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2019年6月15日 (土)

決めていく過程

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


一つのことが決まると、

  他のことがバタバタと決まっていく。

よく聞く話である。

  決断すべきこと選択すべきこと決定すべきこと。

例えば、ストアコンセプトに例に取ろう。

  店舗のコンセプトが決まっていく。
  それを受けて部門のコンセプトが決まっていく。

基本的には、上記の流れのように店舗コンセプトが決まらなければ部門コンセプトは決まらない。
しかし、この事例はそのコンセプトを作る役割が店長と部門チーフのように別々である為、上司から部下へとその決定の流れが明確となる。

  よってこのような事例の場合はスピーディに流れていく。

しかし問題は、自分で全てを決定していく場合。

  これがなかなか決まっていかない。

役割が全て自分の中にあるから。

  このような場合に決め方が関わってくるのである。

まず、決めるべき柱。

  その柱を決めてこそ後に続くのである。

しかし、作成する資料の全体像が大きい場合は、まず率先して決めていく部分がなかなか見えてこないものである。

例えば、競合店が出店したとする。

  業績が低下した。

よって、その要因を競合店の出店に起因したと位置付けて、その出店した競合店を徹底的にマークするという業績対策へと流れていく。
しかし、もっと近くに競合店が存在し、その競合店の集客力も侮れない部分がある。

  さて、業績対策をどう進めていくか。

このような環境の場合の第一歩は非常に重要な決定となる。

  着目を誤るとコストパフォーマンスの低い対策になってしまうから。

コストパフォーマンスの高い競合対策とは?。
  
  それはより少ない負担でより高い効果を得ることができる競合対策のこと。

その第一歩は、第一競合を適切に選定することであろう。

  上記の場合の第一競合は一番近い競合店。

そこを見誤ると、コストパフォーマンスの低い対策を取らざるを得ないことになってしまう。
どんなに小さな店舗であろうとも、自店に一番近い競合店からお客様を奪いことが最大の競合対策として選定するという決定をすることにより、よりコストパフォーマンスの高い具体策がどんどん決まっていくことになる。

  これを第一競合を新規出店の企業と仮定したら。

逆にいろいろな対策を盛り込まねばならない、コストパフォーマンスの低い競合対策となり、競合対策の項目が膨大となり、結果として効果の少ないことを多々実行しなければならなくなるのである。

  決め方の手順。

まず全体像から、どの柱から決めていくのか?。

  ここが決まらなければ効率の良い効果は得られないであろう。









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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
はい、予言者と呼んでください。


嘘です(笑)。
この記事は、昨日の24時10分にアップしたものです。よって水曜日の経験を踏まえての記事ですので、当初予定していたテーマから多少脱線した部分はありますが、よりレアな内容となっている筈です。

投稿: てっちゃん | 2019年6月15日 (土) 23時54分

いつ書かれた記事なのか水曜日にお邪魔したお店にズバリ当てはまりませんか?(笑)。もし、水曜日以前に書かれたなら予言者ですね(笑)。

投稿: dadama | 2019年6月15日 (土) 22時58分

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