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2019年10月

2019年10月31日 (木)

人材難を勝ち抜く為に

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日は「人材不足の現実」をアップした。

  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2019/10/post-4d9bc5.html

そして今日は、その」人材不足において如何に自店での作業性を改善し人材不足においてもあるべき売場を維持していくか。
現実には、昨日もアップしたように青果部門でも実質一人で部門運営していかなければならない時代に直面しているのである。

  実現したい理想の売場作りもあるだろうが。

他の競合店も同様に人材不足であることを念頭に、自社として如何に自社が目指すあるべき売場を実現していくか。

  従来のように全ての点であるべき売場を目指すことが本当に妥当なのか?。

まずはその選択肢から入らなければならないのではないだろうか。

  目指す売場に取り入れるべき視点と外す視点。

特に何を外すかという視点は非常に重要なファクターとなってくるであろう。

  「自社として残すものと捨てるもの」

この目線で取捨選択をして、残すもので差別化できるまで磨き上げられるかどうかであろうか。
先日の研修会ではいろいろな提案や指摘事項が挙がった。

  いずれも総合的な視点に立った有難い提案であった。

そしてそれを自社と自店に置き換えて考え、そして上記の視点からも総合的に考慮して今後の部門運営や店舗運営に生かしていかなければならないと思う。

  しかし現実には人材不足という側面も重くのし掛かる。

そして選択してきた結論が当店では、基本の徹底と充実、そしてどの時間帯でもあるべき売場の維持と鮮度の維持。

  青果部門として上記の基本を磨きお客様の支持を得るという政策。

これは特に相場下落時にはお客様の視点としては非常に重要な部分ではないだろうか。

  相場下落時には、お客様の相場感度は下がるもの。

どこで買ってもキャベツは98円。

  そんな相場の時のお客様の視点とは?。

それは、更に安さではなく、より安全で安心な鮮度と時間帯別にも維持されている青果売場の品揃えにお客様の視点は移行するものである。

  この視点に立った時の売場の競争力が問われるのである。

それが事実であるとするならば、人材不足の折にも売場の基本項目を重視してその部分でお客様からの支持を競合店よりも得られることの方が来店頻度は高まっていくことであろう。

  しかし逆にその為に捨てる部分をより多く選択しなければならない。

それが、前回の指摘事項に含まれる関連販売やメニューの提案なのかもしれない。

  より少ない人員でより多くの商品回転を実現すること。

その為には、誰もがわかりやすい売場で誰もが発注しやすく管理しやすい売場作りやレイアウト設定をすることの方がより効果的に基本を磨きやすくなるのかもしれない。

  それが自社と他社との数値の差であるのならば。

その方向へ進むことが今は有効なのではないだろうか。









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2019年10月30日 (水)

人材不足の現実

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の研修会。

  私もグループ討議に参加してみた。

二日間の研修会で、夜の参加者が6組に別れてグループを作りフリーなトークを行なったのであるが、そのあるグループに参加して私も彼らのフリートークに参加してみた。

  そこでのテーマは「現在の私の悩み改善」。

参加者が今現実に向き合っている悩みを後悔し、他メンバーの改善策を意見交換するというもの。

  そこでも人材不足の話題が出てきた。

そこで多く出た現実の悩み。

  それは社員がチーフ1名体制を確立しなければならないという現実。

その研修会は青果部門である。
当社では青果部門は未だに2名体制を組んでいる店舗がほとんどである。

  それはいろいろな意味があっての2名体制。

やはり青果部門は相場もあり発注精度が問われる部門であり、また高い点数を誇る為どうしても作業量が膨大になる。

  要は頭数が必要となる部門。

その頭数によってどの時間帯でもあるべき売場を維持することが相場安時には重要となってくるのだ。
その為にも他部門以上に社員の数もしっかり配置させ、集客部門としての地位を確立させなければならないと考えているからである。

  しかし他社ではそれを許さない現実を迎えているという。

グループ討議に参加して初めて知ったのであるが、ほとんどの企業は現在1名体制の確立に四苦八苦しているという。

  それだけ人材不足が進行しているということであろう。

いよいよ最終的に青果部門にまで人材不足が及んできたという現実なのである。
おそらく、他企業でも青果部門は上記の理由の通り最後の最後まで人材は揃えていたであろうが、とは言ってもこのまま複数の社員を投入し続ければいずれは店舗閉鎖も余儀なくされてしまうという現実に直面し、いよいよ青果部門も1名体制を推し進めていかざるえを得ないということなのであろう。

  よって従来からの環境変化に直面しているのが青果部門であると言えるのではないか。

青果部門が社員1名体制を採るということは、チーフ不在時の発注や売場作り、入荷商品の整理整頓から商品ピッキングまで全てパートさん達でこなすということである。

  更には翌日の発注業務。

ここが一番の難関ではないだろうか。

  相場や販売計画に応じた発注数量の決定。

ここはどうしてもチーフクラスの力量を要する部分。

  この部分に関してはチーフが連絡を入れる。

そんな報告が意見交換会では大半を占めた。
チーフと直に打ち合わせをしながら発注数量を決定する。

  そしてそれを覚悟でチーフ職を全うする。

それがチーフ一人体制の当面の解決策であるようだ。
そしてそれを維持しながら徐々にパートさん達の実力も向上していくのであろう。






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2019年10月29日 (火)

研修会の意味

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


当社が属する企業ブループの研修会。

  先週の水木で開催された。

特に水曜日は当店にて研修者が当店含めて競合店の数店舗をMR。

  当然に当店も本部応援を得ての対応。

売り場だけではなく、店内や店外、そしてバックヤード内の清掃も徹底した。

  そして当日は全部門が徹底した売場作り。

ある部門のチーフを対象にした研修会だった為、その部門を中心にした店舗見学会ではあったが、やはり全部門が見学対象となっていた為、どこも隙のない売場作りを図った。

  “そこまでやらなくても”

たかだか青果部門の研修会である為、そのように捉える方もいるだろうが、私はそうは思わない。

  やるなら徹底してやるべき。

せっかくの機会なのだから。
私はこのような研修会には大きく三つの目的を有していると思う。

  一つはその部門の研修目的に合わせた技術向上。
  二つは全部門を通してあるべき売場の社内共有。
  三つはこの機会を通しての全社員の基準アップ。

当然に研修会には研修会毎にテーマを有する。

  今回のテーマは「稼ぐ売場作り」。

要は、如何に売上・荒利を稼げるか、そしてそんなテーマに沿った売場作りと過去からの数値検証。
それはその企業やその店舗を設定した段階でテーマが設定されているということだろう。
だから、そのテーマで研修会を設定するから、その目的に沿った企業であり店舗でありを設定されて、そこで研修会が開催されて参加者がその売場作りやその報告からいろいろな学びを得るのである。
そして開催企業や店舗は更にそのテーマに部分での磨き込みを図って、そのテーマに沿った売場の頂点を目指すのである。

  そこが研修会の第一の目的であろうか。

次に、その企業としてはそのテーマであり売場作りでありを社内で共有できるというメリットを享受できるということであろう。

そのメリットとはあるべき売場が現実にそこに設定されているわけであるから、この機会を利用して社内でこの売場を共有し、自らの売場や部門でもその実現を図りやすくなるというメリットである。

そして三つ目には、このような機会を数をこなすことによって、あるべき売場作りが容易に出来るということを学んでいくことである。

  “ここまでするか”

そんな思いで作成した研修会用の売場であるが、それも数をこなすことによってそのレベルが徐々にではあるが高まり、いつの間にか普段からそのあるべき売場が維持されているというメリットである。

  時間はかかるが着実に企業としての基準は高まっていくのである。

それらが、このような研修会の数をこなすことによって得られる企業メリットであろうか。

  それには研修会を他人事と捉えてはいけない。

自分だったら、そして自分のお店だったら、このテーマに関してどうする、こうするという仮説をそれぞれが持つことから始まるであろう。

  そしてその仮説を普段の売場作りから検証していくという行動力。

それがこのような研修会を面倒なアクシデントと捉えるか、大きなるチャンスと捉えるかの違いであろうか(笑)。






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2019年10月28日 (月)

全社1位を目指す

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の研修会。

  企業グループの部門の研修会が開催された。

そこでは当店を舞台として開催されたのであるが、そこで私も二日間の日程でその研修会に参加してきた。
そしてグループ討議等では私もいろいろなグループに参加して、参加者の意見や現在の課題等の本音の話を聞く機会があった。

  そこで出てきた仕事の楽しさとは?。

それは、全社1位を目指して単品を売り込み、いろいろな課題を乗り越えながらその全社1位という目標が達成された時、という意見が多かった。

  自分の目標数値の達成ではない。

あくまでも全社1位という頂点だ。

  やはりそこにはプライドというものが達成されるのであろう。

しかし全社1位という販売数量は客数や店舗規模に依るところも多い。
だから全社で統一した重点商品は売り上げ上位店舗に任せるとし、敢えて他店が目を付けないマイナー商品において全社1位を目指し、その達成に仕事のやりがいや楽しさを得るのだという担当者が多いことに気がついた。

  “結構皆んな仕事を楽しんでいるじゃん”

そう思えた瞬間であった。
そして、その全社1位を目標とする単品は決して主力品ではないということだ。

  自分でこだわりを持って育成しようとするマイナー商品。

だから、売り上げ下位店舗でも売り方次第では如何様にも全社1位を狙える商品であると言えよう。

  そしてこだわりを持って売り込む過程に販売技術を高める要素が含まれるのである。

だから、そのような目標を持って単品量販を繰り返していくということは、販売金額が高いとか低いとかは関係なく、要は担当者の強い意志だけである。

  それが平等に与えられているのがこの世の中。

だから売り上げ規模に関わらずに誰でもが平等に販売技術を磨けるし高めることが出来るのである。

  それは全社1位を目指すという目標があるから。

そして全社1位という目標を達成するということはプライドを刺激するものである。

  “全社1位というプライド”

これは単に自分が立てた目標とは別に自分だけではなく他者や他店にも負けなかったという強いプライドを刺激するのである。

  人間はこのような強い信念がプライドを刺激するのであろう。

私も全社1位という目標であり順番にはこだわる方である。

  誰にでもわかりやすい数値目標であるからだ。

そんな話を聞いた時、この業界の人間達の仕事への関わり方が結果的に同じなんだということを学んだのである。








 

  

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2019年10月27日 (日)

