ストーリーの構築
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、2回目の打ち合わせをした。
研修会の為のプレゼンの打ち合わせ。
今回は、4人が報告の舞台に上がる。
1人目は初日の店舗概要の説明。
これはバイヤーの役目となる。
そして2日目に3人。
店舗コンセプトとそれを受けての青果の部門コンセプトと仮説という前段を店長が説明。
そのコンセプトを受けての本部店長と連動した販売計画と売場作りを部門チーフが説明。
最後は上記の行為からの結果と、それを支えた基本の土台作りを部門トレーナーが説明。
そんな役割分担にてプレゼンテーションをすることとした。
4人で分担してプレゼンをするというのは過去には無かったことだと思う。
通常であれば、前日に1人、翌日に1人でのプレゼンであるから、それぞれがその研修会のテーマに沿ってオリジナルでまとめてプレゼンをすればよかったのである。
しかし今回は一回のプレゼンに3人がそれぞれの役割を持ってプレゼンに入る。
ここで大切なのは、それぞれの役割に一貫したストーリーが必須だということであろう。
3人がてんでバラバラなストーリーであれば話が繋がらない。
話が繋がらないということは、3人のプレゼンを聞く立場としては、今回の研修会のテーマが絞りにくくなり単なるそれぞれのプレゼンの講演会に終始することになり兼ねないということだ。
よって3人がプレゼンのストーリーを練る必要がある。
3人というよりも前日から含めた4人のストーリーの流れを分断しないで、今回のテーマに沿って一貫してその流れを部門チーフの詳細な具体的事例まで繋げて、最後はそのストーリーの結末とその後に続く研修会の課題を明確にして締めるという流れ。
研修会とこのように参加者とテーマに応じて課題を明確に絞らなければならない。
そこが明確になるから、参加者がより具体的なものを得て学べるのであろう。
今回はその研修会の舞台を担うわけである。
そのストーリーで大切なのは、具体的な事例に至るまでのコンセプトと仮説であろうと思っている。
その背景が明確であればあるほど、部門チーフとのコミュニケーションも密になり、より具体的な販売計画であり売場作りが引導され、結果との因果関係が明確になるから数値の積み上げというステップが見えてくるのである。
今回学んで頂きたいのはそのステップである。
特にこの部門は相場に業績が大きく左右される部門でもある。
相場に振り回されない。
そこも大きなテーマとなろうか。
そこを精度を高めて資料作りに入ることとした。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
作と演。
商品と売場。
組織上役割として分断された一連の流れを再びストーリーとして連結させるには、やはり信頼関係の構築しかないのだと思います。
そして相変わらず生花は絶好調。
この生花の事例も取り上げられるでしょう。
投稿: てっちゃん | 2019年10月 4日 (金) 08時49分
昨夜は極悪連中が大変失礼致しました(笑)。
研修会を通じて作と演の両輪がバランスとれてこそお客様の支持が得られる事を共有したいですね。
作と演に関しては生花が素晴らしい成果を上げてると思うのですが(笑)。
投稿: dadama | 2019年10月 3日 (木) 20時30分