増税後3週間
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
台風19号の到来。
それによって今月の増税の影響が忘れ去られた感がある。
しかし、今月という月は消費増税がスタートした月。
そして同時に、軽減税率も新規採用された月でもある。
さて消費増税の影響度は如何に。
徐々に解消されてきたのは、酒と雑貨であろうか。
特に雑貨は回復基調。
それは雑貨の売上ウェイトの高さにもよるが、通常のスーパーマーケットのスペースレイアウトであればほぼ前年波に回復してきたのではないだろうか。
また、酒に関しては買い溜め需要の高さの反動から、未だに昨年売上には至っていない店舗が多いのでは無いだろか。
まぁ、それは想定内の結果であろうか。
むしろ食品スーパーとしては、今回の増税と合わせて施行された軽減税率による影響がどのように企業内や店舗内での食品の売上に影響しているかが問題であろう。
そしてそれは一言で言えば店舗間のバラツキが大きいと言える。
それでは、その店舗間のバラツキはなぜおきるのであろうか?。
これは地域内でのその店舗の存在価値にあるのだろうと思う。
存在価値。
普段から地域内でどのような存在であったのか。
安心して普段の食材をワンストップショッピングにて購入できる店舗として認識されていたのか、それとも特売品のみを購入される店舗であったのか、更には野菜の価格だけのお店であったのか、惣菜類の強みはどうだったのか等の地域のお客様の認識度によって増税後の業績のバラツキに影響しているのではないだろうか。
更には5%還元制度の適用、不適用もあるだろう。
それらの環境の変化とお客様の認知度によって、店舗間でのバラツキにつながっているのではないだろうか。
当方は軽減税率をなんとか強みとして取り込みたいと思っていた。
よって、増税前から惣菜に関しては強化してきたつもりである。
特に弁当は外食利用者を取り込むチャンスであると。
そしてその結果、増税スタートの10月初旬では大きな需要の伸びは感じられなかったが、二週目以降からその効果が徐々に出てきたように思う。
同時に夕方以降の客数の伸びにも繋がっているのではないだろうか。
また台風通過前の買いだめ需要という特需もあり、普段から水の箱売りを強化してい事による需要の拡大や、たまたまカップ麺の大陳がプラスαの買いだめに貢献出来たのも一因であろうが、台風通過前後からのお客様の来店動機が高まったのもある。
まだまだ流動的ではあるが軽減税率へのチャンスを活かしていきたいものである。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
商品を中心にこの外部与件を如何に自分のお店や商品に活かせるかが日々の我々の業務であり使命であると言えると思います。
特に今回の増税に関しては当初はこの業界においても非常にマイナスに働いていたという状況のようでしたが、そこチャンスのありどころをどう探ってどう風穴を開けていくかが業績格差の重要なポイントとなるのではないでしょうか。
そこにいろいろな販促を駆使することが大切かと。今日は研修会、そこについても触れていきたいと考えております。
投稿: てっちゃん | 2019年10月23日 (水) 05時57分
台風も増税もコトですから。売れるには訳がある。訳をコトでお伝えする事がお客様の信用を得ていくのでしょうね。並べてるだけなら同じ商品なら安いお店に買いに行きますから。鮮度や味も然り、見た目がもちろん一番ですが鮮度のコトもお客様には大切な情報であると思うのです。
但しあくまでも販売促進のコト力。主は商品なのは言うまでもありませんが。
投稿: dadama | 2019年10月22日 (火) 21時09分