人材難を勝ち抜く為に
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
昨日は「人材不足の現実」をアップした。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-4d9bc5.html
そして今日は、その」人材不足において如何に自店での作業性を改善し人材不足においてもあるべき売場を維持していくか。
現実には、昨日もアップしたように青果部門でも実質一人で部門運営していかなければならない時代に直面しているのである。
実現したい理想の売場作りもあるだろうが。
他の競合店も同様に人材不足であることを念頭に、自社として如何に自社が目指すあるべき売場を実現していくか。
従来のように全ての点であるべき売場を目指すことが本当に妥当なのか?。
まずはその選択肢から入らなければならないのではないだろうか。
目指す売場に取り入れるべき視点と外す視点。
特に何を外すかという視点は非常に重要なファクターとなってくるであろう。
「自社として残すものと捨てるもの」
この目線で取捨選択をして、残すもので差別化できるまで磨き上げられるかどうかであろうか。
先日の研修会ではいろいろな提案や指摘事項が挙がった。
いずれも総合的な視点に立った有難い提案であった。
そしてそれを自社と自店に置き換えて考え、そして上記の視点からも総合的に考慮して今後の部門運営や店舗運営に生かしていかなければならないと思う。
しかし現実には人材不足という側面も重くのし掛かる。
そして選択してきた結論が当店では、基本の徹底と充実、そしてどの時間帯でもあるべき売場の維持と鮮度の維持。
青果部門として上記の基本を磨きお客様の支持を得るという政策。
これは特に相場下落時にはお客様の視点としては非常に重要な部分ではないだろうか。
相場下落時には、お客様の相場感度は下がるもの。
どこで買ってもキャベツは98円。
そんな相場の時のお客様の視点とは?。
それは、更に安さではなく、より安全で安心な鮮度と時間帯別にも維持されている青果売場の品揃えにお客様の視点は移行するものである。
この視点に立った時の売場の競争力が問われるのである。
それが事実であるとするならば、人材不足の折にも売場の基本項目を重視してその部分でお客様からの支持を競合店よりも得られることの方が来店頻度は高まっていくことであろう。
しかし逆にその為に捨てる部分をより多く選択しなければならない。
それが、前回の指摘事項に含まれる関連販売やメニューの提案なのかもしれない。
より少ない人員でより多くの商品回転を実現すること。
その為には、誰もがわかりやすい売場で誰もが発注しやすく管理しやすい売場作りやレイアウト設定をすることの方がより効果的に基本を磨きやすくなるのかもしれない。
それが自社と他社との数値の差であるのならば。
その方向へ進むことが今は有効なのではないだろうか。
最近のコメント