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2019年6月16日 (日)

氷の世界

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日(笑)。

先日、カバーズという歌番組で井上陽水の特集を放映していた。

  井上陽水。

彼の最初のアルバムは衝撃的である。

  アルバムのタイトルの「氷の世界」。

この曲で、彼の名は一気に日本中の若者に衝撃を与えることになる。

  氷の世界。

若者が大人になるに従い感じる世の中の矛盾であり挫折でありを赤裸々な感情表現で表した詩。
これはおそらく、彼が開業医をする父の後を継ぐために医学部を受験するも失敗し、浪人生活を余儀なくされた苦い経験を歌の込めたのかもしれない。

  そしてこの歌は日本初のミリオンセラーでもあるらしい。

そして私も何度か井上陽水「氷の世界」に関しては、このブログでも書いている。

  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2015/06/post-3aa9.html

その氷の世界を筆頭に、このアルバムには至極の名曲が散りばめられている。

  そんな思い出の氷の世界。

先日のカバーズでは、この「氷の世界」に再び脚光を浴びさせて歌ったのである。

  それもラテン系のリズムに乗せて。

氷の世界の世界観に登場する重い詩。

  その詩がラテン系のリズムに乗せて歌う。

これは聴いてみたいと思った(笑)。

  “どんな世界観を醸し出すのだろうか?”

そして、あの詩がどのように現在の私の心に響いてくるのだろうか。
そんな興味を持って聴いてみた(笑)。

  “なんとも言えないエキゾチックな響きであった”

そのエキゾチックさが逆に我々世代には、かっての脳天をカチ割られるほどの心地よい衝撃となって響いてきたのである。
かっては衝撃的だった、心の内面を曝け出した心の叫びが、重くもなく軽やかにそして重厚に伝わってくるのである。

  “かっての重さの代りに重厚にして軽やかなリズム感”

重くは無いが、重厚なリズム感?。

  ちょっとわかりにくいかもしれないが(笑)。

かっての「氷の世界」はその詩の重さが全てであった。
よって、どちらかというと単調なリズム感に単調な抑揚で素朴に歌い上げていた。

  しかし今回はそこに奥の深さを感じさせるリズム感がある。

そのリズム感が奥の深い感情を表現しているのである。

  奥の深い感情表現。

それこそが人生を積み重ね、酸いも甘いも味わい(辛酸を嘗める)ながら現在に至る心境を表しているように思えたのだ。

決して人生は当時想っていたほどの暗さも無く、ここまで生きてきてみれば絶望を乗り越えることも出来たし、多少なりとも孤独感からも解放され、人間同士のつながりを持ちながらまだまだ元気に生きていけるという期待のようなものであろうか。

  そんな期待感を抱かせてくれるリズムに変化していたのである。










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コメント

k.kさん、コメントありがとうございます。
病んでいたというよりも、10代の誰もが抱く不安と挫折。そして井上陽水自身も同様の挫折を味わいながら出てきた心の叫びだったから、皆からの共感を得たのだろうと思います。
アルバム「氷の世界」に収まる曲全てが至極も名曲だと思います。

投稿: てっちゃん | 2019年6月17日 (月) 06時35分

ナリアキさん、ご無沙汰しております。
親の時代からのファンでしたか。
10代の心にぐさっと響いた詩なのでしょうね。哀愁というよりも狂気に似た心の叫びを共有できたから、そこが癒しの拠り所となったのでしょう。

投稿: てっちゃん | 2019年6月17日 (月) 06時32分

是非聴いてみたいです。陽水はじめ70年代のポップスは心に染み入ります。当時は小学生でしたが刺さる曲が多かったですね。それだけ私自身も病んでいたのかもしれません。幼稚園の時にピンクレディではなく天地真理を好きになり、はたまた当時のヒッピーなるもの、IVY、トラッドなるもの等に憧れていました(笑) 人生重ねてから当時の曲を聴くと新たな感動がありますね。 奥からひっぱりだして車で聴こうと思います。

投稿: k,k | 2019年6月16日 (日) 21時16分

井上陽水は何故か高校生の頃にココロに刺さり、ウオークマンで聴いていました。随分シブいモノをって感じです。心もようやジェラシーとかミスコンテスト。人生二度あればとか。
親が持っていたアルバムカセットテープを擦り切れるぐらい聴いていました。
なんだったんでしょう。
今も好きです。

投稿: ナリアキ | 2019年6月16日 (日) 09時13分

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