新ドラマから

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


10月の新ドラマが続々とスタートを切っている。

  9月に記載した10月ドラマの案内。

http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-f987ef.html


  ここで記載した「ハル〜総合商社の女」が面白い。

主演は中谷美紀と藤木直人。

  かって「私結婚できないんじゃなくてしないんです」で共演した二人。

その時は、アラフォーの中谷美紀が料理人の藤木直人から恋愛指南を受けるという展開であったが、今回はかっての夫婦が再び出会って、総合商社で上司と部下としてそれぞれの役を演じるという設定のようだ。

9月のブログの記事でも、爽快な中谷美紀の役所が面白そうと記したがどうなのだろうかという期待の下に見てみた。

  ドラマは総合商社の説明から入っていた。

日本の総合商社とはエネルギー業界から飲食業界、そしてエンタメ産業やアパレル産業などなど、様々な事業を手掛ける大規模な総合商社である五木産業が舞台。

  日本の商社で言えば「三井物産」とか「三菱商事」といったところであろうか。

日本の総合商社の知られざる実態も見えてきそうなドラマ設定ではある。

  そして第一話。

海外で働いていた中谷美紀(ハル)がヘッドハンティングで五木商事に入社。

  最初の仕事はラーメンチェーンの立て直し。

立て直しというより経営企画部では、副社長(奥田瑛二)の意向もありラーメンチェーンからの撤退を余儀なくされていたが、一人中谷美紀だけが異議ありの挙手をして、現状把握に乗り出す。

  半ばダレかけていた経営企画部の雰囲気を一掃するようなハルの行動。

そして、言った。

  「仕事を楽しまなくちゃダメでしょ!。」

利益重視で、現場の数値だけで経営判断する経営企画部の仕事への取り組み方や姿勢に対して、もっと仕事を楽しくワクワクドキドキなチャレンジが大切と自ら行動するハルの姿勢にはある意味爽快感と、我々業界の現場の空気とが重なって見えたのである。

  「楽しくなければスーパーじゃない」

このブログのサブタイトルにもあるように、仕事とはまさに働く人間たちと来店するお客様が楽しむ場であると思っている。

  それを地でいくような台詞と内容であった。

“このドラマは気分爽快になるに違いない”

  そう確信できるドラマのような気がしたのである。

更に来週からが楽しみである。







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2019年10月26日 (土)

再び精肉

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


一時、精肉が不振に陥っていた時があった。

  今から数ヶ月前であろうか。

輸入牛肉の相場が上がり、牛肉の消費が冷え込んだ時であろうか。

  しかしまたここに来て精肉の売り上げが上昇している。

何故か?。

  秋刀魚の不漁もあるだろう。

しかしそれだけであろうか。
秋刀魚の不漁は今年に始まったことではない。

ではなぜか?。

  軽減税率導入ではないかと私は思っている。

特に豚肉や鶏肉の安価な肉類の動きが活発になってきているようだ。
そして、それに連動して食品の中でも調味食品と言われるカテゴリーが伸びているのも事実。

  要は軽減税率導入により肉と組み合わせた簡単メニューが需要拡大しているのだろう。

かっては外食で済ませていた独身者や単身者が外食から内食に切り替えて、簡単にクックドゥやうちのご飯を利用して豚肉や鶏肉と野菜を簡単にクックドゥで炒めて夕食とする、というような需要であろうか。

簡単メニューに必要なのは、アラが出ない、生ゴミが出ない、そして使い切りでメニューが作れる等の背景が必要であり、そこに適するのが肉類であるということであろうか。

  よって鮮魚の伸びの鈍化と精肉の伸びとが再び逆転したようだ。

特に、輸入豚の動きが頗る良くなってきたように思える。

  これは独身男性が量を食べるからであろう。

ガッツリ内食にて安価にお腹いっぱいに夕食を手作りでしかも簡単に自分でも料理出来、しかも消費税率8%のままでコストパフォーマンスの高い量を食えるのであるから、必然的にそちらに流れていくのであろう。
 
  よって軽減税率が解消されるまではこの流れは続くであろう。

だから、これら肉類の販売と調味食品類のセット販売や合同展開は今後効果の高い販促となっていくのではないだろうか。
このように、どんどん簡単メニューの提案を今後はしていく必要はあろう。

  その気づきが購入頻度を高めてくれるのであるから。

当面、精肉の豚肉類、鶏肉類は押せ押せで行けるのではないだろか。







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2019年10月25日 (金)

もっと商品を知る

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。



どの企業にも、自社の一押し商品やお勧め商品、バイヤー太鼓判みたいな商品があろう。

  当店にももちろん存在する。

どちらかというと、生鮮部門よりもグロサリー部門に数多く存在するであろうか。

  バイヤーが選定した当社お勧め商品。

そしてその数が多ければ多いほど、現場では意外に見過ごされがちになってくるものだ。

  バイヤーお勧め商品なのに食べた事が無かった。

そのような商品は五万とあるのではないだろうか。
当社の場合には所謂「お勧め商品」が二通りの表示で定義づけられている。

  一つは他社で販売されていない独自商品。
  二つは他社でも販売されている特選商品。

他社で販売されていないということは、自社で開発したかまたはメーカーとの取り決めで自社のみの取り扱いに限定している商品である。
よって、この商品に関しては自社でしか販売していない為、本来であればバイヤーと店舗が徹底して差別化の意味も込めて販売力を高めていく必要のある商品なのである。

  自社独自の取り扱いというメリットを最大に引き出す為に。

もう一つは、他社でも取り扱っているが、バイヤーがその商品に惚れ込んでどうしてもバイヤーお勧めとして自社でも位置付けたいという想いからの選定である。

  これはもうバイヤーの惚れ込み次第であるから意志が入っている。

そしてそれら二つのお勧め商品は売場に散らばっているのだが、特に自社独自の商品に関しては現場の担当者もしっかりと商品の良し悪しを知っておくべきであろう。

  私自身も数品はお気に入りとして日々愛用している。

一つは納豆。

  これはもうご馳走と言えるほどの美味しさを誇る。

この納豆に長ネギを刻み、添付のタレを入れてしっかりとかき混ぜると、これはこれはご馳走ではないかと言えるほどの美味しさがある。

二つは最近わかった商品なのだが、日本酒である。

  “てっちゃんらしくないんじゃない?”

そう茶化されそうであるが、自社独自の日本酒が存在するのは知っていたが、どうしてもそれ以外に有名な日本酒が多い為、毎回そちらを優先して購入し飲酒してきた経緯がある。

  “たまには騙されたと思って飲んでみるか?”

なぜかそんな気分転換のつもりで購入した自社独自の日本酒。
特に最近は新ラベルが発売されたようで、本来の売場とは別のお酒売り場の催事場的な場所に陳列されていたのである。

  それをめざとく見つけて迷っていたのである。

買おうか買うまいか?。

  結局購入した。

純米吟醸で四合瓶で1200円程度で意外に安価だったので、心を決めて購入した。

  これがまた瑞々しくそしてコクのある旨さであった。

更に、翌日には冷やして飲んでみたが、一晩たった後の角の取れた柔らかさと酸味がバランスよく口内を潤してくれる。

  逆に封を切って一晩冷やしてから飲んだ方が美味しいかも。

そんな印象を受けるほどの逸品であったのだ。

  “まだまだ知らない商品が五万とあるなぁ〜”

現場の担当者として、自社のオリジナル商品を我々現場の人間はどれほど知っているのであろか。

  大いに反省すべき点であろうか。







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2019年10月24日 (木)

一個の商品

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


私の好きな言葉に以下のようなフレーズがある。

  「お店は一個の商品である」。

これは、我々企業が属する企業グループの元会長が言った言葉である。

  店舗には1万アイテム以上の商品が陳列されている。

そして青果や鮮魚、精肉と言った単独でも出店できる部門も同じ屋根の下で営業をしている。

  しかしそれでも店舗は一つの商品であるという比喩。

これだけの部門と商品を同じ屋根の下で有しながらも、店舗は一つの商品とは如何に。

  ここに現代のスーパーマーケットの本質があると思っている。

かってのスーパーマーケットにはこれほどの競合店は存在しなかったし、青果商、魚屋さんやお肉屋さんが乱立していた時代。
そこにそれら全ての商品を扱うスーパーが出店したらお客様は非常に便利なお店としてこぞって利用したのである。

  しかしそこに同じような店舗が同じ商圏に出店されたら。

お客様は二分されるであろう。
そして更にもう一店舗、そして二店舗と競合店が乱立したら。

  どんどん二分三分四分されていくであろう。

そこで重要になってくるのが、店舗としての強みである。

  どこで一度に買い物をするか?。

いわゆるワンストップショッピング性の高さである。

  食卓に並ぶメニューは色々な食材から成り立つ。

その食卓が我々が競い合うフィールドである。

  家庭の食卓の奪い合い。

その食卓に登るメニューに使用される食材を如何に一度に自店で購入していただくか。

  その為には自店で有する部門を有効に活かす必要があるのだ。

部門毎に有する強みを如何に有効に活かして、一つの店舗として有機的に連動してお客様の来店動機を高め、客数を高めて競合店からお客様を奪い取って自店の業績を高め続けていくか。

  ここに現代の小売業の本質がある。

それには、各部門がそれぞれに自分を高めていくのではなく、店舗としての強みを増す為に各々の部門の強みを店舗内での役割を明確に演出しながらその強みを磨き、その集合体としての一個の店舗として地域のお客様にその存在価値を高めていくことが必要となろう。

  その為の一個の商品という比喩。

それを店長というリーダーがどのようにストアコンセプトを立案して、地域で一番来店動機の高い店舗として、明確な部門コンセプトを明らかにしてそれを部下と共有して実現していけるか。

  そこから競合対策とはスタートするのではないだろうか。









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2019年10月23日 (水)

ゆっくり歩む

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


スピードの時代だと言われる。

  ますますスピードの時代だと。

しかし、最近想うこと。

  スピードの功罪。

お客様の買い物行動や生活スタイルの変化、嗜好の変化に対して品揃えや商売の仕方に関してはスピードを持って対応すべきではあると思うが、スピードを追求するあまりにもっと大切な基本的な部分が疎かになってしまうリスクも大きくなるのである。

