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2019年9月17日 (火)

お店の顔

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


お店の顔は青果入口の正面。

  よく言われる我々業界の言葉。

これは当然にお客様がスーパーマーケットに入店して初めて見る店内の売場のほとんどは青果売場の特設か平台であるからだ。
そこが店舗として一番初めにお客様を向かい入れる場所であり、人間に例えるとそこがお店の「顔」ということになる。

  我々業界ではこの顔の売場で企業毎の工夫を凝らすのである。

この時期ならではの催事場であり旬であり相場の凝縮された野菜類であったり。

  もう時期秋彼岸であれば仏花やお供えセット等であろうか。

そこでお客様に「今」を感じていただき、季節の変化や店内の変化を感じていただきながら店内の買い物を楽しんで頂く。

  そこで感じた感覚は店内の買い物を左右するものである。

もう一方の入り口では、今であればハロウィンであり、彼岸の手土産であり、秋冬の菓子類であろうか。
それだけ売場作りにおいての「顔」にはこだわりを持って展開している。

  が、しかしである。

その入口の「顔」という意識を現場の担当者がなかなか持てないのも現実ではないだろうか。
何故ならば担当者の作業動線はバックヤード〜売場〜バックヤードの往復に過ぎないから。

  青果の作業場から出て土物の品出しをして再びバックヤードへ。

このような動線に終始するあまり、店舗の「顔」である青果側入口のチェックがなかなか出来ないのが現実である。
よって、青果側のバックヤードに近い売場ほど品切れもなく前出しもされて整理整頓されているのだが、お店の顔である入口付近ほど手の入っていないグダグダの状態であることが多い。

  要は入口正面は朝一度品出ししただけでその後は放置。

よって、お客様にとっては入口正面が一番のお買い得コーナーであるにも関わらず、我々働く従業員にとっては一番遠い売場になって見れなくなっているのである。

そしてそれは他部門にも同様に言えることである。

  自部門の「顔」はどこなのか?。

まずは、その認識があるかどうかだ。

  どの部門にも企画の平台がある。

概ねはそこがその部門の顔であろうし、平台が無ければ客動線の一番初めに来る部門の売場が顔になろうし、大きな催事場があればそこが顔になろうか。

  何れにしても作業場から一番離れている可能性が高い。

よって、自分の売場の顔に関してはかなり意識してその売場のチェックを定期的に行う必要がある。

  ここに売場の担当者の「意識」が現れるものである。

優秀な担当者ほど、意識して自分の部門の顔を一番初めに整えようとするし、新入社員ほど目の前の品出し品の往復に終始してしまうものである。
そしてそのフォローに入るのが店長の役割でもあろうか。

  唯一店内をフリーに歩けるのは店長と副店長のみ。

よって、店舗の顔、部門の顔、そして最終の精算地であるレジ部門の状況を一瞬にして把握できるのは店内でも店長のみであるからだ。
お店の顔が安定してエキサイティングになれば着実にリピーターが増加するものである。






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部下育成」カテゴリの記事

コメント

やくたさんへ。
結構、同様の課題に悩む店長や上司が多いような気がしたので、記事にまとめてみました。明日の記事となります。よろしくお願いいたします。

投稿: てっちゃん | 2019年9月18日 (水) 14時56分

分かりました!
ありがとうございます!

投稿: やくた | 2019年9月18日 (水) 14時49分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
入口がお店の顔だとすれば、人としてのお店の顔と言ったらやはり「店長」でしょうか。良い時も悪い時も男性が前面に立ってしっかり対処しなければならないもの。
そこを再認識していきたいものですね。

投稿: てっちゃん | 2019年9月18日 (水) 00時51分

やくたさん、コメントありがとうございます。
新入社員への対応。
明後日のこのブログでそのことへの回答を致したいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: てっちゃん | 2019年9月18日 (水) 00時42分

第01肉屋さん、コメントありがとうございます。
素晴らしいバイヤーと主任の下で経験させられているのですね。
そして教えない教育。
これこそが究極の部下育成ではないでしょうか。そしてそのPDCAの繰り返しが自分を磨いてくれるものです。

投稿: てっちゃん | 2019年9月18日 (水) 00時39分

引退した私は簡潔に(笑)。職位は違えど上司と部下の関係は存在するのであり、店舗においては店長が最高責任者ですから一番輝く存在でなければならないと思うのです。一企業で人生を全うしたいと思う職場環境。もちろん企業人ですからトップに反旗を翻してはいけません。トップも黙認する程ポジティブに戦う店長の姿を見ればメンバーもスーパーで働く事にプライドを持って頑張ってくれると思いますしわ私もそれなりに実践してきたつもりです。悲しいかな退いた時点で過去の栄光になってしまう事も多々ありますが(笑)。

投稿: dadama | 2019年9月17日 (火) 21時31分

いつも勉強の為にブログを読ませて頂いています。

今日の内容の中で、新入社員のワードが出てきており、丁度私の元にも新入社員が付いている事から、どうしても質問したくなってしまいました(汗)

有り難い事にここ数年、毎年の様に新入社員が自分の元に配属されるのですが、毎年毎年個性が強く、難しいと感じる事も多くなりました(汗)

例えば、一度注意したら萎縮してしまう、そもそも仕事に興味がない、なぜ注意されたのか意味を理解できない、などなど他にも沢山あります(笑)

私のイメージとしてスーパー業界は、華やかな大手企業と比べて、人気かといえばそうではなく(汗)
どちらかと言えば、やりたかった仕事や企業に蹴られてしまい、しかたなく就職した人が多い(例外もいます)と思っています。
私は幸い、やりがいを見つけることができましたが、新入社員達はなかなか見つける事が出来ず、面白くない日々を過ごし、やがて辞めてしまうという子達も少なからず居ます。
あるいは本社での新入社員研修と店舗配属時のギャップも大きな要因かと思います。

てっちゃんさんは、高校生、大学生達にとってスーパー業界はどう見えていると思いますか?
また、入って来てくれた新入社員達に、どの様な指導をしていますか?

教えて頂けるとありがたいです。
よろしくお願いします。

投稿: やくた | 2019年9月17日 (火) 12時10分

私んとこの顔は、平ケース
季節に合わせた商品うんぬんを展開ではなく、
主任が考えた商品を上手く並べる。
バイヤーが考えた商品を上手く並べる。
売場を作るのは自分の役割。
切るのは主任とバイヤーの役割。
考えるのは自分。

時間帯によって強制的に売場変更も自分が許可もらって実行する。

人が少ない時間帯を狙うこともあるが、17時前に実行することもある。

顔は常に変化させて、明日の朝にどのくらい商品が減っているかを考えなら、売り場を作り変えています。

そのため、朝は毎回写メで売場を取って売れ方を見て昨日の夕方はどんな感じで売れたのか、売れ数データ、売れた時間帯データを照らし合わせて想像しています。

「我々は答えを知っているのであとはそれに帳尻を合わせるだけ」
とバイヤーが言われたからその答えを経験で掴むために今色々やってます。

投稿: 第01肉屋 | 2019年9月17日 (火) 10時52分

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