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2019年9月 3日 (火)

攻撃は最大の防御

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日のブログ。

  「仕事を楽しむ」。

この業界は、特に生鮮部門は攻めて攻めて更に攻めて、結果的に値入れりつの高い商品の荒利ミックス等の販売手法が荒利の安定と売上高のアップからの相対的なロス率の低下、そして結果としての荒利率の確保に繋がるのである。

  しかし闇雲に攻めることが防御となるのだろうか。

それは「否」である。

  攻めるということは攻める足場が必要となる。

その足場とは?。

  それは「基本の徹底」であろう。

商売の原理原則である「基本」がしっかりと組織に店舗に根付いて、その基本という土台が硬くしっかりと崩れない状態にあるから、そこから大きく高く足を蹴って攻撃へ向かえるのである。

  ここを間違えるとこの諺が災いを引き起こす。

よって、基本が徹底されていることが攻撃の前提となることを見誤ってはいけない。

  攻撃はカッコいいし華やかでもある。

誰もが憧れ、誰もが目指すものでもある。

  しかし基本に目を向けるものは少ない。

よって、どうしても攻撃という言葉を出すと、そこにばかり目が集中して基本を忘れ、徹底されていないにも関わらず不安定な足場にも関わらず大きく羽ばたこうとして攻撃が続かないのである。

  特に競合店との戦いにおいては歴然たる差が付くのである。

競合各社にとって、その競合店(自店)が一番嫌な部分は、自店に隙が無いということ。

  その隙とは「基本」が徹底されているといことだ。

基本が徹底されているという事実の上に、競合店は自店の隙を突かれるのが一番嫌なパターンであるといえよう。

  自店の接客や清掃、品切れや鮮度で圧倒されている状態。

この状態では、競合店が何をやってきても怖くは無い。

  それは決して長くは続かないからである。

例えば、安売り。

  基本が出来ていなければ、それは一時のこと。

安売り商品ばかりが売れて、それ以外は見向きもされない。
よって、利益率は更に下降して寿命を自ら縮める結果となろう。

  品揃えを増やしたり高質商品を扱おうが同じことである。

攻撃を仕掛ければ仕掛けるほどに、相手には「隙」が生まれる。

  その隙を突かれたらアウト。

よって、競合対策とはひたすら基本を磨いて、相手の隙をじっと我慢して相手が攻撃に転じた瞬間にそこを徹底して付くことが格闘技はでは常套手段となる。

しかし逆に、自分の商売という自己完結の世界においては、攻撃は最大の防御となることも知るべきであろう。

  攻撃するチャレンジするという姿勢が商品を好回転させてくれるから。

攻撃は最大の防御。

  自分の内面と外部との関係。

その根底には商売の原理原則という基本がしっかりと横たわり、そこを無視してはチャレンジも出来ないし攻撃も出来ない。
しかし人間の内面の気持ちの持ちようとしては、攻めの姿勢と行為は自分を磨いてくれる最大の要因。

  攻めと守り。

そしてそれはやはり一体化して捉えることが必要であろうか。








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マネジメント」カテゴリの記事

コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
相手の土俵に乗らない。
そして自社のポジショニングを理解し自店の強みと弱みを把握し、新規競合店とのシェア争いに対して如何にそのシェアを低めて自店のシェアを高められるかは必須項目だと思います。
ただし、一番近い競合店とのシェア争いは最優先ですので、遠い新規競合に心を奪われる以前に一番近い競合店への対応を如何に維持継続していくかが個店の最優先課題であることは間違いないと思うのです。

投稿: てっちゃん | 2019年9月 4日 (水) 09時07分

sakaeさん、コメントありがとうございます。
通常のスーパーがディスカウントタイプのお店へ切り替えると最初の1年間は順調に売り上げを上げられますが、2年目以降から急速に前年比をクリアできなくなるというのはどの企業がトライしても同じ結果になってきた経緯があります。
やはりディスカウントにはディスカウントの仕組みを整えて常にお客様の支持を得られる業態研究が必須なのだと思います。

投稿: てっちゃん | 2019年9月 4日 (水) 08時59分

競合が出来ると当然短期的には売上は下がります。店長は焦るのは当然ですが相手の土俵に乗らない事。乗る事によって基本を含め自店を支持してくれたお客様に信頼を失うリスクがありますから。自店のポジショニングを明確にし店長は自信を持って(はったりでも・笑)磨きをかけていかねばなりませんね。価格を売りにするのか商品価値を売りにするのか。「競合は自店を磨く砥石であれ」綺麗事と言われるかも知れませんがこの気持ちが無ければ生き残れない時代だと思うのです。

投稿: dadama | 2019年9月 3日 (火) 22時22分

安売りの例はおっしゃる通りです。
当社も以前ディスカウントに走った結果、利益が大幅に減りなんのためにディスカウントしたのか分からない状態になりました。ディスカウト転換1号店はその影響をいまだに受けていて、セール品や安物しか売れません。信じられないかもしれませんが、小型店よりも定番が売れないんです。定番を売ることをおろそかにしてきた結果だと思います。
基本の徹底は大切ですね。

投稿: sakae | 2019年9月 3日 (火) 20時04分

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