  ここを誤解すると現場が混乱するのである。

何を軸に店舗運営をすればいいのか?。

  この疑問が現場に蔓延してしまうのである。

よって、なんでもかんでもスピードではないのではないか。

  時間を掛けて永遠に追求していくべきことがどれほど大切か。

そしてそれはどんな時代でも乗り越えていける基本的な思考であり行動でありを企業に植え付けてくれるのである。

  その部分ではゆっくり歩むことも必要なことなのではないか。

ゆっくりとは言っても歩みを緩めることではない。
着実に確実に基本を積み上げ、その基本を更に高いステージへ持ち上げていくような着実性である。

この業界に長く身を置いていると、最近は信念のようなものが植え付けられていくのがわかる。

  その信念とはスピードの出し過ぎというリスク。

商売の原理原則とは常に一定の基本を土台にした上に積み重なってきたものである。
それは、常に人々のライフラインを守るという食材の安定供給と同時に、鮮度や品質といった安心してその売場から購入できるという基本レベルの高さ、そしてリアルに人と人とが出会う人間どうしの繋がりの場。

  それが基本的な我々の使命。

そして、その使命が継続して地域のお客様に対して果たすことが出来、その上に地域のお客様の変化への対応が上積みされながら、新たに出店してくる競合店に対してもお客様が振り向いてくれる場であるように基本の進化と変化対応を継続していくことが、地域でいつまでの必要とされるお店の原理原則なのである。

  よって商売とは常に変化ばかりを追い求めることではない。

最近の小売業を取り巻く環境も、刻一刻と変化してきているのは理解出来る。
そしてそれは制度の問題や増税の問題、更には競合店の問題であり人口減とそれに伴う人材の問題も含めて大きく変化してきているのも理解出来る。

  すぐに行動して改める部分も多い。

しかしそれは制度や法律が変化するのであるから当たり前にスピードを持って対応しなければならない。
それとは別に時間帯に応じてあるべき売場の追求に対しては妥協せずに愚直にその売場を追求していく姿勢と行動を崩すことは出来ないのである。

  そして新規採用者や若年層ほど基本の大切さの理解に到達出来ないものである。

それは、我々ベテラン社員が愚直に実行してその需要度を数値で伝えていくしかないのではないだろうか。

  それが去りゆく者たちの使命なのではないだろうか。








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2019年10月22日 (火)

増税後3週間

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


台風19号の到来。

  それによって今月の増税の影響が忘れ去られた感がある。

しかし、今月という月は消費増税がスタートした月。
そして同時に、軽減税率も新規採用された月でもある。

  さて消費増税の影響度は如何に。

徐々に解消されてきたのは、酒と雑貨であろうか。

  特に雑貨は回復基調。

それは雑貨の売上ウェイトの高さにもよるが、通常のスーパーマーケットのスペースレイアウトであればほぼ前年波に回復してきたのではないだろうか。

また、酒に関しては買い溜め需要の高さの反動から、未だに昨年売上には至っていない店舗が多いのでは無いだろか。

  まぁ、それは想定内の結果であろうか。

むしろ食品スーパーとしては、今回の増税と合わせて施行された軽減税率による影響がどのように企業内や店舗内での食品の売上に影響しているかが問題であろう。

  そしてそれは一言で言えば店舗間のバラツキが大きいと言える。

それでは、その店舗間のバラツキはなぜおきるのであろうか?。

  これは地域内でのその店舗の存在価値にあるのだろうと思う。

存在価値。

  普段から地域内でどのような存在であったのか。

安心して普段の食材をワンストップショッピングにて購入できる店舗として認識されていたのか、それとも特売品のみを購入される店舗であったのか、更には野菜の価格だけのお店であったのか、惣菜類の強みはどうだったのか等の地域のお客様の認識度によって増税後の業績のバラツキに影響しているのではないだろうか。

  更には5%還元制度の適用、不適用もあるだろう。

それらの環境の変化とお客様の認知度によって、店舗間でのバラツキにつながっているのではないだろうか。

  当方は軽減税率をなんとか強みとして取り込みたいと思っていた。

よって、増税前から惣菜に関しては強化してきたつもりである。

  特に弁当は外食利用者を取り込むチャンスであると。

そしてその結果、増税スタートの10月初旬では大きな需要の伸びは感じられなかったが、二週目以降からその効果が徐々に出てきたように思う。

  同時に夕方以降の客数の伸びにも繋がっているのではないだろうか。

また台風通過前の買いだめ需要という特需もあり、普段から水の箱売りを強化してい事による需要の拡大や、たまたまカップ麺の大陳がプラスαの買いだめに貢献出来たのも一因であろうが、台風通過前後からのお客様の来店動機が高まったのもある。

  まだまだ流動的ではあるが軽減税率へのチャンスを活かしていきたいものである。






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2019年10月21日 (月)

店舗利益の最大化

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


小売業における店長の役割。

  企業によってもその役割は異なるであろう。

売上、荒利を中心にした数値管理のみの企業。
数値管理よりも人材管理をメインにした企業。
売上以上に最終の経常利益まで追求する企業。

  企業毎に店長に課せられる数値責任は異なるものである。

とは言っても、店舗利益の鍵を握るのはやはり店長次第ということになるだろう。

  最終の店舗利益を左右する数値。

大きくは売上であり、その中の荒利であり、そこから諸経費(人件費等)を差し引いた営業利益が店長責任の数値であると言えよう。

  表面上の売上・荒利操作と人件費等の経費操作。

そう考えると売上拡大、荒利安定だけでは無く、その土台を作る人材教育や人員配置、そしてチラシ配布や設備投資等の経費コントロールのバランス感覚が店長には求められることになろう。

  私はどちらかというと売上志向ではあるが(笑)。

しかし、そういう部分でのアプローチの仕方と言うのは店長毎に違うのではないだろうか。

  売上荒利は部門に任せ店長は経費コントロールを操作する店長。
  経費コントロールは本部に任せ店長は売上の最大化を図る店長。
  売上に対して荒利率、人件費率等の比率でバランスを取る店長。

そしてそのコントロール手法に関しては、売上や荒利の議論はしてきたが、営業利益の創出における議論はてっちゃん会でも深い議論はされてこなかった。

  それだけ店長視点でもあまり重要視されてこなかったのかもしれない。

特に私は、やはり営業利益の概ねを左右するのはやはり売上金額だと思っている為、そちらの努力以上に売上を最大化させる為の努力に全力を注いできた経緯がある。

  そしてそれはある意味私の手法には合っていたとも思われる。

売上最大化の為には、どうしても人員もそれなりに活用するし、荒利もある程度下げながら集客力を付ける必要もあろう。

  売上最大化の為に経費も嵩む傾向にはなる。

しかし、そのアプローチ手法に対して別のアプローチをする店長がいて、そのアプローチもポイントを得て実行すれば必ず営業利益が確実に拡大できるフォーマットを持つ企業や店長が存在しているであろう。

  そんな視点の方々との議論をしてみたいとは思う。

そんなテーマでの意見交換会。

  どこかの場面では取り入れていきたいものである。









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2019年10月20日 (日)

てっちゃん会第21幕のご案内

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

しかしネタ切れ。

  よって、今日は「てっちゃん会第21幕」の案内。

てっちゃん会も21幕と20回を超えてきました。
そして最近のてっちゃんかいは、前座、本座、後座というスタイルを採用し

  前座 〜 有志による勉強会
  本座 〜 呑助の飲み会
  後座 〜 有志による店舗MR等

こんなメニューとスケジュールで開催されるようになってきた。

  呑兵衛の大酒飲みの会。

こんなコンセプトでスタートした会も、第10幕を超えた頃から少しは勉強会という要素も取り入れて学びの場にしようという機運が高まってきた。

  ようやく10幕を超えての勉強会への機運。

私はあくまでもこの会は大酒飲みの呑兵衛会でいいと思っていたのだが、やはり企業の壁を超えて集うメンバー達であり、各々の文化の違いと同じ志というメンバーの熱意は勉強会への参加にも賛同が集まったのである。

  そして日中から集い店舗MRや勉強会の後に飲み会。

そんなスタイルを継続しながら、更には宿泊者の有志による翌日の店舗MRにまで発展していったのである。

  結果的には呑助の飲み会はおまけ的な存在に(笑)。

そんな流れから前回の20幕は店舗クリニックの様相を呈してきた。

  今回もそのようなスタイルで開催の予定である。

それでは次回のてっちゃん会第21幕のご案内を致します。

  日時 〜 11月13日
        前座  〜 13時 店舗MR 
        懇親会 〜 18時 うまいもん処つくば店
       11月14日
        後座  〜  9時 勉強会

上記の日程で予定しております。

  また参加の応募に関してはFacebook「てっちゃん会」にて公開しております。

そちらからの参加応募をお願いいたします。
また、今回の前座は業界で話題の店舗の出店と、それに対抗してリニューアルをした店舗との競合関係をMRするもの。

  これは是非MRをして企業同士の戦いを見ておきたいところである。

また、翌日の勉強会では店舗の出店にあたり、情報を集めて店舗コンセプトを立案して従業員との共有を図り、研修をうけての出店とその後の流れと途中経過を報告していただくもの。

また同時に、店舗クリニックによる売場改善提案も取り込んでいきたいと思っております。






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2019年10月19日 (土)

家政婦を極める

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日のNHKプロフェッショナル「仕事の流儀」。

  今回は家政婦の「タサン志麻」さん。

家政婦として家事代行サービス「タスカジ」に登録し、あまりに人気に予約が取れずに「伝説の家政婦」と呼ばれているらしい。

  そして2018年にも取り上げられたタサン志麻さんが再び登場。

志麻さんは家政婦の中でも、料理専門の家政婦である。

  小さい頃から料理が好きでその道の専門学校に通った。

そしてフランス料理に興味を持ち、本場フランスまで修行に行ったというから本格的にフランス料理を習得していったのだろう。

  そこで料理以外のあることに心を動かされる体験をする。

友人のホームパーティに招待された時のこと。
日本で料理を味わうというと、どうしても硬い雰囲気の中で出されてきた料理を一品、また一品と無言で味わい、プロの料理人と対峙した関係として味わうということに専念するようなイメージがある。

  しかし本場フランスの家庭料理とは全く違っていた。

家族同士の会話、友人同士の会話がメインであり、それはそれは賑やかで料理はその会話を盛り上げる一つのツールのようなものであったという。

  料理を中心に食卓で繰り広げられる人間の笑顔。

そこにある意味フランス料理の本筋を見たような気がしたのであるが、そこでの修行の後にはまた日本に戻ってあるフランス料理の名門の下で働き始めるのである。

  ここではやはり日本流の職人気質の文化に染められていく。

この当時の彼女を知る友人は、近寄りがたい存在だったという。
要は、自分と同様に料理に対しての前向きな姿勢を相手にも求め、それを感じられなかった相手には口も利かないという態度。

