« 酸味に目覚める? | トップページ | あるべき売場 »

2019年8月14日 (水)

環境の変化

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


それは決断であろう。

  現企業を退職するという選択。

男性にとっての転職、女性にとっての転職。

  それぞれに特性は違うであろう。

特に男性が転職するということは、一生涯の仕事として現企業に就職したのにも関わらず何かしらの理由で現企業を退職するということであるから、その決定には大きな決断を要したのであろう。

  そういう私も転職組の一人ではあるが(笑)。

身近な存在にも、現職を退職して別企業へ転職しようとする方達がFacebookにて表明される方達が増えてきた。

  隣の芝生は青く見える。

現実的に、隣の芝生(企業)が良く見えてしまうということはごく当たり前の話である。
しかし、現実に転職してその青い芝生の企業の敷地内に入り込んで見ると、雑草は生えているわ、芝生は伸び放題だわ、芝生と思っていたのが単なるコケだったとか、横から見る芝生と実際に芝生に立った時とでは雲泥の差となって感じるものでもある。

  しかしもはや後には戻れない。

向こう岸の灯りを頼りに飛び込んだ大海原であるが、実際に飛び込んで見るとなかなか目指した灯りにたどり着かない。

  そして大海原をもがき苦しむことになる。

それが転職した直後の事である。

  それが半年ぐらい続くのである。

そして灯りが見えてくるのは半年後あたりであろうか。

  今まで通じなかった「言葉」がようやく通じるようになる。

同じ日本人ではあるが、自社と他社の間には大きな壁がある。

  それが「言葉」の違いである。

日本語という意味ではなく、その言葉に込められた深い意味が自社と他社には大きな隔たりがある場合が多い。

  「プロパーに戻して下段で売れ。」

そう指示を出しても、プロパーという意味が通じない、下段で売れと言われても定番を変えるという文化のない企業ではそれが出来ない。

  結果、その指示は実現されないまま数日が経過していく。

自分が今まで育ってきた環境がこの業界の全てであると思い込んでいたのが、大海原に飛び込んでみて初めて自分が狭い世界でしか生きてこなかったことに気づくのである。

  しかし逆に言うとそこから強くなれるのでもある。

隣の芝生が青く見えると言う錯覚に気づき、大海原を泳ぎ切らない限りは向こう岸に辿り着かないと開き直った瞬間から人間は強くなれるものでもある。

  逆に強くならなければ溺れ死ぬと言う状況。

そして人間はそこを経験することが非常に大切なことなのだと今になってから思うのである。

  従来はなんとなくわかる言葉でなぁなぁで仕事をしてきた。

しかし逆に言うと、そのなぁなぁが嫌で飛び出してきたのでもある。
そして、そのなぁなぁによって自分も安易な仕事をしてきたことに気づかされるのである。

  売場はどこも大差の無い品揃え。

しかし実際に転職してみると、そこに行き着くまでの作業は全く異なる工程を踏むものであり、売場や商売の考え方も企業毎に大きく異なることを知るのである。

  これは転職してみないと絶対にわからないこと。

それを押してでも転職すると言う自分への行き方への追求。

  是非新しい道を清々しく歩んで欲しいものである。







|

« 酸味に目覚める? | トップページ | あるべき売場 »

生き方」カテゴリの記事

コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
会社が転職。
その波に乗れる人、振り回させる人それぞれでしょうか。
そして同時に現場から離れることは逆に不幸なのか幸せなのか(笑)。
そこも考え方次第と言えるでしょうか。
従来からの豊富な人生経験からの支援という役割が本来の使命となってきたということでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2019年8月15日 (木) 06時08分

てつろうさん、コメントありがとうございます。
共に、応援していきたいですね。

投稿: てっちゃん | 2019年8月15日 (木) 05時57分

会社が転職をしてしまい(笑)。
結果が全てなら今のところは業績が良いのですから是とすべきなのでしょう。自分は今まで何をしてきたのやら・・・そう考えると最前線の営業から身を引き後方支援に徹するのも是なのかも知れません。
アウトローを貫いてこれたのも社員の立場があったからこそ。
定年を迎え自分に言い聞かせる毎日です。

投稿: dadama | 2019年8月14日 (水) 21時05分

転職のプロから申しますと(笑)転職するということは相当前から考えていたに違いないのです。と言うことは周りに信頼や着いていきたい人がいなかったということにもなります。なので私も店長のおっしゃった通り応援する立場になります。いろいろ勉強してもらいたい、そして気付いてほしい。それだけです。

投稿: てつろう | 2019年8月14日 (水) 19時52分

k.kさん、コメントありがとうございます。
転職してから外の世界を知るのか、外の世界を知ってから転職するのか。
何れにしても、転職とは大きな決断。
今回の仲間たちの転職は、あえて言えば外の世界を知ってしまったが故に、その刺激を受けて自分の人生を振り返った時に、悔いの残らない人生を歩むことを決断したのだと言えるでしょうか。

是非とも応援していきたいものですね。

投稿: てっちゃん | 2019年8月14日 (水) 06時10分

解ります、凄くよく解ります。転職が良いか悪いかは本人の意思ですが、倒産、合併、吸収などにより意図せぬ転職状態もありますから。自ら動く場合しか私は解りませんが、侮辱屈辱から始まりました(笑)魚屋は動く輩が多いので威嚇含めたジャブから入り包丁持ってみてどうか判断。最初からビックマウスで包丁持ったらへなちょこさんもいますからね。忍耐強く半年間耐えれば慣れますよね。 先ずはおばちゃん達を味方にすればやりやすい。スーパー業界ならではでしょうか

投稿: k,k | 2019年8月14日 (水) 04時55分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 酸味に目覚める? | トップページ | あるべき売場 »