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2019年10月28日 (月)

全社1位を目指す

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の研修会。

  企業グループの部門の研修会が開催された。

そこでは当店を舞台として開催されたのであるが、そこで私も二日間の日程でその研修会に参加してきた。
そしてグループ討議等では私もいろいろなグループに参加して、参加者の意見や現在の課題等の本音の話を聞く機会があった。

  そこで出てきた仕事の楽しさとは?。

それは、全社1位を目指して単品を売り込み、いろいろな課題を乗り越えながらその全社1位という目標が達成された時、という意見が多かった。

  自分の目標数値の達成ではない。

あくまでも全社1位という頂点だ。

  やはりそこにはプライドというものが達成されるのであろう。

しかし全社1位という販売数量は客数や店舗規模に依るところも多い。
だから全社で統一した重点商品は売り上げ上位店舗に任せるとし、敢えて他店が目を付けないマイナー商品において全社1位を目指し、その達成に仕事のやりがいや楽しさを得るのだという担当者が多いことに気がついた。

  “結構皆んな仕事を楽しんでいるじゃん”

そう思えた瞬間であった。
そして、その全社1位を目標とする単品は決して主力品ではないということだ。

  自分でこだわりを持って育成しようとするマイナー商品。

だから、売り上げ下位店舗でも売り方次第では如何様にも全社1位を狙える商品であると言えよう。

  そしてこだわりを持って売り込む過程に販売技術を高める要素が含まれるのである。

だから、そのような目標を持って単品量販を繰り返していくということは、販売金額が高いとか低いとかは関係なく、要は担当者の強い意志だけである。

  それが平等に与えられているのがこの世の中。

だから売り上げ規模に関わらずに誰でもが平等に販売技術を磨けるし高めることが出来るのである。

  それは全社1位を目指すという目標があるから。

そして全社1位という目標を達成するということはプライドを刺激するものである。

  “全社1位というプライド”

これは単に自分が立てた目標とは別に自分だけではなく他者や他店にも負けなかったという強いプライドを刺激するのである。

  人間はこのような強い信念がプライドを刺激するのであろう。

私も全社1位という目標であり順番にはこだわる方である。

  誰にでもわかりやすい数値目標であるからだ。

そんな話を聞いた時、この業界の人間達の仕事への関わり方が結果的に同じなんだということを学んだのである。








 

  

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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
昨日もあるお店を訪問し、自社競合が続々と新規オープンやリニューアルオープンをして自店の環境が変化していく中、周囲に振り回されずに自らのMDを愚直に売場に反映されておりました。
この愚直さと熱意が従業員を巻き込んでお客様をも巻き込んでいくという良い事例を見せていただきました。
次月はなんか地域の要請で講演するらしいです(笑)。

投稿: てっちゃん | 2019年10月30日 (水) 09時30分

1位の憧れや誇りは人間の本性ですし一度はまったらやめられない(笑)。
マスメリットで売上利益を稼ぐ商品は本部にお任せして店長や担当者が惚れた商品をお客様にも認めて欲しい。こんな思いが単なる商品置場から楽しい売場に替えてくのですよね。是非殺気溢れるお店にして下さい(笑)。

投稿: dadama | 2019年10月29日 (火) 12時53分

k.kさん、コメントありがとうございます。
人それぞれに全社1位へのステップは違うと思いますが、手法は違えど1位への執念と想いは同じ。その熱意をどうお客様へ伝えるかが一番の見所だと思います。その人それぞれの手法を学ぶのは非常に有意義だと思います。それをあちらの会ではダイナミックに共有できるのが嬉しいですね。次幕は残念ながら不参加ですが、常にFacebookで共有できるのが嬉しいですね。

投稿: てっちゃん | 2019年10月29日 (火) 00時18分

この研修会の情報をきいて指定休をとっていたのですが、見学に行けませんでした、残念です。私もあちらの会に入れて頂いてコトポップの大切さを知り前任の店にてマイナー商品を何品か仕掛けて全店1位を3か月続行しました。やはり販売点数も気になりますし鮮魚全体会議でも異常値商品、ロスなし、粗利貢献としてバイヤーから発表されました。追従してやり始める店も数店。負けないように試食や関連で青果にも置かせてもらったりで守り抜いた思い出の商品です。これをパートさん、アルバイトさんにやってもらうと仕事の楽しさも解るし工夫も自らする。データもマメにみるようになるので良いと思いますが、その上にたつチーフが否定的だとそうもいかないでしょうね。大事なことだと思います

投稿: k,k | 2019年10月28日 (月) 07時11分

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