  全てに対しての自分の価値観の強要。

これが徐々に周囲から孤立していく原因となっていった。

  結局は10年も務めたフランス料理店を退職。

そこから家政婦の道を進むことになる。
その間に結婚、出産を経ての家政婦の仕事。

  自分も同様の経歴を持つため依頼者の主婦の痛みがわかるようになった。

依頼者本人の視点で冷蔵庫の中の食材と調味料、そして家族構成から推察する作り置きメニューの数々。

  それを瞬間的に見抜いて母の想いで料理を作る。

それはひとえに、その家族を料理を通して食卓に集って笑顔になってほしいという願いからくる自分の役割だと思えるようになったという。
そして私は思った。

  その想いは我々食品スーパーにも言えること。

それは、我々も食品の素材を販売しているが、その理念は単に食材を売ることでは無く、その食材から生まれるメニューであり、それを取り囲む食卓であり、そこを舞台にした家族の笑顔であり生活シーンなのである。

  食を通した豊かな暮らし。

これが我々食品小売業の本来の役割。

  それを代行するという家政婦の存在。

同じ想いが彼女には流れていた。
その彼女が、二人目のお子さんを育てながら、忙しい主婦の為のレシピの開発をしているという。

  どこにでもある食材を使用して
  どこにでもある機材を使用して
  どこにでもある調味料を使用して

そして、簡単に美味しくできる料理のバラエティー。

  それは普通の家庭の普通の主婦を対象にしたレシピ本。

そしてそのようなレシピに支えられて、我々はリアルな店舗でリアルな食材を揃えてお客様の目利きで購入される食材を販売するのである。

  そこにあるのは手作りという母の愛なのであろう。










  

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2019年10月18日 (金)

買い溜め需要

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日は台風到来に関しての記事であった。

  そして本日はその商売との連動について。

台風の到来が土曜日。

  そしてその報道は約1週間前からあったろうか。

日を追うごとにそのリスクの高さについての報道と、個人個人がそのリスクを受けての防災の具体的な行動まで徐々に報道の中身が変化してきた。

  特にこのような報道が為されると防災グッズの買い周りに移行していったようだ。

食品の買いだめ需要に関しては木曜日から目立ってきたように思える。

  水、カップ麺、パン類、そして豚肉類や野菜類。

この極端な買いだめ需要に関してはやはり東日本大震災を思い出さざるを得ない。

  あの時は震災直後の買いだめ需要に特化した。

しかし今回は事前に報道されていた為か、台風通過前での買い溜めが非常に多かった。
特に今回は千葉県でn約1ヶ月前の強風による停電の記憶が新ためか、停電になった場合や断水になった場合のことを想定した買いだめ需要がかなり高まったように思える。

  乾電池、コンロ、そしてやはり水。

よって、前々日の木曜日にはまとめ売りで展開していた水のケース売りが役80ケース分が1日で完売してしまったほどである。

  500mLではなく2Lのペットボトルの需要である。

飲料に適したサイズの500mL の用途と生活水としての目的でも使用される2Lの水では使用目的な異なるのであろう。

  売れていくのは2Lのみ。

それが前々日の動向であった。

  そして前日になるとこの傾向が更に強まってきたのである。

しかし、水、パンはもはや売場にはない状態となってしまった。
残るカップ麺も在庫があるだけとなってしまった。

  そして前日の特徴は豚肉の需要の高さ。

やはりこんな時はメニューの用途の広い豚肉なのであろう。
冷凍として保存するのであろうか、小間の安価な豚肉の需要を始初めて、鶏肉、挽肉、そして加工肉の需要が大きかった。

  台風到来日の閉店の17時の段階では精肉売場はほとんど完売状態となってしまった。

この状態とは東日本大震災の翌日以降からのお客様の買い周りと同様の動きである。

  前回との違いは後か前か。

今回は前需要の高さ。

  これは事前の台風予報の正確性の賜物であろう。

これだけ台風情報が正確に、いつ、どこを、どの程度のレベルで通過するかと言う情報が年々格段にレベルを上げてより具体的に我々に提供されているかという事実の裏返しなのである。

  そしてそれだけの備えをした結果何事も無かった方も多い。

しかしだからと言ってその予報を恨む方は皆無であろう。

  “何事も無くて良かった”

そして、不幸にもこの台風で被害に遭われた方も多い。
また亡くなられた方も多数に上る。

  不幸にして亡くなられた方にはお悔やみを申し上げたい。

そして床上や床下浸水にて多大な被害に遭われた方、更には全国の小売り販売店にて浸水等の被害に遭われた企業や店舗も多数に上る。

  今後の早急な回復をお祈り致しております。

やはりこのような事態になった時に、我々の本来の使命が思い出されるのである。

  生活のライフラインとしての食品小売業。

何よりも命の源としての食材。

  特売商品があるとか無いとかはもはや関係ない。

営業してくれて良かった。

  そんなお客様の無言の買い物行動が伝わるここ数日である。













  

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2019年10月17日 (木)

時間よ止まるな

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


台風19号。

  その爪痕は日を追うごとに甚大さを増してくる。

この台風で多くの方が命を失った。

  心よりご冥福をお祈り致します。

この台風に関しては数日前から気象庁も注意を喚起していた。
よって、その台風の通過予定地の方は、今回の台風通過に関しては相当高い関心を持って準備されていたに違いない。

  事前の買いだめは木曜日ごろから急速に高まってきた。

自分の休日にも、女房と連れ立って養生テープや乾電池等を準備し台風通過に備えた。
話に聞けば、前々日には豊富に在庫があった養生テープも前日にはどこも在庫切れだったとか。

  如何にこの台風への事前準備の意識の高さが伺える。

そして女房に言われた。

  「あなた、13日は泊まってきて」

自宅から職場までの約30kの道のり。
どこでどうアクシデントが発生するかわからない。

  雨、風、洪水その他。

今回の台風は風も凄いが、雨も凄いらしい。
よって、帰宅途中の車での移動中にどんなアクシデントがあるかもわからない。

  “宿泊するまででもないだろう”

とは思ったが、台風情報を見ればみるほど万が一を想定した方がいいのかも、と思うようになり、結局は職場近くのホテルを予約したのである。

  そして当日は本部指示で17時に閉店とした。

当然、午前中に集中したお客様は午後を回ると急激に少なくなり、閉店間際には雨風も強くなってきたので来店されるお客様もほとんどいなくなった状態であった。

  閉店準備も早々に終えて閉店を迎えた。

全従業員が退店した段階で本部に閉店の連絡をしてからホテルへ向かった。

  午後6時近くではあったが周囲は既に真っ暗の状態。

チェックインして風呂に入り、テレビを見入った。

  箱根では過去最高の降水量を超えたと言う。

気象庁が緊急会見を行うなど、従来に無い深刻な状況が近づいている様子であった。
そんなテレビ放映とホテル周辺を襲う台風の接近に私は思った。

  「時間を止まるな!」

永ちゃんの歌ではないが、今日だけは時間が止まって欲しくないと思った。

  何事も無く早々に時間だけが過ぎ去って欲しい。

そう思いたくなるほどの雨と風の接近。

  更にはスマホには緊急警報が何度も鳴り響いた。

この時のテレビ報道でも風よりもむしろ雨による河川の氾濫のリスクを頻繁に報道していたと思われる。

  それもかなり広い範囲での河川の氾濫。

そして遅くなればなるほどにそのリスクは東北地方へ移動していった。

  そんなテレビ報道を見ながら夜を越したのである。










  

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2019年10月16日 (水)

人は変われる

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の朝のラジオ番組での話題。

  「人は変われるのか?」

ある程度若年層で、まだまだ人格や思考回路が定まっていない時代の人間であれば、周囲の環境や自分自身の経験から徐々に人格や性格が確立されていくと思われるので、変わる、というより出来上がっていくのであろうが、ある程度の経験年数(40歳等)になれば性格自体もなかなか変わっていかないのではないだろうか。

  私もそう思っていた。

しかし、そのラジオ放送では、色々なアメリカの学会の研究にて人間の性格や人格はいくらでも変われるという報告が為されているという。

  学会も認めた人の性格の変化。

しかし、それは周囲との関係性においてとの条件が付く。

  要は人間は周囲の人間関係において変化していくということである。

そして、それは良い人間関係に恵まれればいい方向へ変わっていくだろうし、悪い人間関係に交われ「朱」が「真っ赤」にも染まっていくということであろう。

  そうやって人間は良くも悪くも変わっていくのであろう。

周囲との人間関係において人間は性格や人格、そして考え方が如何様にでも変わっていくということである。
そう考えると、自分の身の周りを取り囲む人間との付き合いには注意を要するということであろうか。

  良い仲間に触れていれば良い人間への道が拓け人生も良くなっていく。

それは逆もまた真なりであろう。

  最近私は良い仲間に恵まれるという意味が少し理解できるようになってきた。

それは、従来の自分の姿を振り返る以上に周囲の人間関係から新たな積極的な人生を歩もうとする仲間達に囲まれていることによって、「人は変われる」という真実を理解するようになってきたからであろうか。

  そしてそれは40代だろうが50代だろうが不変の真理であるようだ。

だから常に自分を取り巻く人間との付き合いには、自分を良い方向へ導いてくれる仲間という選択眼を身に付けることが大切であろう。

  その選択眼こそが最終的には自分の人生をより良い方向へ導いてくれるのであるから。

自分を良い方向へ導いてくれる仲間を見出す選択眼。

  それは全てその人の生き方に現れる。

妥協せずに真実に忠実に生き、仲間を支援し、自らの組織をより良い方向へ導こうとする姿であろうか。

  しかしそんな人ほど意外に口下手で人付き合いも下手なもの。

それでもその人間性を理解すれば、必ず自分を確実に良い方向へ導いてくれるものである。
また、積極的に高い理想を掲げて妥協せずに意欲的に前向きに行動しようとする仲間達との交流もその考え方や行動力に感化されていき、いつしか自分も同様の考え方や行動力を養っていくという影響力もあるであろう。』

  何れにしても自ら変わるという意志は大切。

しかし、その意志だけではどうしても人間の心の弱さに負けてしまうもの。

  その心の弱さを補ってくれるのが良い仲間達である。

そんな仲間を自らの意志で近づいていきたいものである。











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2019年10月15日 (火)

