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2019年10月14日 (月)

発注ミスの効能

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前に発注ミスからの「なめ茸」の単品量販について記した。

  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/post-041e.html

そしてそれはいつしか、毎年恒例の夏場の風物詩となってしまった。

  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-568d.html

単に発注ミスとはいえ、そこから意外な展開に広がっていくことはよくあることだ。

  要はキッカケ。

単品量販をする場合は、事前に何を売るか、どこで売るか、そして概ねは賞味期限等を考慮してそれまでに売り切れるという計算の元に発注数量を決定するものである。

  そして商品が入荷し陳列し売場を作る。

よって、事前にそれらを考慮して心の余裕を持って入荷を待つのであるが、発注ミスにより5ケースの発注が50ケース入荷してしまった場合は、事前の単品量販の思考機関が極端に短く、発注ミスと認定された瞬間から一気にそれまでの思考回路を急速に回さなければ、結局は返品という結末に至ってしまうであろう。

  返品すれば簡単だ。

しかし、自分では何の痛みも伴わないわけであるから、今度は2度と発注ミスはしまいと心につかってもわずか3日も経てばまた忘れて同じ失敗を繰り返すのが関の山であろうか。

だから、特に賞味期限の短い商品でも無い限り、極力自力で売り切ることをお勧めしたいものである。
これが生鮮部門であれば有無を言わさずに売り切る努力を速攻で行動を起こすであろう。

  逆に言うとこの発注ミスをチャンスに変えようとする意志が大切なのではないか。

そして、店舗の販売責任者である店長はこのような部下の発注ミスをどうチャンスに結びつけるかと言う発想が、いずれは自分の強みとなることを学びたいものである。

  発注ミスにより、ある部門の単品が大量に入荷。

そこで店長がいち早くバイヤーに泣きを入れるのか、自らの腕で売り切るのか。

  そこに部下との信頼関係が築かれるのは言うまでもない。

しかし、それ以外にも単品を売る技術を発注ミスした担当者とともに学ぶことができるからだ。

  一つは突然訪れたアクシデントへの対応力。
  二つは高回転思考による売場作りの対応力。
  三つは普段からの販売計画作りへの応用力。

これら三つの技術がいつしか身につき、それは発注ミスと言う枠組みだけではなく、その他全般への対応力へと繋がっていくからである。

  発注ミス。

逆に、ミスにより未入荷の場合は追加対応にスピーディーに行動しなければならないが、発注ミスにより単品が大量に入荷してしまったら。

  まずは自店で売ることを前向きに思考していきたいものである。







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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
当店にもそのような問い合わせが少なくなってきた矢先でしたね。
そうしたら本当に発注ミスだった(笑)。
逆に言うと「火事場の馬鹿力」で売り切ってしまえるのだから、普段からインプロモーションで「火事場の馬鹿力」を発揮できるように自ら行動してもいいのですがね〜。

投稿: てっちゃん | 2019年10月15日 (火) 06時04分

てつろうさん、コメントありがとうございます。
妙なもので、売り切ってしまうと自分が1ステージも2ステージも上へ上がったような自信が付きますね。当方も発注ミスのお陰で、その後ミスった数量分を追加発注をかけることになってしまいました(笑)。

投稿: てっちゃん | 2019年10月15日 (火) 06時00分

私は逆にベンダーや配送センターから「発注ミスしてませんか?」の問合せが良くありましたよ。
オリーブオイル100ケースとか(笑)。「あー、大丈夫ですよ」の繰り返しに確認は減ってきましたが。ベンダーやセンターが欠品を起こすと「またアイツがやらかしたな」と(笑)。今の会社はそれを是としてますが当時はアウトローな商売だったのでしょうね(笑)。

投稿: dadama | 2019年10月14日 (月) 22時00分

発注ミス。私にはブラックな話題です。でもミスしたことによって今こうしていられます(笑)。なぜなら私も返品しないで売りました。バイヤーにも相談してみましたが返品不可で地獄の4丁目までいってきました(笑)。店内マイク、お声かけ、POP貼りまくりでなんとか完売。終わった後に妙な自信がついて怖いもの知らずになったのは言うまでもありません。

投稿: てつろう | 2019年10月14日 (月) 15時17分

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