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2019年8月 3日 (土)

ポジティブ思考

皆さん、こんにちは。
  食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。



先日のカンブリア宮殿。

  アサヒ飲料社長の岸上克彦さんを取り上げていた。

岸上さんは、1976年にカルピスに入社。
しかし、カルピスは2007年に味の素の子会社となった。
更に、2012年にはアサヒグループに買収された。

  一転二転する自社企業に翻弄される。

誰しもそう思うだろう。

  しかし岸上さんはそれらをポジティブに捉えた。

味の素の傘下に入った時は、

  「圧倒的にグローバルに発展するかもしれない」

アサヒグループに入った時は、

  「規模の拡大からやりたかったことが実現できるチャンス」

上記の通り、環境の変化を自分なりに受け止め、自社であるカルピスという組織を上記大企業と組むことによって、その大企業が持つ特性をポジティブに自分にそして企業に取り込もうという発想を持ち続けたという。

  そして2015年にはアサヒ飲料の社長にまで登りつめるのである。

なんと、買収された側の企業の人間が日本を代表する飲料メーカーのトップに立つ異例の人事である。

  通常であれば買収された側の人間はその後は肩身の狭い思いをするものだ。

しかしそれだけ岸上さんは、カルピス、味の素、アサヒ飲料との企業の文化を自分なりに取り込み、環境の変化に振り回されることなくその環境の変化をポジティブに活用して組織人として進化していったといえよう。

アサヒ飲料が持つ商品としては、カルピス以外にも発売から135年の「三ツ矢サイダー」も絶好調、発売115年の「ウィスキンソン」も過去最高売上と、カルピス以外の飲料も次々と復活して現在も日本人に愛飲されている。

そして司会の村上龍は岸上さんに問うた。

  「子会社化になることで個人的にネガティブな感情にはならなかったのか?」

岸上さんは答えた。

  「ただ単にネガティブな感情に溺れてしまいたくはなかった」。

ネガティブな感情に溺れて行くのか、それとも新たなフィールドでどうやって自社の商品の価値を見出すのかということに対して、前向きに考えたいと思ったという。

  そんな強い意志が時代の流れに翻弄されることなく変化対応できたのであろう。

そんなカルピスも自動販売機の普及によって売り上げが低迷した時期があった。

  そこで新たなカルピスが次々に登場することになる。

カルピスを水で薄めた「カルピスウォーター」。
更に2016年には「濃いめのカルピス」。
2018年には更に価値を高めえた「カラダカルピス」。

  カルピスの強みを更に多用途化していった。

おそらくそれらの施策も、彼自身の環境の変化、企業合併によって自社が子会社化されたことによるポジティブな思考が逆境を跳ね返すプランを次々と生み出すことになっていったのであろう。

  逆境を経験した人間は強い。

壁を乗り越えるという経験は自らのポジティブ思考次第である。

  誰にでも逆境は訪れる。

それは天が与えた試練の場。

  その場をピンチと取るかチャンスと取るか。

それだけのことなのである。







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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
自らの意志で新たなDNAを受け入れようとする姿勢と研修先で此れ幸いとこちらの暮らしを満喫して帰られたお弟子さんに自らの姿を投影されているのではないでしょうか(笑)。
そして別の若者も今の仕事や生き方に疑問を持ち、新たなステージへの挑戦を試みられている。そんな若者達には全力で応援してあげたいものですね。

投稿: てっちゃん | 2019年8月 4日 (日) 00時20分

てつろうさん、コメントありがとうございます。
運とは自ら産むものでもなく待つものでもないと私は考えています。
小さくても誠実で正しいことをコツコツと継続していくその先に「運」が微笑んでくれるものだと信じています。
まぁ〜それも人それぞれの考え方なのだろうとは思いあますが(笑)。

投稿: てっちゃん | 2019年8月 4日 (日) 00時10分

当社にも言える事でしょうか(笑)。残念ながら私は賞味期限切れとなってしまいましたが幸い少数ながら弟子も育ってきています。これからは弟子の成長を陰ながら見守っていきたいですね。直属の弟子ではありませんが、あちらの会でも一人新たなるチャレンジを目指す若者の出現。いよいよあちらの会も呑み助集団ではいけなくなってきましたね(笑)。

投稿: dadama | 2019年8月 3日 (土) 18時00分

前向きに物事を捉えて生きている人には何か巡るものがあるようですね。運を自ら生むのか、運を待つのか、私には到底どちらもないことです。

投稿: てつろう | 2019年8月 3日 (土) 17時54分

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