北関東支部会から

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先週の水曜日。

  てっちゃん会の北関東支部会での勉強会が開催された。

いつもの場所にての開催。

  ここの魅力は何といっても開店11時から飲めること。

名目はあくまでも勉強会。

  北関東に籍を置くメンバーの交流会であり勉強会である。

とは言いながらも、集まるメンバーは南は愛媛から名古屋から、そして北は福島からも集まってくるのだから北関東支部会という名目も意味が無いのでは無いかと思われるが、一応名古屋支部会も存在する為にそれに対抗すべく北関東支部会という名称は温存しておきたいところではある。

  毎回想うのはメンバーの日頃の行いの良さ(笑)。

必ずと言っていいほど北関東支部会の開催時は好天に恵まれるのである。

  ほぼ100%の好天率。

これはもうメンバーの日頃の行いというしか言い表せないのではないだろうか(笑)。

  ということで、今回も12名の参加となった。

まぁ、これだけのメンバーが集まっての情報交換会兼勉強会であるから、多少のアルコールは舌を滑らかにする為には必要であるから、集合時から多少のアルコールは必須アイテムとなる。

  最近ではハムカツと白ワインが定番。

開催場所も手慣れたもので、我々が予約をすると必ずと言っていいほど最近では白ワインを10本前後冷やしておいてくれるのが嬉しい。

  そして勉強会の内容は、一つには第20幕の反省会。

20幕で店舗クリニックし、色々な意見交換により受け手の店舗がどういう道筋にて業績を回復させていったのかの途中経過の報告を受けた。

  道半ばではあるがその途中経過の報告を受けながら新たな課題を共有した。

更には今回の消費増税に対しての一週間を経過した段階での課題の共有。

  企業によっても店舗によっても増税後の業績には格差があるようだ。

共通して言えるのは、雑貨と酒に関しては未だ回復基調に乗ってこないということであろうか。
まぁ、1週間程度の期間であるからその部分はある程度折り込み済みではあろうが。

  しかし生鮮も含めての回復基調に乗れていないという意見が多かった。

それも、事前に野菜の安さ感や果実での単価アップを図ってきたり、弁当類を増税後から積極的に強化してきた企業や店舗はその流れがそのまま維持されているという報告もあった。

  そして途中からは四国からの刺客も合流。

この頃からはもはや勉強会というよりも呑兵衛のタダの乱痴気騒ぎと化してきた。
そして、今日のそれぞれに予定へと行動が分化していくのである。

  かたや、野球観戦に行くチーム。
  かたや、仕事で沖縄へ行くメンバー。
  かたや、娘婿候補に接見するメンバー。
  かたや、名物の餃子を食べにいくメンバー。

それぞれの北関東支部会後のメンバーの予定。

  そして下戸の私はいつものように泥酔しながら帰宅したのである。






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2019年10月14日 (月)

発注ミスの効能

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


以前に発注ミスからの「なめ茸」の単品量販について記した。

  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2017/05/post-041e.html

そしてそれはいつしか、毎年恒例の夏場の風物詩となってしまった。

  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2019/03/post-568d.html

単に発注ミスとはいえ、そこから意外な展開に広がっていくことはよくあることだ。

  要はキッカケ。

単品量販をする場合は、事前に何を売るか、どこで売るか、そして概ねは賞味期限等を考慮してそれまでに売り切れるという計算の元に発注数量を決定するものである。

  そして商品が入荷し陳列し売場を作る。

よって、事前にそれらを考慮して心の余裕を持って入荷を待つのであるが、発注ミスにより5ケースの発注が50ケース入荷してしまった場合は、事前の単品量販の思考機関が極端に短く、発注ミスと認定された瞬間から一気にそれまでの思考回路を急速に回さなければ、結局は返品という結末に至ってしまうであろう。

  返品すれば簡単だ。

しかし、自分では何の痛みも伴わないわけであるから、今度は2度と発注ミスはしまいと心につかってもわずか3日も経てばまた忘れて同じ失敗を繰り返すのが関の山であろうか。

だから、特に賞味期限の短い商品でも無い限り、極力自力で売り切ることをお勧めしたいものである。
これが生鮮部門であれば有無を言わさずに売り切る努力を速攻で行動を起こすであろう。

  逆に言うとこの発注ミスをチャンスに変えようとする意志が大切なのではないか。

そして、店舗の販売責任者である店長はこのような部下の発注ミスをどうチャンスに結びつけるかと言う発想が、いずれは自分の強みとなることを学びたいものである。

  発注ミスにより、ある部門の単品が大量に入荷。

そこで店長がいち早くバイヤーに泣きを入れるのか、自らの腕で売り切るのか。

  そこに部下との信頼関係が築かれるのは言うまでもない。

しかし、それ以外にも単品を売る技術を発注ミスした担当者とともに学ぶことができるからだ。

  一つは突然訪れたアクシデントへの対応力。
  二つは高回転思考による売場作りの対応力。
  三つは普段からの販売計画作りへの応用力。

これら三つの技術がいつしか身につき、それは発注ミスと言う枠組みだけではなく、その他全般への対応力へと繋がっていくからである。

  発注ミス。

逆に、ミスにより未入荷の場合は追加対応にスピーディーに行動しなければならないが、発注ミスにより単品が大量に入荷してしまったら。

  まずは自店で売ることを前向きに思考していきたいものである。







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2019年10月13日 (日)

13年ぶりのできない男

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

従来から記事にしていた「まだ結婚できない男」。

  ようやく第一話が放映された。

視聴率も二桁に乗ったようで、13年ぶりの続編を待ち望む期待の表れでもあったのであろう。

  まず驚かされたのは桑野信介の周辺の進化であろうか。

そして、桑野信介の指揮者ぶりの進化であろうか(笑)。
前作では椅子に座ってただただ指揮棒を振るだけであったが、新作では本物の指揮者のように立って指揮棒を振り、それこそ目の前にオーケストラを従えて指揮棒を振る仕草がプロ級なのである。

  流石はプロの役者だなぁ〜。

そんな部分で感心してしまった。

  更には、彼の周辺の家電類であろうか。

前作では折り畳み式のガラケーであったが、新作では当然にスマホ。
そして部屋にはアマゾンのスマートスピーカーが配置されていた。

  「アレクサ、照明を明るくしてくれ。」

そう言って桑野がスマートスピーカーに話しかけると、部屋が少し明るくなるのである。

  やってくれるじゃん。

どこまでも同じ部屋の設定ではあるが、13年の時を経て色々な部分が現代と言うよりは半歩程度先を行った家電を操っているのが渋いのである(笑)。

  更に彼の偏屈さにも磨きが掛かってきた(笑)。

特に弁護士である吉田羊とのやり取りは従来以上の辛辣さが加わってきたようだ。

  それに対する吉田羊の切り返しも見ものであろうか。

初回である程度の登場人物の人物像が見えてきた。
唯一見えないのが、新たに隣に越してきた元乃木坂46の深川麻衣であろうか。

  そんなミスティーな存在も交えながらの今後が楽しみである。

そしてもう一つ案内していた「同期のサクラ」。

  主演は高畑充希。

過保護のカホコ同様に現代人に常識からは少し(かなり)かけ離れた存在でありながら、彼女の妥協しない姿勢に同期の桜達が徐々に結束していく姿が描かれていくようだ。

  同期の桜。

懐かしい言葉と顔。

  定年を前にして改めて思い出す自分の同期。

いまだに付き合いのある仲間も多い。
そして思い出すのは、お互いに影響し合いながらお互いに成長してきたという関係。

  どこかで大いに影響し合っている同期入社の仲間達。

そんなテーマが凝縮された今回の同期のサクラ。

  こちらも楽しみに視聴してきたいものである。







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2019年10月12日 (土)

立ち位置

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


店舗の店長という存在。

  どの位置に立って存在するか。

誰もがもがきながら模索しているのではないだろうか。

  店長としての立ち位置。

そう言われてもわからない人も多いだろう。
しかし店長という存在になったことのある人ならたいていは理解してくれると思う。

  日々の店舗内での課題に対してどう判断しどう行動するか。

そしてそこに至るまでには、個人でも部門でも判断出来ない、マニュアルにも載っていそうで載っていない難題が持ち込まれることがほとんどであろう。

  “こんなつまんねぇ〜ことをいちいち俺に持ってくるなよ!”

そう言いたくなるくだらない課題もあるかもしれないが、部下からすれば自分では判断できない難題であると判断したから店長に相談しに来たのである。

  そして経験豊富な店長だからこそそれを冷静にかつ明解に決断できるのである。

しかし、そのような細部の判断業務は日々の店長の業務の中でも頻繁に下さなければならないことであるから、経験によって徐々に克服はしていくものである。

  しかしそれとは別にリーダーが組織内でどう行動するかという立ち位置もあろう。

例えば、自店と競合する競合店の存在に対して、どう手を打ち、どう対抗し、どう業績を安定させていくかという課題。

  どんな店舗でも競合店に左右されて業績はブレるもの。

それは大型店でも同様であり、小型店ともなると大型の競合店の動向で自店の業績は大きく左右されるものである。

  だから小型店ほど競合出店に際して閉店を余儀なくされるのである。

よって、店舗の店長は日々のルーティン業務を確実に実施していくことは当然の業務としても、自店の業績に影響を与える外部与件に対してどう手を打ち、どう自分の立ち位置を変えて、その影響を最小限に食い止めるかを施策しなければならない。

  今の組織のどの位置に立つか?。

それは店長やリーダーにしか与えられない権利というか役割であろう。

  リーダーにしか与えられない役割。

それは、自店と競合店を冷静に見て、お互いの強み、弱みから、自店をどのように導けば対競合や対外部与件に対して自店に有利にお客様を獲得し業績をブラさずに維持できるかという役割である。

  その為に、組織のどの位置に立つか?。

マネジメントという位置寄りに立って基本を磨くのか、販売という位置に立って販売力を身につけるのか。
更には、もっと突っ込んだ細部に絞り込んで、そこを徹底して強化して少しでも顧客流出を図るのか。

  状況に応じてその手は何通りもあろう。

しかし、まず初めにリーダーがどの位置に立つかで概ねの概略は決まるのである。

  そこが的確であれば外部与件に対しても大きなブレは無い。

そしてその店長の立ち位置を部下と共有しなければ何の効果も無いということである。

  店長の構想だけでは何も変わらないからだ。

それを部門チーフや社員、そしてパートさん達と共有することで店長の構想がより明確に現実的に売場に表現されるのである。

  そこからその仮説が有効に検証されていくのであろう。





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2019年10月11日 (金)

