。

  そしてそれはある意味私の手法には合っていたとも思われる。

売上最大化の為には、どうしても人員もそれなりに活用するし、荒利もある程度下げながら集客力を付ける必要もあろう。

  売上最大化の為に経費も嵩む傾向にはなる。

しかし、そのアプローチ手法に対して別のアプローチをする店長がいて、そのアプローチもポイントを得て実行すれば必ず営業利益が確実に拡大できるフォーマットを持つ企業や店長が存在しているであろう。

  そんな視点の方々との議論をしてみたいとは思う。

そんなテーマでの意見交換会。

  どこかの場面では取り入れていきたいものである。









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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
戦地復帰。その前に由緒ある本部を殺気だらけにしてください(笑)。

投稿: てっちゃん | 2019年10月21日 (月) 22時32分

会社的には本部主導の金太郎飴式運営が凸凹のリスクも少なく利益計画も立てやすいのでしょう。所謂80点店長。ですがこれだけ社会や競合の変化が激しいとやはり局地戦に臨まねばならないと思うのです。今まで以上に店長のモチベーションが問われるのでしょうね。
やはりもう一度戦地に戻りたいですよ。予備役でも(笑)。

投稿: dadama | 2019年10月21日 (月) 20時24分

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