« その場全力 | トップページ | インターンシップの意味 »

2019年7月10日 (水)

最強のOJT

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


1年は52週の繰り返し。

  商売も52週サイクルで回す場合が多い。

52週という週間計で昨年と比較したり予算と比較したりして昨年比から今年の業績を分析したり次週や次月の計画を練り直したり。
そして、イベントや歳時記も52週のサイクルで捉えて計画を練る方がわかりやすいと思われる。

  そして52週は翌年も同じサイクルで巡ってくる。

要は、52週を繰り返し繰り返し回していくと、一年があっという間に過ぎていくことになる。

  これは商売にとってどうなのだろう?。

日本には四季があり、気候の変化があり、歳時記があり、旬がある。
そしてこの業界は売り上げを昨年と比較して評価したがる習慣がある(笑)。

  昨年の同月同週同日と比較してどうだったのか?。

その比較においては、必然的に昨年の同じ週に同じ単品を販売している実績と比較して、今年の同じ単品が伸びたのか減ったのかという比較まで遡って評価した方がしやすいし単品まで掘り下げて評価できるメリットもあろう。

そして現場においてはそれを実際の売場で昨年と同様のお客様を相手にPDCAを回せるという条件が整っているのである。

  よって、同じお店で一年52週を実践することは最強のOJTであろう。

ここに、同じお店という条件をつけさせてもらう。

  いや同じお店でないと最強のOJTとは言えないのである。

それは52週の根底にある条件が異なるからである。

  更に言うと52週を土台にして更に52週で完璧となる。

それは、52週を同じお店でしっかりと取り組み、それを土台として更に同じお店でもう一年52週のPDCAを回すのである。

  これで完璧な最強のOJTと言える。

しっかりと同じ店舗で52週を実践したら、翌年はその繰り返しとなる。

  繰り返しとなれば、自ずと昨年比が出る。

この自分が創造した実績に対して、今年の52週で如何にPDCAを回してその実績を乗り越えていくか。

  よく、52週の時代は終わったとも言われる。

今時52週をコツコツと歳時記や旬に従って消費するお客様などいないとも言われる。
しかし、一年52週と言うサイクルと日本の四季、気候、歳時記、旬は依然として普遍である。

  この52週を自ら学ぶということはこの業界の土台だと考える。

それをしっかり自分の体で体験した後に、その是非と問うのであれば話は聞けるが、その体験もしないで世の中の変化だけを捉えて52週を語るのはお門違いであろう。

  そもそも我々は本当に52週を同じお店で本気で実践したのか?。

ほとんどの方は店長だろうがチーフだろうが担当者だろうが、同じテンポで52週をしっかりPDCAを回し、反省を残し52週の記録を残したという経験を持っている人は何人いるのだろうか。

  ほんの一握りの方だけではないだろうか。

52週をしっかり取り組もうと思っても、途中で人事異動により店舗が変わった途端にそんな余裕がなくなってしまったり、52週のPDCAに取り組んでみたもののあまりの負担に途中挫折してしまったり、昨今の人材不足によりとてもとてもそんな余裕がなくなってしまったり。

  色々な理由から52週を完全にこなしきれずに断念してしまう。

どのサイクルでもいいから、52週を連続で一度は経験しておきたいものである。

  それも店長という職位での経験が最強であろう。

それは、ある部門やある単品に特化せずに店舗全般に及んで商品の動向を把握できるからである。

  そして、人事異動にも上記の思考を取り入れて部下育成に当ててほしいものである。

それが、販売面での商売の為の最強のOJTになるのであるから。








|

« その場全力 | トップページ | インターンシップの意味 »

部下育成」カテゴリの記事

コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
まさに52週のその週で決着をつけるという発想。
その緊張感が自らの販売力を高めていくのだろうと思います。
そしてそれも毎週の訓練であり、一年経過後の52週の反省とその記憶が自分のその週に対する取り組みの精度を高めていくのでしょうね。

投稿: てっちゃん | 2019年7月11日 (木) 17時31分

k.kさん、コメントありがとうございます。
昨年の自分の数値に対して今年は自分がチャレンジする場合には異常値に挑戦できるでしょう。
しかし、昨年自分が出した異常値に対してはさらに今年の異常値への挑戦は相当勇気がいるか、昨年の異常値でもまだ伸び代を自分なりに残しておいた場合でしょうか。ただ、他者のチーフ以上にまたは他の店長以上に自分の販売数量が異常値であるというプライドだけは捨てたくないですね(笑)。

投稿: てっちゃん | 2019年7月11日 (木) 17時27分

k,kさんに繋いでのコメントで楽させて頂きます(笑)。今年の半夏生は平日だから厳しい・・・その分析が出来る事が大切だと思うのです。だからその週は半夏生のマイナス分をこれで勝負する。52週MDはその週で起きた出来事を反省し、次年度はどこに力点を置かねば売上が出来ないのか。更には天候や気温の差異を修正しお客様により支持される売場の精度を上げていく。人員不足な時代こそ売上に関わる優先順位を決めていく必要がありそんな視点でも基本の52週MDを極める事は大切ですね。 

投稿: dadama | 2019年7月10日 (水) 22時26分

なんとも悩ましい記事です。例えば半夏生。曜日の違いで昨年並に取ってもアップアップでした。もし土曜日、日曜だったら110%は余裕で売り切れましたが客数が違う。都市部、農村部の違いあれど週末にまとめ買いに来る地区の店は苦労しますね。盆や年末は余り影響ないのでしょう、そういう時にデータと反省書は役にたちますね。あるトレーナーが言ってました。前年のデータに翻弄されて新たな異常値販売をやろうとする猛者がいない。単品で昨対比だけチェックして新たなチャンス探さない。嘆いてました。

投稿: k,k | 2019年7月10日 (水) 20時29分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« その場全力 | トップページ | インターンシップの意味 »