湖池屋の戦略

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の「ガイアの夜明け」。

  ポテトチップスを初めて量産した「湖池屋」。

実はポテトチップスを初めて量産して商品化したのはカルビーではなく湖池屋であった。
またその後に、独特の辛さで呑助を取り込んだ「カラムーチョ」の発売。
更には、独特の軽快感のあるCMで話題になった「ドンタコス」の発売。

  一時は独創的な商品を発売続けた湖池屋。

しかし今や業界を二分するという存在よりも、業界最大手のカルビーに大きく水を空けられる地位に落ちてしまった感がある。

  私の湖池屋というスナックメーカーの印象。

それは、業界最大手のカルビーと比較して、どちらかというと本物志向というか素材志向というか、ポテト本来の自然な食感を大切にするメーカーであると感じていた。

よって、カルビーのポテトチップスが軽めでいくらでも口に入るやめられないポテトというイメージであるならば、湖池屋は逆にしっかりとした厚めの切り口で味も油も濃厚でずっしりと思い本来の味を追求しているメーカーというイメージを持っていた。

  そして登場した「カラムーチョ」。

これは当時はビールオンリーだった私にとっては常に無くてはならないピールのおつまみであり、この独特の絡みとニンニクの風味がたまらなかった思い出がある。

  ビール派には湖池屋。

そんなイメージを常に抱いていたのである。

  しかしそんな湖池屋も業績が低迷していた時期があったという。

常にカルビーに押され、カルビーの後を追い、その為にカルビーに追随しようとして同様の新商品を出したり同様の企画を打ち出したり。

  しかしカルビーの後追いという印象は拭えない。

そこに、キリンビバレッジで商品開発を担当した、業界では名の知れたヒットメーカーである佐藤貢氏。

  しかしポテト業界はカルビーをはじめとして価格志向の嵐の中。

そして社内の新商品開発では、湖池屋らしさは無く、競合に対抗した新らしい味付けの商品ばかり。

  もも味、バナナ味、等の目先を変えた新商品。

佐藤氏はここで湖池屋らしさにもう一度目を向けた。

  他社の後追いではなく「湖池屋らしさ」。

それはやはり創業者の言葉にあった。

  「モノへのこだわり、そして業界で最高のものを作る」

その信念に立ち返ることを目的に、湖池屋の改革に乗り出す。
そして工場や営業の最先端に足を運び、意見を交わした。

  そんな中で2017年にPRIDEポテトが新登場。

厳選した国産のジャガイモを温度を変えて3回あげるという手間のかかる製法を導入。

  徹底して味と食感にこだわった。
    
  湖池屋らしさ。

そこから導き出された答えがこのPRIDEポテトにあった。

  自社らしさ。

一番の強みは自社らしさ。

  そしてそこには自分らしさを楽しむということであろうか。




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2019年10月10日 (木)

滞在時間

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、朝のラジオで面白い話題を放送していた。

  「お客様の滞在時間」。

消費増税にて、如何に消費者の方が無駄な買い物をしないで節約志向を貫けられるか、という話題。

  “そんなつまんねぇ〜話題探すんじゃねぇ〜よ”

そんな風に思いながらも、ついつい聴きこんでしまった(笑)。

そしてその解説者が言うには、スーパーやお店への滞在時間は出来だけ短くし、短時間で買い物を済ますようにすることが大切だと言っていた。

  どうしても滞在時間が長くなるとついつい無駄な買い物をしてしまうと言う。

確かにその通りであろうか。

  逆に言うと我々はお客様の滞在時間を如何に引き延ばすかが課題と言える。

滞在時間が長いと言うことは、お客様が売場にいる時間が長くなると言うことであり、それはより多くの売場であり商品でありを見て頂けると時間が多いと言うことである。

  ラジオで放送されていたような内容はお客様の十分羞恥ではあろう。

しかし、いい売場というのはお客様が知らず知らずに長居をしてしまい、滞在時間が長引き、そこで一品二品買い物かごに多くの品物を入れてしまうものである。

  結果として客単価の高い店舗となっていく。

逆に客単価の低い店舗は目的を持って来店し、目的以外の商品は絶対に買い物かごに入れないでレジ精算をして帰るお客様が多い店舗であると言えよう。

  如何に多くのお客様にきていただけるかという客数増の施策
  如何に多くの商品を籠に入れて頂くかという客単価増の施策。

この両面から売上対策は攻めて行かねばならないのであるが、店舗としてはとりあえずは客単価を如何に高めるかを目の前の売場を見て改善していく必要があろう。

  客単価。

一言で客単価とは言っても、客単価とは一人のお客様が一回の買い物でいくらお買い上げになるかという金額である。

  それには、点数増と単価アップの二つの施策がある。

一般には点数を10点から11点、更には12点と多く買い物かごに入れて入れて頂けるかを売場やレイアウトからその答えをどう導き出すかが課題となろう。

  その為にはセットで購入される商品を確実に買って頂く関連販売。
  そしてレイアウトから客導線を如何に稼ぐかという仮説検証の継続。

この二つを同時に仮説を立て、検証を繰り返していくかということに尽きるのではないだろうか。

  が、しかし、である。

なんだかんだと言っても、やはり一品一品の商品力であり、品切れの無い売場であり、整然と整理された陳列であることは第一優先であろう。

  特に縦横斜めの陳列線とカテゴリーの縦割りは必須。

ここを蔑ろにして客単価は語れないと思っていいだろう。
それだけ、売場の見た目は重要であり、カテゴリーの関連性は豊かな食卓というテーマには欠かせない売い場であり、買い場となろう。

  食べるという行為。

それには、  食べること = 生きる為  に必須の食事が一つある。
そして、   食べること = 嗜好品   として好きなものを食するという一面もある。

  生きる為に必要な、野菜、魚、肉、米、麺類、等々があろう。
  更には、嗜好品としての果実、デザート、菓子類、等々もある。

紙工品を如何についでに買って頂くか。

  ここに客単価のヒントが大いに隠されているであろう。

嗜好品を如何に導線に積極的に絡ませていくか。

  ここを仮説・検証していく必要はあろう。







  

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2019年10月 9日 (水)

万引きと向き合う

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


小売業、とりわけ300坪以上のお店では万引きへの対策も仕事の一つとなるであろう。

  一言で万引きというが様々な形態がある。

いわゆる万引き犯という言い方をされる場合には、あくまでも個人での犯行が主で、その目的は生活に困っての食材の窃盗が主であろうか。
中には、病気に起因する方もいるかもしれない。万引きによって日々のストレスを紛らわすという方も過去にはいた。また拒食症により万引きにてそれを紛らわすという方もいるだろう。

  そんな方達は万引き自体を罪として意識はしているのである。

逆に窃盗犯という万引きのくくりになると、もはやこれは罪の意識以上に万引きした商品を転売して稼ごうというどちらかというとビジネスとしての犯行意図が高い連中である。

  当然に組織的にチームを組んで犯行に及ぶ。

私のお店にも連続して同じ犯人が別の商品を窃盗して警察に被害届を出した経緯もある。
刑事さんも、今度この顔の犯人が来店した段階ですぐに警察に通報してください。

  間違っても皆さんで捕獲しようなどとは思わないでください。

要は、後々にどんな復習が個人的にあるかもしれないというリスクと、捕獲する場面で凶器で負傷するリスクを懸念するからであろう。

  よって同じ万引きでもある程度区別して対応する必要はあろう。

先日、Facebookにある万引き犯に対する対応がアップされた。

  非常にいい話でもあり、参考になると思い、敢えてこの場で披露したいと思う。

Facebookのてっちゃん会グループに万引き犯に対してのある問い合わせが挙がった。
ある中年のお客様が買い物袋を持参して来店されるが、来店された時は全く何も入っていない袋がレジ精算時には満タンに膨らんでいるにも関わらず、買い物金額がせいぜい500円以内。
  
  明らかに袋に万引きした商品が詰め込まれている。

カード使用により氏名、年齢、住所等は検索にて明らかになっている。

  さて、どうすべきか?、との問い。

多くのメンバーから意見が寄せられた。

  概ねは捕獲して警察へ。

そんな意見が多かったようだ。
そして、いろいろなアドバイスが挙がった。

  その中に、「捕まえるのではなく、助ける為に」

そんな意見が挙がったのである。

  単に事件を明らかにして犯人を捕まえること。

これが目的ではなく、警察に捕まった後にしっかりと反省し、厚生してからも以前同様に自店を愛用してくださるお客様として来店してほしいという願いから、万引き犯を助けるという意味で一旦捕まえるという意図が大切ではないか、という意見。

そして、そんな多くのアドバイスを得た記事のアップ者は、後日その万引き犯が来店して同様に買い物袋を満タンにして店外へ出た途端に、他の従業員とともに声を掛け、袋の中身を確認して万引き犯と確認してから警察に電話をした。

  そこからが非常に感動的であった。

その女性の副店長は、警察だけは呼ばないでと泣き叫んでいる犯人の手をしっかりと握りしめ心を落ち着かせ続けた。

  警察に電話した時も、警察が駆けつけるまでの間も。

その間に副店長は犯人に言った。

  「反省したらまたうちの店に来てください。」

他のお店で同様の犯行を繰り返すくらいなら、うちのお店に来て買い物袋を預ずけ、病気が出ないようにしてから買い物をして帰すから、と。

  捕まえたんじゃなく、助けた。

その副店長の心理は複雑であった。
再び、その経緯がFacebookにアップされた時、他のメンバーからも労いの言葉が多数掛けられた。

  そんな役割を担わなければならないお店の幹部。

地域に根ざすお店の、いち典型ではないだろうか。










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2019年10月 8日 (火)

支部会からの電話

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、てっちゃん会の名古屋支部会の会合があった。

  開催の模様はリアルにFacebookにアップされる。

そして、時にはdadamaさんから会合に集まるメンバーと直に電話で話をする機会を作ってくれるのである。

  ほとんど面識のあるメンバーばかり。

よって、7〜8人の方と電話で話をしたのだが、それぞれに現在の状況や今の課題、てっちゃん会21幕の話題等の話で話題は尽きなかった。

  それぞれに違う企業の方達ばかり。

そんな方達が企業間の壁を乗り越えて一堂に集まり、仕事面、プライベート面等から、現在の仕事の進捗状況や悩み、課題等を共有し合い、お互いの意見交換から自らの仕事への取り組み方を見直し、改め、そして前向きに自らの足で力強く歩んでいこうとする場となる。

