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2019年8月27日 (火)

私との契約

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


パートさんとの契約。

  当社では主に店長が契約書を作成する。

事前に面接をし、契約当日にパソコンで作成した契約書を交わすのである。

  事前面接の際に契約時間や休日等の打ち合わせを済ませての契約書の作成。

そしてそれを部門チーフとコミュニケをして、採用者の契約内容を部門チーフが把握するという流れ。

  よって必ずしも部門チーフが欲しがる人材とは異なる場合もあろう。

しかし今時部門チーフが願う人材と入社の扉を開いた人材とでは完全に一致するような時代ではない。

  「店長、その時間帯や休日の曜日では要りません!。」

そんな贅沢を言う部門チーフも最近は居ない。
居ないと言うか、そんな贅沢を言っていられるほど潤った人員体制のお店など皆無である。

  「採用してくれるだけで幸せ」

そんな時代である。

  まして鮮魚、精肉、惣菜、レジ。

そうレジ部門も最近は採用難の時代である。

  かっては、レジと惣菜は人材が豊富だった。

主婦にとって特別な技術を要さない部門だったのであろう。

  しかし接客クレーマーのお陰でレジ部門も採用難となった?。

そんなこんなだから、採用人材=部門チーフの要望、となり得ない採用もままあるだろう。

先日、土日休日の契約パートが日曜日に出社していた。

  「あれっ!、今日の日曜日は大丈夫なのか?。」

そのパートさんに聞いた。

  そうしたら、彼女から思わぬ言葉が返ってきた。

「チーフは店長との契約はそうだが私とはそんな契約をしてないから💢、と言われました(笑)。

  「なに!、チーフがそんなことを言ったのか⁉️。」

「はい、でも頑張っているチーフですから今回はそれに従いました(笑)。」

  一安心した(笑)。

どうしてもこの業界は日曜日が忙しい。
しかし、パート契約でもお子さんが小さい家庭ではどうしても日曜日に子供の面倒を見てくれるおばあちゃんがいなければ、日曜日は子供の面倒を見ざるを得ない。

  そしてそれは部門チーフとしては頭痛のタネでもある。

ましてお盆期間の人材確保は死活問題でもある。

  その狭間から生まれた必死な言葉でもあったのだろう。

しかし、この言葉は部門チーフと配属のパートさんとの信頼関係の為せる技でもある。
部門チーフに対するパートさんの信頼の証が、部門チーフをしてこの言葉を言えるのであろうし、それを受けたパートさんも、普段から頑張っている姿を目にするチーフのためにこのときぐらいはなんとかしようと言う行動に出れたのである。

  これが信頼関係がなければ成り立たない会話でもあったろう。

「頑張っている方ですから、今回は従いました。」

  羨ましい関係である。







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マネジメント」カテゴリの記事

コメント

神出鬼没さん、コメントありがとうございます。
本当に嬉しい言葉の数々ですね。
365日の仕事の中には必ずこのような場面が訪れるもの。
そしてそんな関係の裏には日々の感謝感動があるのだと思います。

投稿: てっちゃん | 2019年8月29日 (木) 21時55分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
そういえば当社も12月16日から新たなパートさん達の更新契約の時期になっていきますね。確かに一年で一番ナーバスな時期でしょうか。幸いにも皆さんこちらの提示に満足していただいたような気はしますが。

投稿: てっちゃん | 2019年8月29日 (木) 21時42分

私も今回のお盆はパートナーさんに助けられたクチです。

タイムカード押してませんから!

旦那の晩御飯は手抜きにするから
売場落ち着くまで残業してあげる…

嬉しいやら申し訳ないやら
複雑な心境のだらしないダメダメ
チーフの独り言でございました。
何とか仕組みを作れないか日々
悪戦苦闘しております

投稿: 神出鬼没 | 2019年8月28日 (水) 22時30分

今はハンコを押す立場となってしまいましたが(笑)。契約更新と共に評価もせねばなりませんよね。評価をするにあたっては日頃のコミュニケーションやOJTは欠かせません。特にパートさんはプライドを持って働いている方が多いです。プライドを尊重しながら店舗の目指すべき方針に則り評価をしていくのか。一年で尤も精神的に辛い時期だったのを思い出します(笑)。

投稿: dadama | 2019年8月28日 (水) 21時36分

sakaeさん、コメントありがとうございます。
そちらの地域は尚更「情のマネジメント」にウェイトが高い地域でしょうか。
「知」と「情」のバランスは大切ですね。そして男が加わるチームと女だけのチームでは尚更複雑になっていくのだと思います。そんな中でのこの記事には何かしら潔さを感じますね。

投稿: てっちゃん | 2019年8月28日 (水) 00時05分

いい関係ですね。
信頼関係というのは一朝一夕には築けるものではないので、その部門チーフの日々の仕事ぶりが周りのパートさん達から評価されているのだと思います。
てっちゃんさんのおっしゃる通り、若い人はその辺の機微を分かっていなく、部門を上手くまとめられないチーフが多いです。チーフの指示だから従うのは当然ですが、そこに信頼や尊敬の気持ちがあるからこそパートさん達が動いてくれるということを分かってほしいですね。

投稿: sakae | 2019年8月27日 (火) 20時38分

k.kさん、コメントありがとうございます。
乾いた契約容姿とは別に、現場でのねっよりとした人間関係。この関係で現場は結ばれているのですから、決め事や契約という規定をどう運用するから現場力と言えるでしょうか。
その運用力が現場のリーダーの最大の魅力であり能力であり、そこを見誤ってしまうのが若手リーダーの陥りやすい失敗でしょうか。

投稿: てっちゃん | 2019年8月27日 (火) 06時23分

当社も60歳以上の大先輩方に頼らないと運営が嚴しい状態になってきました。特に鮮魚です。正確な商品技術あるお姉さま方にはまだまだ頑張っともらわねば成り立ちません。それもあと数年。いざ退職の時には私は転勤している事を願っちゃいます、うちのパートさんは全員シルバーさんです。人件費の兼ね合いで募集はしてません。もし入ってもらってもこの業界に合うかどうか。 チーフが頑張ってるから日曜出るよ! いい関係ですねー 私も可能な限り希望は入れてます。そのお陰か、子供が産まれた時、親が倒れた時等あまり愚痴、嫌味は言われずこういう時だから有給使って長めに休んじゃいな。どうにかするから!っと言われた事あります。涙でました。

投稿: k,k | 2019年8月27日 (火) 05時09分

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