全ては「道」になる
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
朝のTBSラジオを聞いていた時のこと。
ダイワハウスのコマーシャルだったと思う。
「全ては道になる」
なるほど、いい言葉だなと思った。
そしてダイワハウスのCM動画を検索してみたら弓道の動画があった。
https://www.daiwahouse.com/ad/cm/kyoto.html#movie
日本に古くから存在する武道や芸道。
例えば「柔道」「剣道」「相撲」等。
「茶道」「華道」「書道」等。
いずれも日本で生まれ日本人が育ててきたスポーツであり文化。
それらには必ず最後に「道」という文字が付く。
〜道。
それらは求道的な意味を持つ。
勝敗よりも自分に対しての精神修養や他者への敬意や尊敬の念を尊重し、それらを通して自己鍛錬をしていくという意味合い。
そしてそれらを支えるものを「道具」と呼ぶ。
道を極めていくのに必要な必需品。
それを道具と呼び大切にしてきた。
思えば、スポーツにしても仕事にしても道具を用いて行うことが多い。
特にユニフォームは全てのスポーツや仕事に当てはまると思う。
なぜ、我々はユニフォームや制服を着るのだろうか。
それはその服が一番適した服装であるからだ。
例えば、野球。
普段着からは程遠い形容をしている。
しかし野球をやったことがある人ならば分かるだろうが、そのストッキングやアンダーシャツに半袖の上着等、野球のあらゆるシーンで効率よく体を動かすのに適している形態なのである。
同様にそれぞれのスポーツのユニフォームがそうであろう。
そしてそれは、我々の制服にも同様に言えることである。
その仕事をするのに一番適した服装。
それが制服。
生鮮で素材を調理するのに適した白衣。
グロサリーで品出しに適したジャンバー。
レジで精算や接客に適した制服。
全ては、その業務に適した形態なのである。
だから制服も正確に着用しなければならない。
エプロンの後ろの紐のたわみやたごみすら、一つ一つの作業からすれば効率が低下するため、正しく正確にたごみの一つもなく着用するから、何回も何回も同じ作業を繰り返しても、作業効率を低下させることなく作業を継続できるのである。
道を極める。
それは、周囲の道具を正しく着用することから始まるのではないだろうか。
| 固定リンク
「心のあるべき姿」カテゴリの記事
- 挑戦者の発信(2021.01.22)
- 空師(2020.12.12)
- 気がつけばアウトロー?(2020.11.04)
コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
→「私はもうゴールしてしまいました」
いやいや、道は永遠に続いていくもの。
定年後のいばらの道も極めれば同じ道。
そして極めた後にもまだまだ道は続いていくのでしょう。
投稿: てっちゃん | 2019年9月 5日 (木) 08時35分
k.kさん、コメントありがとうございます。
若手チーフほど本部情報頼りになるのは仕方がないとは思いますが、ベテランになればなるほど本部情報にアレンジをして個店最適を目指し、更には自らの経験から生まれた個人最適を配備して売上を最大化してほしいものですね。それが他社を経験した者の行動ではないでしょうか。そこから自社にはない技術が広まっていくのだろうと思うのですが、企業が持つプライドが邪魔をするもの。
施策が外れまくっている今だからこそ、アウトローの意見を発しやすいタイミングかと思いますよ。
投稿: てっちゃん | 2019年9月 5日 (木) 08時32分
私はもうゴールしてしまいました(笑)。我道を行く人生でしたが色々な方々と巡り会えた良き道であったと思います。定年後にまさかのいばらの道ですがそれも出会い、どうせなら極めてみようかなと思えるようになってきました。やるならポジティブに楽しくですよ(笑)。
投稿: dadama | 2019年9月 4日 (水) 21時55分
私は本道を歩いているつもりでも邪道を歩いているように見られますね。 制服やその他は変えませんが既定の前掛けや長靴は自腹で買って履きやすい,付けやすいのにしていた時期もあります。そういう輩も数名はおります。こだわりがあるからでしょう。仕事も本部から流れた資料通りじゃないと仕事が出来ないチーフも鮮魚問わずいるようです。何度も脇道にそれて道草喰ってから本道に戻ると見える風景が違って見えますね。そこからどう生かすか。これが課題でしょう。 会社も施策がハズレまくって迷走状態です。私が出来ることは部門を守ることしかありませんが機会があれば発言して疑問をぶつけていきたい今日この頃です
投稿: k,k | 2019年9月 4日 (水) 17時55分