  そして私との電話での会話もそんな内容がほとんどである。

せっかく頂いた電話であり会話の機会であるから、お互いに有意義な時間を摂りたいと思っているため、会話する方の現在と未来への抱負等や課題の共有が会話のメインとしている。

  今回はこの中で3名ほどが今後の進路を変えるという。

要は転職を念頭に置いて今後の活動をするという内容の話であった。

  その転職の話も生き生きしているのである。

要は、このような会に属していると、同じ仲間たちとの会話から更に自らの未来を明るく力強く、後悔の無い人生を歩もうとする考え方になっていくのであろうか。

  そこで自らが決断して出した自分の未来である。

そこには今後の不安はあるだろうが、それ以上に自分が下した決断に対して、自信を持って周囲と会話し自らの進路を開拓していこうとするモチベーションの高さが現れているのである。

  転職する方ほど満ち足りた笑顔で会話しているのがわかる。

最近つくづく思うのは、この会に所属するメンバーには恵まれたということだ。

  もっともメンバーの推薦でメンバーとなる仕組み。

よって、既存のメンバーが推せるメンバーの輪で広がっていった集まりではある。
だから、同じ価値観、同じ目標、同じ未来を描く人間同士が集まってくれたのであろう。

  組織とはこのような集まり方が理想なのではないだろうか。

そこには、給与とか報酬とか金とかのやり取りは一切無い。

  あるのは「大義」と「恩義」。

そして、その恩義に応えるように各々が尊敬し合いながら積極的な意見交換をし、そこから自分を振り返るのである。

  “自分はこのメンバーに恥じない生き方をしているのだろうか”
  “自分はこのメンバーに良い影響を与え得る人間なのだろうか”
  “自分はこのメンバーに紹介できる人間の輪を展開できるのか”

そういう部分での緊張感が、この場に集まる方々は持ち合わせているのであろう。

  だから無償で集まってくるのであろう。

そしてそれは、心と心の繋がりという意味では、何ものにも勝る人間同士の繋がりではないだろうか。

  そんな方々を今後も応援していきたいものである。








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2019年10月 7日 (月)

醤油ラーメン

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


全国にラーメン好きは多いだろう。

  このブログの読者の方にも多いはずだ。

そして私もラーメンはこだわる方である。

  若い頃はギトギトの豚骨とか味噌ラーメンを好んだ。

しかし、最近はもっぱら醤油系ラーメンをすする。

  やはり歳もあるのだろう。

サッパリ系の醤油で微妙な醤油の美味しさを感じながら、手打ちの麺を味わいながら食べるの通常のスタイルになってしまった。
しかし、若い世代には醤油ラーメンでは味の違いがわからず、味付けも他の味噌や豚骨と比べると薄味にしか感じなく、醤油系の違いが区別できないらしく、一切受け付けない若者も多いと聞く。

  要するに醤油系ラーメン屋は若者には人気が無いようだ。

先日、グロサリーチーフから問われた。

  「店長、この中でどれを品揃えしますか?。」

これは、凄麺シリーズというカップ麺なのであるが、毎年恒例の大陳コンテストを兼ねて単品量販しながら迎える秋の食欲に応える企画である。
このシリーズは麺のコシの強さに特徴のある食べ応えのあるカップ麺である。

  過去には大陳コンテストに当店が選ばれることもあった。

期待はしていなかったのだが、周囲の店舗にこの企画に乗って大陳する店舗が少なかったのも要因かもしれない。

  そして私は何気無しに気になる醤油系ラーメンをすべてチェックしていった。

それをチーフが咀嚼してある程度絞り込み、そして発注、入荷、展開してくれるものだとばかり思っていた。

  ところが、そのカップ麺シリーズが入荷した段階で愕然とした。

私がチェックを入れた商品11アイテム、110ケースがドーンと入荷してきたのである。

  それも醤油系ラーメンばかり11アイテムも。

おそらく、アイテムも入荷量も全店1位の数量であるだろう。
まぁ、腐るものでも無いので、せっかくだから度肝を抜く展開にしてやろうと思ったのである(笑)。

  もう、即自店の一番大きいフリースペースを視野に入れた。

11アイテムをすべて横に配列すると、およそ9メートル。
それでもそれがすべてフリースペースの横幅を陣取る訳であるから、壮観であろう。

  早速自分で陳列する羽目になった。

普段自店で定番として品揃えしている商品は佐野ラーメン程度であろうか。
それ以外はすべてこのために仕入れた商品である。

  要は自分で食べてみたい商品にチェックを入れた訳であるから(笑)。

地域も、函館、札幌、青森、佐野、千葉、焼津、和歌山、尾道、天理、名古屋、等々と多彩である。

  それを客動線に沿って横に配置した。

更に、「全国醤油系ラーメン祭り」と題して、醤油系の大集合的な売場であることをアピール。

  若者に不人気の醤油系ラーメン。

果たして、これを機に醤油系を復活できるか否か。

  私的には是非全国の醤油系に光を当てたいものである。







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2019年10月 6日 (日)

新ドラマのスタート

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしてい流「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

以前に10月スタートのドラマの紹介をした。

  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-f987ef.html

その中でお勧めしたドラマがの二つが来週から早速スタートする。

まずは「まだ結婚できない男」

  https://www.ktv.jp/kekkondekinaiotoko/index.html

10月8日(火)21時スタート フジテレビ系列。

これに先立って、13年前の「結婚できない男」の再放送がされたこともブログで記した。

  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2019/09/post-c4bb7b.html

13年経っても未だに笑が止まらない(笑)。

  そしてその流れで新シリーズに突入するからリアリティが高い。

今回はあの時から13年後の桑野信介が53歳となって、更に偏屈さに磨きのかかった存在として登場するという。
ますます楽しみな番組であり、今季最大の話題作となるであろう。

そしてもう一つは、「同期のサクラ」。

   https://www.ntv.co.jp/sakura2019/

10月9日(水)22時スタート 日本テレビ系列

前回のドラマで「TWO WEEKS」はわずか2週間のスピード感のあるドラマであったが、今回のドラマは新入社員のサクラと同期の4人の若者の10年間を描くドラマである。

こちらは前出の「まだ結婚できない男」の翌日からのスタートとなるので、是非皆さんにも知っていただいた方が良いと思い、今日の紹介とさせていただきました。

  高畑充希。

前回は、「過保護のカホコ」で竹内涼真とコンビを組んでの番組が好評だった。
そして今回のドラマも、カホコと同様に天然の、そしてまっすぐな少女が大手ゼネコンに就職するところから始まるという。

  そして同期入社の4人との東京での企業人生が始まっていく。

10年のスパンという大河ドラマ的なストーリーとなるのであろうか。

  来週からの新ドラマ。

楽しみである。






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2019年10月 5日 (土)

増税後の状況

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


増税から今日で5日目。

  お客様の買い疲れは今だに続いている。

特に、雑貨とお酒は相変わらず低迷している。

  それだけ9月後半での買いだめは大きかったのであろう。

更に、消費税10%に引き上げられた直後でもあり、心理的にも購入する気持ちが萎えているのかもしれない。
しかし、生鮮や惣菜ベーカリー、そしてデイリーや食品は堅調であろうか。

  このブロブでもチャンスとしてきた惣菜や弁当類。

http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2019/08/post-72172b.html

しかしこのカテゴリーも早々一気に消費が増加したとは言い切れないが、部門チーフには一週間は増産するように指示している。

  初めの一週間でお客様の信頼を得る。

これが消費増税後の私の政策である。

  ここでお客様の期待を裏切ったら他へ逃げてしまう。

惣菜やベーカリーといった即食で遅い買い物の商材はそのお店へ行って無かった時の心理的ダメージは甚大である。

  あとはコンビニか外食か。

コンビニも同様に品切れの可能性も高いし、外食は増税で割高。

  その為にあのお店に行ったのに品切れ。

そうなったら、弁当類を買い物する店舗を完全に切り替えてしまう可能性が高まるのである。
よって、初めの一週間はしっかり充実した品揃えでお客様を迎える。

  そこから後々の戦略を決めていく。

今は行動の時であろう。

  PDCAのDoの時である。

PDCAで大切なのは、仮説を立てたら、当面はその仮説に従い思い切り実行することが重要となる。

  はっきりと明確にお客様に伝わるように実行すること。

明確に実行すればするほど、その効果検証は早期に判断できるからだ。

よく、なかなか効果が出ないからといって早々に実行を止めてしまう事例を見るが、効果が出ないような実行の仕方であるかどうかが大きなポイントとなるであろうか。

そんな考えから徹底したボリュームを出した惣菜弁当を維持してはいるが、当方の思惑通りの需要かと言えばまだ結果には繋がってはいない。

それにしても、世の中の消費増税の話題を見ると相当大きな混乱の渦中にあるようだ。

  ポイント還元申請が遅れて未だにポイント還元できない。
  消費増税システム障害で本体価格のみで販売されていた。
  
より複雑な消費増税の制度により、システム屋も公務員も制度転換に実務作業が間に合わなかったのであろう。
一律8%の一斉増額であればよりシンプルな作業で済んだのであろうが、あまりにも複雑な制度であるが故の混乱であるようだ。

  しかし食品スーパーの今回の転換産業は比較的安楽であったようだ。

増税品が雑貨とお酒に留まったのが大きな要因であろう。
10月1日は増税対象商品を全品スキャンチェックして売価設定がプライスカードと一致しているかどうかの確認作業と、旧8%の価格のプライスカードの取り外しが開店前の作業であったが、これもほぼ予定通りで完了し、その後の新おすすめ価格の媒体取り付けも午前中で完了できた。

  これも雑貨とお酒のみの変更であったことが大きい。

さて、今後はどのような構図で買い疲れが収まり、軽減税率の強みを発揮できるのかの検証に入っていくことになるだろう。








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2019年10月 4日 (金)

心を研ぐ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日のNHKの仕事の流儀。

  「命を削り、心を研ぐ」。

包丁研ぎの名人、坂下勝美さんを取り上げていた。

  包丁。

料理や調理には欠かすことの出来ない、プロの道具。
であると同時に、家庭でも材料を調理する上での必需品でもある。

  包丁の切れ味。

これはどの世界でも必須であり、特に料理人たちにとっては絶対に譲れない重要なポイントであろう。

  包丁が切れるということは素材を痛めないことにつながる。

それはその素材の本来の味を食べるまで保たれるということであるから、当然に食べた時の味にも直結するのだ。

  特にそのまま食する刺身類には直結するであろう。

そして切れる包丁で捌いた素材は、その切り口の綺麗さからも、盛り付け時の見栄えにも影響してくるというもの。

  更に切れるということは作業効率にも直結するものである。

スーパーでも各部門で包丁を使用して素材を調理する過程が多いが、鮮魚や生肉には包丁研ぎがあり自分たちで常に包丁を研いで使っているが、成果や惣菜となるとそうもいかない。

  切れない包丁でひたすらキャベツの半切りをするパートさん。

これでは作業効率も低下するし、切り口も汚くなり見栄えも良く無い。

  全ての人にとって包丁は切れるべきなのである。

そんな包丁の世界で、包丁研ぎの名人とは如何に。

そんな気持ちで見ていたのだが、まず驚いたのが砥石の形であった。

  通常の砥石は長方形の水平な表面である。

しかし、彼が使用する砥石は上に湾曲しているのである。

  “これは研ぎずらそう”

そう思ったが、その砥石から生み出される包丁は、正に芸術的に綺麗な形と艶を誇っていた。

  更にしのぎ全般にくぼみを持たせる。

これも切れ味の追求であるという。

そして最後は自分の指で磨いていく。
経験上、自分の指で最後の磨きを入れるのが一番綺麗に仕上がるという。

  正に芸術品を見ているような包丁がそこから生まれるのである。

また、こんな場面もあった。
研ぎ直しを依頼された場面のこと。

  歯がボロボロになった包丁。

その包丁を見て、使用者の特性を見抜き、その使用者が欠点をフォローするように包丁の形を微妙に変えてその欠点が現れないように研いでやるのだ。

  まさに使用者のことを想っての仕事。

そこに依頼者との信頼関係が築かれるのである。

  そこまでして包丁を研ぐ人を見たことがない。

仕事とはそういうものなのだと思わざるを得ない番組であった。







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2019年10月 3日 (木)

相場に振り回されない

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


7月からの全国的な青果部門の低迷。

  昨年と比較しての相場安。

“そんなに今の相場って安いの?”

  そんな風にも思ってしまう。

しかし、昨年の相場が異常な高値安定だったとも言える。
そして、そのギャップがいつの間にか売上がズルズルと低迷していった要因であろうか。

  しかし相場とは言いながらもそれは野菜がメインである。

企業にもよるが、青果部門とは野菜だけではない。

  果実もあれば生花もある。

野菜、果実、生花の3つのカテゴリーからなるのが青果なのである。

  野菜でダメなら果実、生花があるじゃないか。

しかし売上ウェイト的には、

  野菜6:果実3:生花1

もっと野菜のウェイトが高い企業もあるだろう。
それほど野菜に偏った売上ウェイトであるから、野菜の業績如何によって青果の業績が大きく左右されるのも事実。

  “野菜の相場の高低は毎年のこと”

そう諦めて、相場による業績低迷を指をくわえて見ている企業やバイヤーもいるであろう。

  しかしそれでは相場に振り回されるだけである。

相場の高低から逆にチャンスの有りどころを探せないのだろうか。

  “いやいやチャンスの宝庫だよ”

私はそう思っている。

  野菜の相場安。

昨年に比べて今の状況が相場安としたら、昨年は相場高だったということであろう。

  相場が高い。

こんな時はお客様の懐事情は厳しくなっていたはずである。

  メニューに必需の野菜に金を使うため財布の紐は固くなる。

よって、昨年は果実や生花になかなか財布の紐が開かなかったのである。

  よって、今年は逆の傾向であることを読むかどうか。

そして、財布の紐がゆるい今年は果実に大いにチャンスがあるということである。

  よって攻めるべきは果実。

今ならぶどうであろうか。
ぶどうは高単価品であるから、1房販売しただけで1000円前後の売上が転がってくる。

  しかし野菜が安価なため、心理的にも財布の紐はゆるみがち。

そして今が一番美味しい季節であることもアピールして積極的にぶどうの単品に絞って売り込む。

  軟皮果実でもあるぶどうは競合店でも仕掛けにくい果実。

鮮度の劣化が早く、なかなか単品量販しずらいカテゴリーである。

  逆に言うと、だから仕掛けがいがあるとも言える。

以前にもこのブログで書いたが、果実というカテゴリーは担当者の腕次第で如何様にも売上を伸ばすことができるカテゴリーである。
よって、野菜の相場安の時代こそ担当者の腕による果実の売上の獲得によって青果全般の業績を大きく左右する時代は無いのである。

  この原理をどう引き寄せられるか。

いい加減に「相場に振り回される」時代を後にしたいものである。






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2019年10月 2日 (水)

ストーリーの構築

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、2回目の打ち合わせをした。

  研修会の為のプレゼンの打ち合わせ。

今回は、4人が報告の舞台に上がる。

  1人目は初日の店舗概要の説明。

これはバイヤーの役目となる。

  そして2日目に3人。

店舗コンセプトとそれを受けての青果の部門コンセプトと仮説という前段を店長が説明。
そのコンセプトを受けての本部店長と連動した販売計画と売場作りを部門チーフが説明。
最後は上記の行為からの結果と、それを支えた基本の土台作りを部門トレーナーが説明。

  そんな役割分担にてプレゼンテーションをすることとした。

4人で分担してプレゼンをするというのは過去には無かったことだと思う。
通常であれば、前日に1人、翌日に1人でのプレゼンであるから、それぞれがその研修会のテーマに沿ってオリジナルでまとめてプレゼンをすればよかったのである。

  しかし今回は一回のプレゼンに3人がそれぞれの役割を持ってプレゼンに入る。

ここで大切なのは、それぞれの役割に一貫したストーリーが必須だということであろう。

  3人がてんでバラバラなストーリーであれば話が繋がらない。

話が繋がらないということは、3人のプレゼンを聞く立場としては、今回の研修会のテーマが絞りにくくなり単なるそれぞれのプレゼンの講演会に終始することになり兼ねないということだ。

  よって3人がプレゼンのストーリーを練る必要がある。

3人というよりも前日から含めた4人のストーリーの流れを分断しないで、今回のテーマに沿って一貫してその流れを部門チーフの詳細な具体的事例まで繋げて、最後はそのストーリーの結末とその後に続く研修会の課題を明確にして締めるという流れ。

  研修会とこのように参加者とテーマに応じて課題を明確に絞らなければならない。

そこが明確になるから、参加者がより具体的なものを得て学べるのであろう。

  今回はその研修会の舞台を担うわけである。

そのストーリーで大切なのは、具体的な事例に至るまでのコンセプトと仮説であろうと思っている。
その背景が明確であればあるほど、部門チーフとのコミュニケーションも密になり、より具体的な販売計画であり売場作りが引導され、結果との因果関係が明確になるから数値の積み上げというステップが見えてくるのである。

  今回学んで頂きたいのはそのステップである。

特にこの部門は相場に業績が大きく左右される部門でもある。

  相場に振り回されない。

そこも大きなテーマとなろうか。

  そこを精度を高めて資料作りに入ることとした。









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2019年10月 1日 (火)

奇跡とは言わせない

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


「もう奇跡とは呼ばせない」。

  これは先日の日本対アイルランド戦での実況である。

この背景には4年前のラグビーワールとカップにおいて、日本が世界ランキング3位の南アフリカ劇的な勝利を収めたことに始まる。

  この一戦を実況したNHk豊原アナが今回も実況を務めた。

前回大会では、まさに「ジャイアントキリング」であっただろう。

  ジャイアントキリング。

初めて聞いた方も多いだろう。

  私も初耳であった。

ジャイアントキリングとは、スポーツなどで下位の者が上位の者を負かすこととある。

  要は、番狂わせ。

4年前の南アフリカ戦はまさに大番狂わせであっただろう。

  そして今回のアイルランド戦。

私がこの試合を見て感じたのは、「フォワードの力強さ」であった。
私が知るラグビーはこんなにもフォワードが足を使って相手の攻撃を潰しにかかる試合運びを見たことがなかった。

  ところが日本代表の試合運びがここまでダイナミックに変わってきたとは。

フォワードのディフェンス力が格段に上昇してきたのである。
従来の日本代表であれば、体力に劣るため、あえてフォワード戦には縺れ込まずに、フォワードの体力不足を理由に即バックスへ球を流してバックス勝負でトライを奪う戦略がメインであったように思うのだ。

  しかし今回の勝利はデフェンスの勝利といえるのではなっか?。

ラッシュディフェンスと呼ばれるデフェンスはボールを持った相手をフォワードが素早いラッシュにてタックルをして相手の突進を抑えるというもの。

これによってアイルランドチームには次のプレーを判断したり動いたりするための時間の余裕を与えないというデフェンス力のことである。

  そしてアイルランド戦においても上記の戦略が徹底されていた。

特に後半の日本の押せ押せむムードがデフェンスにも浸透して、格下9位の地位をもろともせずに大金星をあげることができたのであろう。

  そのような実力的な背景もあるから「もう奇跡とは言わせない」となったのであろう。

思えば、私が学生時代にリアルに国立競技場で見ていた大学選手権や全日本選手権の試合の花形はスクラムハーフ、スタンドオフ、そしてフルバックのライン参加と言うポジションであり、いわゆるバックス陣と呼ばれるグループであった。

  しかし今回のチームはフォワード陣の強靭さにあるようだ。

スクラムの時点で既にアイルランドと互角の組合をしている。
そしてフォワード同士のぶつかり合いで一進一退の攻防にも引けを取らないパワーを感じた。

  それが今回のアイルランド戦であり掴み取った勝利ともいえる。

これら本当の実力を身につけた日本代表が今回のW杯ラグビーの日本開催の意味であるならば、世界ランキング2位のアイルランドに対しての勝利は、もはや奇跡でもなければフロック(まぐれ)でもないであろう。

そして日本代表の主将であるリーチマイケル氏によれば、

  「勝ちたいと言うメンタリティーと勝てると言う自信」

この二つによって大きく左右されたと言ってもいいだろう。

  そしてそれは我々の仕事でも同様のこと。

数値を達成すると言う「意欲」」と「自信」があるから数値は達成できるのである。

  何故か業績が達成されてしまった。

それはやはり後には続かないのであろう。








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